NISAでSpaceX・OpenAI・AnthropicのIPOに備えるなら何を買う?注目したい投資信託・ETF3選
「SpaceX、OpenAI、Anthropicが上場したら投資したい。」
そう思っている方、いませんか?
僕自身、かなり気になっています。
宇宙インフラのSpaceXや、生成AIの中心にいるOpenAI。
そしてClaudeを展開し、企業向けAIや開発支援で存在感を高めているAnthropic。
特にAnthropicは最近Claude Codeの存在感も強くなっており、AIが単に文章を作るだけでなく、コードを書いて仕事の流れそのものを支援する時代に入ってきた実感があります。
これからの10年を変える可能性を秘めた企業群を見ると、どうしてもワクワクしてしまうんですよね。
もし早い段階で投資できれば、資産形成のスピードも大きく変わるかもしれません。
今回はNISAで投資することを前提に、将来的にこの3社をどう取り込めるかを検討していきます。
FIREを目指すなら成長企業に乗る力は大事ですが、今回見たいのは「どの商品が一番儲かりそうか」ではありません。
NISAで買える投資信託やETFの中でどの商品がこの3社を取り込む可能性があるのかを整理しておきたいんです。
僕が今回注目しているのは以下の3つです。
iFreePlus 世界トレンド・テクノロジー株(Zテック20)
NASDAQ100連動ファンド
iシェアーズ AI グローバル・イノベーション アクティブ ETF(408A/ベストAI)
3社すべてを将来的に取り込みやすそうなのがZテック20で、NASDAQ上場時に早く拾える可能性があるのがNASDAQ100。
そして、上場前からOpenAIやAnthropicに少し近づける可能性があるのが408Aです。
同じテック系の商品に見えてそれぞれの役割はかなり違うので、順に整理していきます。
まず3社をどう見るか
SpaceX
ロケット企業というより宇宙インフラと衛星通信の会社に近づいており、Starlinkという強固な収益源があるのは大きいです。
単なる夢の会社ではなく実際に稼げる事業を持ちながら、Starshipのような大きな構想にも投資している。
ただ、夢が大きい会社ほど上場時の価格には膨大な期待が乗りやすいため、すごい会社だからといって安く買えるとは限りません。
OpenAI
ChatGPTを通じて生成AIの中心にいる企業であり、AIが仕事や生活に入り込む流れはもう後戻りしません。
この先AIを使わない仕事の方が少なくなるかもしれませんが、売上が伸びればすぐ安定黒字になるという単純な話でもないのがAI企業です。
モデル開発や計算資源、データセンター、そして人材投資など、伸びるために必要なお金も桁違いに大きくなります。
Anthropic
Claudeを展開するAI企業で、OpenAIのライバルという見方もできますが、企業向けAIや開発支援で見るとかなり面白い存在です。
Claude Codeのようなツールが広がれば、AIは「調べものをする道具」から「仕事を一緒に進める相棒」に変わっていくでしょう。
3社とも魅力はかなり大きいからこそ、「すごいから買う」ではなくNISAの中でどう取り込むかを冷静に考えたいなと思っています。
NISAで見るべきポイント
この3社をNISAで取り込みたいなら、見るポイントは非常にシンプルです。
「上場後にその商品へ組み入れられる可能性があるか」
「組み入れられたときの比率がどれくらいになりそうか」
「NISAで実際に買えるか」
長期投資のコアとしてS&P500はかなり優秀で王道の商品ですが、今回の目的は「米国株全体への投資」ではなく「この3社をできるだけ取り込みたい」という視点です。
S&P500に入ったとしても500社に分散されてしまうため、1社あたりの比率はどうしても薄くなりやすいですよね。
FANG+は入ればかなり濃いものの、わずか10銘柄の少数精鋭なので、既存の巨大テック企業を押し出して新しくこの3社が入るハードルはかなり高そうです。
そう考えると、今回見るべき商品はZテック20、NASDAQ100、408Aあたりが本命になってきそうだなと思っています。
3社を高めの比率で取り込む商品候補「Zテック20」
今回いちばん気になっているのがZテック20です。
正式名称は「iFreePlus 世界トレンド・テクノロジー株」で、世界のテクノロジー企業の中から時価総額上位20銘柄に絞って投資するファンドです。
もし将来この3社が巨大テック企業として組み入れられるなら、100銘柄に分散されるNASDAQ100よりも1社あたりの存在感ははるかに大きくなります。
しかもZテック20はNASDAQ上場に限定されないという強みがあります。
OpenAIやAnthropicはNASDAQ上場のイメージが強いですが確定ではなく、SpaceXに至ってはNYSEかもしれません。
NASDAQに上場しなければNASDAQ100では拾えませんが、Zテック20なら「世界のテクノロジー企業」という広い網を張っているため上場市場に左右されにくいのです。
さらに見ておきたいのが銘柄入替のルールで、原則は年2回ですが、巨大なテクノロジー企業が新規上場する場合は基準月に関わらず臨時の入替を実施するルールが備わっています。
これは巨大IPOを考えるうえでかなり重要なポイントです。
もちろん必ず組み入れられる保証はないにせよ、3社すべてを高めの比率で取り込みたいならZテック20が最有力な候補になるんじゃないかと思っています。
早く取り込める制度が魅力の商品候補「NASDAQ100」
NASDAQ100もかなり有力ですが、Zテック20とは強みの方向性が違います。
その魅力は3社を濃く持てることではなく、NASDAQに上場した場合にいち早く取り込まれる可能性がある点です。
特に注目したいのがNASDAQ100のFast Entryルールで、条件を満たす巨大IPOであれば上場からごくわずかな期間で早期に指数へ追加される仕組みがあります。
もし彼らがNASDAQに上場して巨大な時価総額をつければ、かなり早い段階で拾い上げられるはずです。
NISAで買える低コスト商品が多く積立しやすいのも強みであり、長期で持ちやすい現実的な候補になります。
ただし弱点として、NASDAQに上場しなければ対象外になることと、100銘柄分散ゆえにZテック20ほど濃度が上がりにくいことが挙げられます。
なのでNASDAQ100は高濃度で狙うというより、上場時にいち早く恩恵を拾うための手堅い現実枠ですね。
濃度ならZテック20、早期採用のスピードならNASDAQ100という分け方になるでしょうか。
OpenAI・Anthropicに少し近づく商品候補「408A」
東証上場のアクティブETFである408A(ベストAI)も見ておきたい存在です。
NISAの成長投資枠で買えるこの商品の特徴は、Zテック20やNASDAQ100と違って指数採用を待つだけの商品ではないという点にあります。
プロがAI関連企業を選別して40銘柄前後に集中投資する設計になっており、実際にAnthropicが組み入れられている国内ETFとして紹介された実績もあります。
つまり、上場前からOpenAIやAnthropicのような未上場AI企業に少し近づける可能性があるのです。
ただし組入比率は小さく、SpaceXを狙う商品でもないため過度な期待は禁物ですが、AI2社へ少しでも先回りしたい人向けの面白いスパイスになります。
今月から積立商品を変えてもいいのか
ここは悩むところですが、今S&P500やオルカンに積み立てている人がいきなり全部を乗り換える必要はないと思っています。
理由はシンプルで、S&P500やオルカンが資産形成の強固な土台だからです。
FIREを目指すなら資産を増やす攻めの力だけでなく、途中で大きく崩れない守りの設計が同じくらい大事になります。
だから僕は全部入れ替えるよりサテライトとして足す形で考えています。
今まで通りS&P500やオルカンをコアにしたうえで、毎月の積立や成長投資枠の一部をサテライトに回す。
濃度を意識するならZテック20を少し厚めにし、手堅さを重視するならNASDAQ100を使い、先回り感を持ちたいなら408Aを少額で持つ。
もしくは個別株という選択肢もありだと思います。
FIREを早めるためにリスクを取ることは必要ですが、取りすぎたリスクは後から必ず効いてきます。
大事なのは取るべきリスクと取りすぎるリスクを分けることであって、僕ならコアは崩さずに未来の成長枠として一部だけを動かそうと思っています。
最後に
SpaceXやOpenAI、Anthropicのような時代を変える企業を見ると、やはりワクワクしますね。
早く波に乗って資産形成のスピードを上げ、FIREまでの時間を短くしたいと考えるのはすごく自然なことですし、僕もこういうテーマは大好きです。
ただ、最近あらためて思うのは、資産形成で本当に大事なのは「当てにいくこと」だけではなく、どれだけ魅力的なテーマでも自分の土台をしっかり保つことだと感じています。
FIREを目指すなら未来の成長に乗る力は必要ですが、それと同じくらい長く市場に残り続ける設計も不可欠です。
だからこそ、今回のようなテーマはコアではなくサテライトで持つのがちょうどいいかなと思っています。
S&P500やオルカンで盤石な土台を作り、そのうえでZテック20やNASDAQ100、408Aを使って未来の成長企業に少しずつ近づいていく。
このくらいの距離感で、これからもFIREを目指していこうと思います💪
※本記事は情報の提供のみを目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いいたします。
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