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アブダビ2泊3日旅行⑤ ビブグルマンのアラビア半島郷土料理に感激

夕食は、Googleマップで見つけたアラビア半島の郷土料理レストラン「アル・ムルザブ(Al Mrzab)」へ。ミシュランのビブグルマン店だそうです。

外観は砂漠の家のよう。扉をくぐると、伝統的な家具やクッションに加えて昔のアブダビの風景写真がたくさん飾られていて、石油が発見されて金ピカになる前の時代を追体験できます。

「エミラティ料理」と呼ばれるアラブ首長国連邦の郷土料理とクウェート料理が看板の「アル・ムルザブ」に集うお客さんは、ほとんどがアラブ人の家族か男性同士のグループ。

アブダビでそれまであまり耳にしなかったアラビア語が飛び交っていて、期待が高まります。

ウェルカムで出てきたサフランのドリンクとナツメヤシ。ドリンクはかなり甘く、サフランの香りがエキゾチック。

ナツメヤシは胃に「これからご馳走が入ってくるぞー」と告知するために食べるらしく、ラマダン期間の日没後の食事「イフタール」でもまず最初に口にするのはナツメヤシだそうです。

食べたいものを適当に選んで注文しましたが、どれもシンプルながらしみじみ美味しくて、実直に作っている味がしました。

くり抜いたパンにたっぷり入ったレンズ豆スープは、植物性タンパク質の濃厚な旨みの奥に、適度なスパイスを感じます。

刻みパセリのサラダ「タッブーラ」。ドレッシングのレモン風味とパセリの青い香りが抜群の相性で、フォークが止まらない。

カリカリに揚がったイカリングにはタルタルソースが添えてあって、日本とほぼ同じ味。

そして感動的に美味しかったのが、メインに注文した「キングフィッシュのマチブース」!

アラビア風炊き込みご飯

「マチブース」はエミラティ料理の代表格ということで、絶対に食べてみたかった一品。

インドのビリヤニにそっくりで、スパイスと丸ごとレモン、スープを加えて炊き上げたバスマティライスに具が添えられています。

ライスがふっかふか

かなりのボリュームで、私たちは二人で一皿がやっとだったけど、他のお客さんたちは一人一皿食べててビックリ。

シャベルみたいなヘラでご飯をかき分け、巨大な魚の輪切りを発掘。

「キングフィッシュ」とは大型の食用魚の総称らしく、私たちが食べたこれはマグロかカツオみたいな味でした。表面にまったく水分を感じないほどカラッと揚がっていて、臭みも全然なくて食べやすかったです。

3種のソースで味変しながら食べる

このお店の「マチブース」の具には、他にチキン、ラム、そして「Hammour」というのがあって、「Hammour」が何なのかわからなかったからキングフィッシュにしたんだけど、後からググったらあの高級魚、クエのことらしい!それにしたらよかったー。

ラクダ印のホットソース

「アル・ミルザブ」は何を食べても美味しくて、料理の種類も豊富だったので、またアブダビ旅行の機会があれば必ず行きたいレストランです。

食後のお茶

価格も、二人でお腹いっぱいになるまで食べて、約7,000円というリーズナブルさ。「ビブグルマン」にも選出されているのも納得です。

店員さんの感じも良かった!

さてさて1日目を終え、「たしかに多額のオイルマネーを投入した建物は一見の価値はあるけど、アブダビ旅行は1回で充分ですね」と思った私ですが、翌日、「またアブダビに必ず戻ってこなければ!」と誓わざるをえない出会いがありました。そのお話はまた次回……。


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