株価と金利の関係式とは?わかりやすく解説してみた
株価って、どうやって決まるんだろう?
そんな疑問に対するヒントが「金利との関係」にあります。
よく「金利が上がると株価が下がる」と言われますが、これはただの感覚ではなく、数式でちゃんと説明できるんです。
株価の基本:将来の価値を「現在」に引き直す
理論的には、株価は将来の配当や利益の現在価値の合計として決まります。
そしてこの「現在価値」に影響を与えるのが「割引率(r)」。
株価の関係式:ゴードン・グロース・モデル

P:株価
D1:来年の予想配当金
r:割引率(投資が求めるリターン)
g:配当の成長率
ここでのポイントは、「r ≒ 金利」と考えてよいこと。
つまり、金利が上がると割引率も上がり、株価は下がるというわけです。
金利が上がると株価が下がる理由(シンプル版)
✅ 理由① 割引率が上がる
将来のお金の価値を「現在に引き直す」ための割引率。
金利が上がると、この割引率も上がる → 株価は下がる。
✅ 理由② 債券の魅力が上がる
金利上昇=国債など安全資産の利回りも上昇 → 株より魅力的に → 株からお金が抜ける。
✅ 理由③ 企業の借入コストが上がる
金利上昇で企業の借入コスト↑ → 利益↓ → 将来の配当見込みも減る → 株価にマイナス。
表でまとめるとこんな感じ

おわりに
「金利が上がると株価が下がる」とは、単なるニュースの常套句ではありません。
株価は将来の価値を金利で割り引いて計算されるので、金利の動きが株価に直結するのです。
経済ニュースを見るときも、金利の話が出てきたら「株価にどう影響するか」を考えてみると、少し世界が違って見えるかもしれません。
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