記憶に残す簡単な方法は、五感の全てを使うこと
こんにちは♪
3週間の旅を終えて、
出店weekを駆け抜けました。
そして今は江ノ島から更新しています☺️
この記事では、出店の際に気がついた
記憶に残す方法をシェアします。
人の記憶に焼き付ける
散っていく花びらを、そっと添える。
その一枚が、この夏いちばんの一杯になるなんて、そのときは思ってもみなかった。
まず、最近つくづく思っていることを書かせてほしい。
記憶に残す、簡単な方法。
それは、五感の全てを使うことだと思った。
五感がいちどに動いたとき、人と人のあいだに、なぜか特別なご縁が生まれる。そしてその時間は、驚くほど記憶に残る。理由はきっと、五感の全部を使っているから。
たとえば、一杯の飲み物。
氷とグラスが触れて、カランと鳴る。
炭酸の蓋を開ければ、プシュっ!
弾ける柑橘と、その奥に青い植物の香り。
ひとくち含めば、爽やかさが喉を通過する。
指先は、冷えたグラスにうっすら浮いた汗を感じている。そして目は、グラスの中の緑と光の反射を美しいと思う。
耳、香り、味、触れる感触、目に映る美しさ。
五感の全てを刺激する。
こうして淹れた一杯は、もう、ただの飲み物ではない。飲んだ人の記憶のなかに、静かに、長く残っていく。
そして、あの蓮の一杯の話だ。
ライオンズゲートの週、三日間の出店があった。その二日目のこと。
隣の会場に、草木染めの作家さんがいた。
その方が飾っていた蓮の花が、時間とともに、
一枚、また一枚と、静かに花びらを落とす。
散っていく。放っておけば床に落ちて、掃かれて、それで終わるはずの花びら。
あれを、使いたい!
そう思って、声をかけた。
「その蓮の落ちた花びら、いただけませんか?」
作家さんは、いいですよ、と笑ってくれた。
蓮は、泥の中から、泥に染まらずに咲く花。
だから古くから、神々はその花の上に坐すのだという。散ってなお、この一枚は蓮だ。そう思うと、ただ捨てるわけにはいかなかった。
拾った一枚を丁寧に清めて、グラスにそっと浮かべる。緑のミント、ライム、立ちのぼるローズマリー。そこに、淡いピンクの花びらが一枚。
今日、たまたま見つけたものだから。
だから一人ひとりに、「これ、偶然そこで見つけたので乗せてるんですよ」と、声を添えて手渡した。
そのうち、花を分けてくれた作家さん本人も、
「自分にも作ってほしい」とやってきた。
一杯作って持っていくと、とても喜んでくれた。
隣で、誰かの花が散っていく。
その花弁一枚をドリンクに乗せる。

耳も、香りも、味も、指先も、目に映るもの、
そこには、五感の全部があった。
散るはずだった花びらが、誰かの夏の一日の記憶のなかで、もう一度、ひらく。
そんなスペシャルなドリンク🌿
3日間トータルで88杯。
さすがのライオンズゲート🦁
次はスイーツを準備しようかな🍰
次の出店は9月、
新メニュー開発が楽しみだ。
