大統領選へ-日本が問われる時
4月4日は韓国にとって運命の日となった。
尹錫悦大統領が罷免されるか否か。
一部では判事の半分以上が罷免に反対するのではという憶測も飛び交った。
しかし、4日11時22分憲法裁判所の文裁判官は全員一致で尹錫悦大統領の罷免を宣告した。
その瞬間を日本のメディアが伝えない習慣韓国ニュースが字幕をつけてアップしてくれている。
一昨日、全会一致で尹大統領の罷免が決議され、息子と喜びを分かち合ったが昨日その瞬間の字幕動画がアップされた。
この臨場感に思わず感極まり、韓国人でもないのに涙してしまった。尹錫悦には独裁政治に走る危険が十分にあった。それを国民が昼夜を問わず連日弾劾を訴えたことはただ尊敬でしかない。日本でも唯一近い形の国会前19日行動でそのエネルギーに少しでも恩恵を受け力にしていきたい。
日本は5月3日有明で年に一度、日本最大50,000人規模の憲法大集会何行われる予定。日本の場合はイシューが韓国だけではないが、理解のある人が多く来るイベントではある。ここで選挙が6月辺りになるので、大統領選について呼びかけなどが出来たらと思う。
日本人には選挙権がないから韓国の大統領選について関係ないという人はいるだろう。しかし、日本の韓国報道はどれもこれも杜撰なものだらけでまともな調査や取材がなおざりにされて来た。独立メディアを含めてどこが信用に足る報道機関かも広報して行く必要性も感じでいる。また、日本に住む在日韓国人には大統領選の選挙権がある。だが彼らには大統領選は何故か「蚊帳の外」の話になってるケースが多いようだ。それはやはり日本語での情報が杜撰なのも影響していると思う。
日本では地方参政権さえ国内の以上な弾圧により成立が出来てないが、まずは選挙権のある大統領選には行って欲しいと思う。日本人の私がいうと余計なお節介だと鬱陶しく思われるかもしれないが、使える権利は行使して欲しいと思っている。
そして彼らへの外国人地方参政権の獲得は日本人がとにかく反対派と合法の範囲内で接近戦を辞さずに訴え続けなくてはならない。
Threadsが荒れている
X(エックス、旧ツイッター)は今回の韓国大統領罷免決議について、お陰で理解をしている人たちの自浄作用が働いている。
それに対し、問題はThreadsである。ThreadsはFacebookやInstagramとの紐付けが多く、Instagramの投稿がそのままThreadsにも自動投稿の設定にもできる。
Instagramは韓国渡航〇〇回など韓国発信のInstagramと見られるアカウントが、今回の弾劾の件で戸惑っている投稿を度々見かけた。
私も今回抗議集会の最中に娘の卒業旅行に渡韓したが、日本人の子達は何が何だか分からない感じだった。娘も「場違いなところに来たかな」と言っていた。
戸惑う日本人に何が起きているか、まとめて授業をしたい気持ちだった。
主要メディアなどが「尹錫悦が辞めさせられたら反日の大統領になって日本との関係が悪くなる」と吹聴するからだ。また、こちらはXだが、立憲民主党幹事長の福山哲郎までこのようなことを言っている。

「尹大統領が罷免されたことで今後の日韓関係を懸念」。全く呆れてしまった。ちなみにこのポストには多くの批判の投稿が寄せられているのでXのユーザーはまだ安心が出来る。
政治家の上位層までがこのような認識では先が思いやられる。
一方で日韓和解と平和プラットフォームでは緊急の共同声明が出された。ここには日韓問題をどう捉えるべきなのか、運動や研究に長年関わって来たり、ご自身で体験された被差別者の立場から日本の取るべき立ち位置を明確に示してくれている。
尹錫悦大統領罷免民主化闘争勝利を共に祝して
韓国憲法裁判所は本日4月4日、昨年12月3日に非常戒厳令措置を行い、国会に弾劾訴追されていた尹錫悦大統領に対して、裁判官全員一致で罷免を宣告しました。
これは、韓国の解放後の民主化闘争史につらなり、厳寒の冬空の下で真の民主主義をめざす灯かりをともし続けて闘い抜いた韓国市民の新たな革命の勝利として、私たちは心から称えずにおれません。
私たち日韓和解と平和プラットフォーム日本運営委員会は、昨年12月5日に尹錫悦政権退陣民主化闘争連帯声明文を発出し、本年2月5日にはおよそ140に及ぶ賛同団体と共にさらに新たな民主化闘争連帯声明を公表しましました。さらに昨年12月19日には、民主化闘争の最中にある韓国市民運動の代表から、憲法9条を守る運動である「19日総がかり行動」の壇上で、日本市民への支援連帯の呼びかけのメッセージを受けました。それに応えるように、本年2月8日に開催されたソウル光化門広場での10万人集会へ、日本から「19日総がかり行動」共同代表を派遣し、力強い連帯メッセージを届けました。
韓国が、この激動する世界情勢と緊張の高まる東アジアの状況の中で、戦争を決して起こさず、疑心暗鬼と敵意にとらわれた挑発的軍事行動もゆるさない平和の道を行くための確固たる民主主義体制へと、新大統領と共に邁進していくことを、私たちは心から祈念します。
そして私たちはこれからも、日本の大軍拡路線に抗いながら韓国民主化闘争に連帯し続けます。
本年は、日本敗戦と朝鮮半島解放の80年であり、また1965年に締結された日韓基本条約締結60年の年であります。今こそ私たちは、第二次世界大戦後の冷戦体制下において植民地主義を清算できずに、植民地支配犠牲者の請求権問題をはじめ朝鮮植民地支配の歴史責任を不問に伏させることとなった日韓条約「65年体制」を否定し克服しなければなりません。そして私たちは、歴史の中で犠牲とされた踏みにじられたいのちと人権を守り、歴史の正義にゆるぎなく立脚した日韓、日朝をはじめとする東アジアの真の和解と共生、反戦・平和の道を切り拓いていくことをめざします。私たちは日韓民主化の真価の到達がそこにおいてこそ試されていることを厳粛に心に刻みます。
日本と韓国の本当の平和がこれからも続くよう私たち日本人も学び努力し続けなくてはならない。
