【フランチャイズビジネス】店舗活性化の方法 其の一 ”売れない”のは店のせいじゃない。本部が動けば店は変わる!
店舗活性化.....…!
この言葉、なんとなく前向きで、なんとなくワクワクしませんか?
でも実は――
この言葉を正しく理解していないフランチャイザー(本部)が、意外と多いのです。
今回は少し辛口な投稿です。
■ フランチャイザー(本部)は「コンシュマーファースト」ではない
以前の記事でも書きましたが、フランチャイザーは”加盟店ファースト”でなければなりません。
間違っても、「コンシュマーファーストです!」と胸を張ってはいけない。
コンシュマーファースト....…それは加盟店の役割だからです。
本部は直接コンシュマー(お客様)に顔を向けるのではない。
本部は加盟店に顔を向けること。
加盟店がコンシュマー(お客様)に顔を向けること。
この構造を履き違えている本部は、遅かれ早かれ内部から崩れます。
その点、某大手コンビニチェーンは見事です。(あえて名指しはしませんが…ね)
■ 店舗活性化とは何か?
では、「店舗活性化」とは何でしょうか?
売上アップを目指すこと?..…もちろんそうです。
でも、それだけではありません。
店舗活性化とは、
売場が動くこと
従業員の目が輝くこと
お客様の滞在時間が伸びること
店に“変化”があること
要するに、店に“熱”を生み出すことが店舗活性化の本質なのです。
■ 店舗活性化の第一歩はSP(セールスプロモーション)
SP
セキュリティーポリスではありません(笑)
セールスプロモーションです。
SPとは、
売る側が狙った商品を、どうやって買っていただくかの設計図。
ここで重要なのは、「お客様が欲しいもの」ではなく、「売る側が売りたいもの」だという点です。
※この違い、超重要!!!
■ お客様は“決めていない”
売場での購買動向を整理すると、こうなります。
店に行く前に具体的に何を買うか決めていない人が多い
店内で新しい発見をする
視覚情報で瞬時に判断する
つまり、店内の情報設計が、購買を決めているのです。
※ その購買動向の割合は、学問的に判明しています....お時間があれば、是非調べてみてください!
■ 売場は心理学でできている
店内での訴求方法には、
定番値引き
関連販売(バンドル)
クーポン
ノベルティ
試供品
特別陳列(平台・レジ前・エンド)
POP
店内BGM
などがあります。
これらは単なる装飾ではありません。
お客様の脳内に“優先順位”を作る装置なのです。
■ なぜSPで売上が変わるのか?
人間の脳は、
面倒な判断を嫌う
情報が多すぎると選べなくなる
視覚情報に支配される
という志向性が強いため、
目立つ場所にある商品
「今だけ」と書いてある商品
セットになっている商品
に、" ついつい "手が伸びる..…これを設計するのがSPです。
■ フランチャイズ本部の責任
店舗活性化は、加盟店が勝手にやるものではありません。
本部が、
企画し
実験し
改善し
横展開する
必要があります。
販促が思いつきレベルなら、加盟店は疲弊します。
■ 店舗が死ぬ瞬間
活性化していない店舗の特徴は明確です。
売場が変わらない
POPが古い
価格訴求が弱い
エンドが空いている
従業員が無表情
つまり、“変化がない”。
店は生き物です。変わらない店は、死にます。
もしフランチャイズ加盟を検討しているのであれば、加盟したい店舗を最低5店舗以上訪問してください。
SPの状況(時節ごとの変化や徹底ぶり)を見ると、よ~~~~~~~く分かります!
■ 加盟店ファーストとは何か
加盟店ファーストとは、
加盟店の利益を最大化する設計をすること
失敗したら本部が責任を負うこと
現場の声を無視しないこと
です。
コンシュマーファーストを掲げる前に、まず加盟店の経営を守る。
これがフランチャイズビジネスの基本構造なのです。
■ まとめ
店舗活性化は、
単なるイベントではない。
単なる値引きでもない。
綿密な戦略に基づいた戦術です。
そして、
本部は加盟店ファースト
加盟店はコンシュマーファースト
この役割分担が崩れた瞬間、チェーンは静かに衰退し、店は...…〇にます。
次回は「店舗活性化の方法 其の二」を予定しています。
おたのしみに😊
フランチャイズビジネスについてのご質問があれば、お気軽にコメントください..…お待ちしてまーす✋
