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最大出力は下がったのに、なぜ「Pro」なのか|TORRAS FlexLine Pro 60W レビュー

こんにちは、こんばんは、Harushikaです。

今回はTORRASから提供いただいた「FlexLine Pro 60W」を紹介します。巻き取り式のUSB-Cケーブルを内蔵した充電器で、従来モデルであるFlexLine 40W / 67Wの進化版という位置づけです。

ただ、最大出力は67Wから60Wへ下がっています。え、Proなのに最大出力下がっているの? そう思う人もいるはずです。僕もそうでした。

従来モデルは持っていないので、使用感を比べることはできません。TORRASに説明してもらった言葉も借りながら進化点を紹介しつつ、ひとつの巻き取り式充電器としての感想を書いていきます。

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「Pro」は 高出力化を意味していない

本体には、内蔵ケーブルとは別にUSB-Cポートもあります。手持ちのケーブルを挿せば、2台同時に充電できる仕様。内蔵ケーブルの長さは100cm、プラグは折りたたみ式、最大出力は60Wです。

100cmの巻き取り式ケーブル
USB-C端子

では、なぜ出力は下がったのに「Pro」なのか。TORRASによると、従来モデルの主なコンセプトは「ケーブルを隠すことで、デスクをすっきり見せる」ことだったそうです。

FlexLine Proでは、それを「隠す」から「美しく整える」へ発展させ、充電器自体もデスク空間の一部となるよう設計したとのこと。

ダークトーンのデスク周りにも合う雰囲気

つまり 「Pro」は高出力化を意味するものではなく、デザインやケーブル素材、引き出し時の安定性を見直したモデルという位置づけです。

ちなみに僕がつないでいるのは、iPhone Air、iPad mini、モバイルバッテリー、マウス、キーボード、ヘッドホンなど。これらには十分な出力です。なお、2台同時充電時は最大35W+20W出力となります。

充電中……。

チタン・グレーと異素材ミックス

進化点のひとつは、デザイン性。本体カラーが、チタン・グレーになりました。ブラック基調など、落ち着いた雰囲気のデスクにも合うんじゃないでしょうか。

本体の質感は、光沢感のあるプラスチックと、グリップの効いたシリコンの組み合わせ。安っぽい光沢ではなく、プラスチックの上に一枚ラミネート加工したような、高級感のあるグロッシーです。

プラグは折りたたみ式

個人的には、二つの異なる素材を組み合わせた点が気に入りました(異素材ミックス大好きマン)。

ただ、僕のデスク周りはホワイト基調。白い空間にポツンとあると、良くない意味で目立ちます。そこで、デスク横にあるステンレスワゴンの天板の裏に取り付けてみました。

取り付け方法はシンプル。マグネット付きの電源タップを天板の裏にくっ付け、そこにFlexLine Proを挿し込んでいます。同系色なので悪目立ちせず、馴染んでいるのではないでしょうか。

マグネット付きの電源タップに挿している
少し遠目から見るとこんな感じ

安定性は良好。ただし引き出す方向には注意

引き出し時の安定性も、Proで見直された点です。重量バランスを考えた設計になり、接触面にはシリコン製の滑り止めが追加されています。おそらく、壁のコンセントにセットした場合を想定した改善かと。

接触面には滑り止め

壁のコンセントでも使用してみたところ、基本的にはとても安定していました。注意が必要なのは、ケーブルを引っ張る方向です。ケーブルが自然に出る向きと逆に引っ張ると、折りたたみ式プラグが畳まれる方向に力が加わり、コンセントから抜けてしまうことがありました。

上側へ引くとコンセントから抜けてしまう

僕の使い方だと、電源タップの差し込み口は真下を向いているので、本体はぶら下がる形になります。重力で抜け落ちないか心配していたのですが、杞憂でした。ケーブルを引き出す動作で落ちることもありません。


ケーブルの質感と、カチッという引き出し音

ケーブルの素材も変わりました。従来のシリコンからナイロン編みへ。耐摩耗性や耐久性、耐汚れ性を高めるための変更とのことです。

手触りやしなやかさは良好です。変なクセもついていません。ただ、光の当たり方や見る角度によって、部分的に色の濃淡があるように見えるんですよね。ここは人によっては気になるポイントかもしれません。

部分的に濃淡があるように見える

ケーブルは17段階に調整できるのですが(実際に数えました)、段階のところでカチッと鳴ります。この音がけっこう大きい。自宅で使っていても気になったくらいなので、図書館や会議室のような静かな場所では、なおさら目立ちそうです。


そのままスッと手前に引ける

進化点とは関係なく、使っていて良いと思ったところがあります。デスクやワゴンの天板裏に設置した場合、ケーブルを手前にとてもスムーズに引き出せること。

手前へスムーズに引き出せる

巻き取り式の充電器が、すべてこうなっているわけではありません。僕が持っているAnkerのNano Charger (35W) は、ケーブルの先にある端子を90度近くまで起こしてから引き出す必要があり、一手間かかります。

AnkerのNano Charger (35W) は端子を起こしてから引き出す

FlexLine Proは、その一手間がいりません。加えて、引き出す端子部分が滑りにくい素材感なのも良いところ。

先端が滑りづらい

使用頻度が高いアイテムほど、ストレスなく自然に使えることは大事。


デザインと引き出しやすさで選ぶ

巻き取り式の充電器も一般的になってきましたが、まだ選択肢が多いとは言えません。名の知れたメーカーとなると、なおさら。ボリュームゾーンは35W〜45Wクラスという印象で、60W〜70Wクラスに絞れば、FlexLine Proは限られた選択肢の中のひとつです。

Amazon価格は8,499円(記事執筆時点)。このクラスの選択肢が多くないことを踏まえたとしても、まあ高い方だとは思います。

それでも選ぶ利点を挙げるとすれば、まずはデザイン。チタン・グレーという珍しいカラーと、異素材ミックスの高級感。ケーブル長100cmという余裕も嬉しいところです。そして個人的に推したいのが、引き出しやすさ。使っていて気持ちが良い。

TORRASによると、75W高出力モデルや120cmロングケーブルモデルも展開予定とのこと

ケーブル内蔵なので荷物もスッキリしますし、充電器を持ってきたのにケーブルを忘れた、という状態にも陥りません。デスク周りはもちろん、持ち運ぶ充電器としても良さそうです。

僕のデスクでは、しばらくワゴンの天板裏が定位置になりそう。

ではまた。Harushikaでした。

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