それぞれのキャパシティ
もうすぐ9月ですね…
今年の夏は体調が悪いばかりでなく、以前より回復に時間がかかるようになりました。
そして、少し持ち直したと思った途端、新たな香害にあたり、再び具合が悪くなる。
そんなことを繰り返しながら、
心身ともに疲弊する日々です。
通勤はなんとかなっている理由
この状態でよく通勤できているなあ〜と思いますが、なんとかなっているのは、2つの路線を合わせても乗車時間が15分にも満たないからだと思っています。
街なかもいろいろな匂いが混ざり合ってカオスなのですが、それでも電車より徒歩の時間のほうが長くてよかったと思います。
一方、お盆休みの帰省の往復は、
やはりとてもハードでした。
実家までは片道数時間。座席指定の特急列車なので大きな混雑はありませんが、それでも今の私には厳しいですね。
同じように香害で悩まれている方の中には、移動が難しくなり、家族と疎遠になってしまった方もいます。
その気持ちが、とてもよくわかります。
会いたくても、会えなくて、震える←西野カナ
みんな、いっぱいいっぱい
私は化学物質過敏症で常時苦しい思いをしていますが、両親もまた、長い間大変な生活を送っています。
脳卒中による片麻痺の父と、
それを支え続けてきた母。
父の様子を間近で見たり、電話で話したりしていると、一緒に過ごせる時間は限られていることを実感します。
だからこそ、体調的には厳しくても、
なるべく会いに行きたい。
お世話になっている方へのご挨拶
帰省の際の大きな目的のひとつが、両親がお世話になっている方々へのご挨拶です。
ご近所の方、父と同じデイサービスに通っているご縁で知り合った方、そしてケアマネージャーさんなど…
両親がいろいろな方に支えられていることに、
いつも感謝しています。
できるだけ対面でお話をして、ささやかでも感謝の気持ちを伝えたいと思っています。

子どもはお客様じゃないからね!
母は長く父を支える生活をしてきましたが、昨年まではとても元気でした。
でも、長年の無理がたたってきたのか、5月下旬から急激に体力が衰えてきました。
もうすぐ89歳になることを考えると、自然なこととも言えるのかもしれません。
誰よりも頑張り屋さんの母でしたが、気力だけではどうにもならない段階に入ってきて、精神的にもつらい様子です。
以前は、子どもたちが帰ってくる前には布団を干したり、パジャマにアイロンをかけたり、冷蔵庫がパンパンになるくらい食材を買い込んだりして、いつも準備をしてくれていました。
その気持ちは本当にありがたいけど、
年老いた母には負担なはず。
帰省する前にはいつも、
「子どもはお客様じゃないんだから、いつも通りでいいんだからね!」
と言ってきました。
最近は母も、
「そうさせてもらうよ」
「もう無理はできなくて」
と率直に言ってくれるようになりました。
よかったと思う反面、それだけ大変な状況になっていることもうかがえます。
次の段階へ
父のケアマネージャーさんは、いつも母のことも気にかけてくださっています。
最近の母の状況を相談したところ、母も支援や介護の対象となるか、認定審査を進めることになりました。
認定のためのヒアリングの立ち会いには弟が参加してくれることになり、とても心強く、ありがたい!
弟も数年前から体調不良が続いています。
出張も多いなか、仕事の合間をぬって両親のフォローをしてくれています。
完璧を目指さず、寄り添う気持ちがあれば
両親だけでなく、子どもである私たちも50代に入り、同じように年を重ねていきます。
母には母の、
弟には弟の、
そして私には私の事情があり、
それぞれにできることと、
できないことがあります。
「今の自分に何ができるのか。
そして、何ができないのか」
家族だからこそ、
つい無理をしてしまうこともあります。
家族の間で線引きをすることは、ともすると「冷たい」ように感じられるかもしれませんが、
完璧にできなくてもいい。
罪悪感も感じなくていい。
その時々で、
それぞれのキャパシティがあります。
周囲の力も借りながら、
できる範囲で寄り添っていく。
正解はありませんが、そんな風に考えています。


皆さん、ありがとうございます。
蝉と秋の虫が、一緒に鳴いています。
まだまだ残暑は厳しいですが、
秋の風を感じる瞬間も増えてきました。
夏の疲れが出る頃かもしれません。
皆さんにも、
それぞれのキャパシティがありますよね。
時には少し休憩をとりながら、
お元気にお過ごしくださいね。
それでは、また〜
