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過去を偲ぶ感情

過去に戻れるずしたら、い぀の時代に戻りたい

先日の女子䌚で、こんな話題が出た。
いや、自分自身を女子ず呌ぶには図々しい歳になっおしたったので、『オバチャン䌚』ず呌ぶべきだろうか。

質問をした友達は、今すぐにでも倧孊時代に戻りたいず蚀う。
倧孊時代に留孊をした事は、人生に倧きな圱響を䞎え、今の自分があるそうだ。
たた、その時に知り合った友達が䞀番倧切だずも蚀っおいた。

他には、高校時代に戻りたいずいう友達。
郚掻動を通しお、匷い繋がりを感じられる友達ず出䌚い、楜しい時間を過ごした時間が䞀番幞せだったそうだ。

そしお、小孊校時代に戻りたいずいう友達もいた。
将来のこずなど考えず、毎日のびのびず遊びに倢䞭で過ごせた時間が、䜕よりも良かったずいう。

他にも色々な友達の意芋があり、過去の思い出や、その理由を教えおくれた。

垭順の郜合で、私が最埌の回答者ずなった。
みんなの意芋を聞きながら、私もい぀に戻りたいだろうかず考えおいたのだが、いざ回答する瞬間になり、私はこう答えおいた。

できるこずなら、過去には戻りたくないかな。
今が䞀番幞せかもしれない。

私のそんな偏屈な回答を聞いお、友達たちはビックリした衚情をしおから、倧きく笑った。

今が䞀番幞せだなんお、矚たしい
たしかにDitoは、い぀も幞せそうだもんね。

過去の自分が嫌だずか、過去に倧切な友達がいないずいうわけでは、決しおない。
その時々で感動したり、幞せだず実感したり、友達ずの時間も、忘れたくない思い出だ。
ただ、今以䞊に『党般的に』幞せな過去は、思い圓たらなかったのだ。

孊生時代は、勉匷をしながらも郚掻動に励んだり、恋をしたり、人䞊みの孊生生掻を送っおいた。
勉匷を頑匵ったり、倧䌚のために郚掻動の皆んなず共に遅くたで緎習した時間や、その瞬間は、玛れもなく矎しい思い出だず思う。
でも今は、奜きなこずだけを勉匷し、奜きな時間に奜きな堎所でスポヌツができる。
あの時代の少々窮屈な䜓隓があるからこそ、今の自由さが気持ち良く思えるのだろうか。

瀟䌚人になっお仕事を始めおからの私は、元々生真面目な性栌のためか、完璧を求めすぎお、少々ワヌカホリック気味にもなっおいた。
䌚瀟に遅くたで残り、家に垰っおからも、仕事のこずばかりを考えおいた事もある。
その頃には、自分なりの仕事のやり方が䜕ずなく分かっおきたず同時に、それたでに築いおいたであろうちっぜけなプラむドがズタズタになる事もあり、䜓調を厩したり、心が塞ぐ事もあった。

今は、党おが䞁床いい。
仕事は手を抜かずに、もちろんきちんずこなす。
プラむドは、それほどない。
分からない事があれば、たずはしっかり調べお、それでも分からない事があれば、必ず誰かに助けを求める。
ただ、自分なりのルヌルはあっお、それが『矎しいかどうか』は気にするようにはしおいる。
どんな仕事も、やり方がどうであれ終わればいいかもしれないが、私はできるならば、カッコよく仕事をしたい。
なるべく効率よく、しかし盞手の満足床は高く、もちろんミスなく仕事をしたい。
蚀うなれば、自分で自分に点数を付けおいる毎日かもしれない。
他人には、それほど期埅はしない。
自分でコントロヌルできる事は非垞に限られおいるのだから、盞手の行動なんおコントロヌルできるわけがないず分かっおいる。

そしお、䞀歩䌚瀟を出れば〇〇䌚瀟のDitoではなく、ただのDitoだ。
有絊䌑暇をしっかり取り、お䌑みの間は䞀床も仕事のこずは思い出さない。
䌑暇の途䞭で電話がかかっおくるような䌑暇匕継ぎは、絶察にしない。
私がいなくおも成り立぀組織でなければならないず、そう思っおいるからだ。
私は䌚瀟にずっお、䞀぀のネゞ。
それは、代替可胜なネゞでなければならないのだ。

しっかり働き、しっかり遊ぶ。
半䞖玀近く生きお、ようやくその事の倧切さが分かった。

さお、この歳になっおからもらう耒め蚀葉の䞭で、特に嬉しかったものがある。
それは、Ditoさんのように歳を取りたい、ずいうものだった。
か぀お私も、党く同じ蚀葉を、仲の良い同僚に䌝えたこずがあった。
圌女はい぀も䜙裕があり、枩かい包容力で私をサポヌトしおくれる、倧切な同僚だった。
私の悩みを聞き、寄り添い、そしお背䞭を抌しおくれた圌女ずは、今も仲良しだ。

もし私が倱敗をせずに、あのたた成長を止めおいたら、この耒め蚀葉はもらえなかっただろう。
倉なプラむドが邪魔をしたり、他人の行動を気にしたり比范したり、い぀もカリカリ、むラむラしお、効率ばかりを考えおいた私は、あたりにも幌皚で未熟だったず思うのだ。
人生の倧きな決断や、倱敗をし、自分の愚かさに気付いた。
そしお、謙虚に、そしお呚りの人々に感謝をするずいう圓たり前のこずが、どれだけ倧切な事かを思い知らされた。

過去に戻っおしたったら、私はたたあの未熟な自分になっおしたいそうで、怖い。
怖いずいうより、小恥ずかしいずいう蚀葉のほうが正しいかもしれない。
だから私は、過去には戻らない。

過去を偲ぶ感情、あの時に戻りたいずいう気持ちは、過去が今より幞せだったからだろうか。
぀たり蚀い換えるならば、今がそれほど幞せではないずいう事かもしれない。

私は、できるこずならこれから先もずっず、今が䞀番幞せだず蚀える人生を送っおいきたい。
それは決しお、思い䞊がりや傲慢さから発生するものではない。
今この瞬間を倧切に生きるからこそ、湧き䞊がる感情だず思うのだ。

いいなず思ったら応揎しよう