【北アルプス登山】コバイケイソウの当たり年
海の日の連休に絡めて、北アルプスへ登山に行ってきました。北アルプスと言っても広いのですが、今回はアルペンルートの室堂平から入山し、五色ヶ原と薬師岳を経由して、折立で下山しています。詳しくは次のレコをご参照ください。
さて、コバイケイソウという高山植物があります。割と普通にある高山植物なのですが、数年に一度しか花を咲かせないと言われ、開花状況は年ごとに異なり、全く花が咲かない年もあるようです。しかし、どうやら2026年はコバイケイソウの当たり年、白い房のように花を咲かせたコバイケイソウの豪華な大群落がそこら中にありました。



幸運と日頃の行いは、しばしば結び付けられて考えられますが、満開のコバイケイソウを見られる幸運は、この時期に北アルプスへ行ったすべてのハイカーに等しく訪れます。つまり、日頃の行いが良い方が大勢いらっしゃるということですね。お馬鹿な私は、なんだかほっこりした気分になります。

五色ヶ原は標高2500mほどの広大な台地です。室堂の側に弥陀ヶ原という同じようにとても広い台地があり、太古の時代は一続きだったようですが、立山カルデラの噴火で分断されたようです。こちらはチングルマの白い花が敷き詰められたように咲いておりました。

薬師岳は標高2926mの巨大な峰で、氷河が山体にいくつもの圏谷(カール)を穿っています。金作谷カールには、まだまだ大量の雪が残っていました。高校の頃、雪渓の雪を少し掘って奇麗な部分を取り出し、カルピスの原液をかけてかき氷にして食べた覚えがあります。夏の楽しみでした。

薬師岳は立山連峰の南の端にあたります。薬師岳から南には、ゆるやかに東に方向を変えながらおだやかな稜線が続き、三俣蓮華岳を経由して、東鎌尾根を経て槍ヶ岳に至ります。この区間は、ダイヤモンドにも例えられるとても美しく爽快な縦走路ですので、夏の行先を考えている方は、ぜひ!


