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銀行って、そもそもどうやって儲けているの?

普段、何気なく使っている銀行。

給料が振り込まれて、クレジットカードの代金が引き落とされて、必要になったらATMからお金を引き出す。

私自身、銀行口座はずっと使ってきました。

でもふと疑問に思ったことがあります。

「銀行って、そもそもどうやって儲けているんだ?」

ATMの手数料?

振込手数料?

もちろんそれらも銀行の収益です。

ただ調べてみると銀行のビジネスはそれだけではありませんでした。

むしろ銀行の仕組みを理解するうえで重要なのは、

「お金を集めて、お金を貸す」

という部分です。

今回は身近なのに意外と知らない「銀行が儲かる仕組み」を調べてみました。

私たちの預金は銀行にとって何なのか?

銀行口座に10万円入っているとします。

私たちからすれば、

「銀行に10万円を預けている」

という感覚です。

では銀行はその10万円をずっと金庫の中に置いているのでしょうか?

もちろん、そうではありません。

銀行は多くの人や企業などから預金を受け入れ、その資金などを使って企業や個人に融資をしたり、国債などの有価証券を保有したりしています。

つまり、

お金がある人からお金を集め、お金を必要としている人へ回す。

これが銀行の大きな役割の一つです。

ではどこで利益が生まれるのか?

ここで重要になるのが「金利」です。

分かりやすくするために、かなり単純化して考えてみます。

銀行が預金者に支払う金利が年0.5%だったとします。

一方、その資金を企業などに年2.0%で貸し出したとします。

すると、

貸出金利 2.0%
- 預金金利 0.5%
= 1.5%

という差ができます。

この金利差が銀行の利益の源泉の一つになります。

これを一般に**「利ざや」**と呼びます。

調べる前の私は、

「銀行はATMや振込の手数料で儲けている」

というイメージが強かったのですが、銀行を見るうえでは、この「金利の差」が非常に重要だと分かりました。

じゃあ100万円を預けたら、その100万円を誰かに貸している?

ここで、もう一つ疑問が出てきました。

「自分が銀行に100万円預けたら、その100万円をそのまま誰かに貸しているの?」

実際の銀行の仕組みはそんなに単純ではありません。

銀行は預金だけでなく、さまざまな方法で資金を調達しています。

そして融資を行うときも、

「Aさんから預かった100万円を、そのままB社に貸す」

というように、一つひとつのお金を対応させているわけではありません。

銀行全体として資金を管理しながら、融資や有価証券への運用などを行っています。

さらに銀行には、預金者からの引き出しに対応したり、健全性を保ったりするためのさまざまな規制もあります。

なので、

「みんなの預金を全部そのまま貸し出している」

と考えるのも正確ではありません。

銀行は「手数料」でも儲けている

もちろん金利差だけが銀行の収益ではありません。

私たちにも身近なのが手数料です。

たとえば、

・振込手数料
・ATM関連の手数料
・外貨両替などに伴う手数料
・投資信託など金融商品の販売に関する手数料
・法人向けサービスの手数料

などがあります。

銀行の決算を見ていると、こうした金利以外の収益も出てきます。

つまり銀行は大きくイメージすると、

「お金を貸すことで得る収益」



「さまざまな金融サービスから得る手数料など」

を組み合わせてビジネスをしているわけです。

でも貸したお金が返ってこなかったら?

ここまで調べて、今度は逆の疑問が出てきました。

銀行が企業や個人にお金を貸して利益を得ているなら、

「貸した相手が返せなくなったらどうするの?」

という問題です。

当然、銀行にとってこれは大きなリスクです。

たとえば企業に1億円を融資して、その企業が倒産してしまった場合、貸したお金の一部または全部を回収できなくなる可能性があります。

だから銀行は、

「この人・会社に貸して大丈夫なのか」

「きちんと返済できるのか」

を審査します。

私たちが住宅ローンやカードローンを申し込んだときに審査されるのもこのためです。

金利を取れるからといって、誰にでも好きなだけ貸せば儲かるわけではありません。

「貸して利益を得ること」と「貸したお金を回収すること」の両方が必要。

考えてみれば当然ですが、銀行のビジネスの難しさが少し見えてきます。

金利が動くと銀行にも影響する

さらに面白かったのが、ニュースでよく聞く「金利」と銀行の関係です。

日本銀行が金融政策を変更したり、市場金利が動いたりすると、銀行の貸出金利や預金金利などにも影響が及びます。

ただし、

「金利が上がれば銀行は必ず儲かる」

と単純に考えることもできません。

預金者に支払う金利も変化しますし、保有している債券の価格、融資需要、貸し倒れのリスクなど、さまざまな要素が絡んでくるからです。

今までニュースで、

「日銀が利上げ」

「長期金利が上昇」

と聞いても、自分にはあまり関係ない話だと思っていました。

でも銀行の仕組みを少し理解すると、

「だから銀行にも影響するのか」

とニュースの見え方が少し変わります。

銀行は「お金を置いておく場所」ではなかった

今回調べてみて一番印象が変わったのはここです。

銀行は単純に、

「私たちのお金を安全に保管してくれる場所」

ではありません。

預金を受け入れ、企業や個人に融資し、決済を支え、さまざまな金融サービスを提供する。

社会の中で「お金を循環させる役割」を担っています。

普段当たり前のように使っている銀行口座ですが、

「銀行はどうやって儲けているんだろう?」

と考えてみるだけで、その裏側にはかなり大きな仕組みがあることが分かりました。

次に気になったこと

そして銀行について調べていると、また一つ疑問が出てきました。

「そもそも銀行は、どうして預金以上のお金を貸せるの?」

ここから調べていくと、

「信用創造」

という、少し聞き慣れない仕組みにたどり着きます。

銀行がお金を貸すことと、世の中のお金が増えることにはどんな関係があるのか。

次回はこの「信用創造」について、できるだけ難しい言葉を使わずに整理してみたいと思います。

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