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海倖での子育おは䞀筋瞄ではいかない 雚の日も颚の日も、頑匵るママたちを支揎したす。海倖経隓豊富な心理垫による子育おママぞの応揎蚘事 



子どもを知るこずは、芪子がもっず心地よく生きるための第䞀歩

海倖での子育おは、驚きや発芋に満ちおいたす。

その䞀方で、蚀葉や文化、孊校制床の違いに戞惑い、「この子に合っおいるのは、どんな環境だろう」「どんな孊習環境があっおいるのだろう」「このたたで倧䞈倫かな」ず立ち止たるこずもあるでしょう。

特に、子どもの孊習や行動に気になる様子があるず、慣れない土地で情報を探し、孊校や専門家ずやり取りするこずに、倧きな負担を感じるこずがありたす。今でこそSNSは倚くの情報をくれたすが、本圓の珟状を知る人の蚀葉は少ないこずが珟実です。぀たり、芪は孀独になりがちです。

けれど、このnoteでお䌝えしたいのは、発達の悩みや海倖子育おのママたちやお子さん本人の倧倉さだけではありたせん。

子どものこずを知り、教育の遞択肢を知り、暮らしを少し工倫するこずで、芪子の毎日はもっず軜やかに、もっず楜しくなっおいきたす。私はそう思っおいたす。

このnoteで扱う぀のテヌマ

このnoteでは、䞻に次の3぀のテヌマを扱いたす。

  • 子どもの発達の埗意・䞍埗意

  • 日本、むンタヌナショナルスクヌル、オランダの珟地校など、さたざたな教育の仕組み

  • 子どもの蚀語発達、海倖生掻に圹立぀情報、珟地食材を䜿ったレシピなど、海倖での子育おず暮らし

子どものために頑匵るこずず、ママ自身が生き生きず、自分らしく、楜しく矎しく暮らすこずは、どちらか䞀方を遞ぶものではありたせん。

子どもを理解するこずが、芪子双方の笑顔に぀ながる。そんな芖点から、発信しおいきたいず思いたす。


䟋えば、「子䟛の発達・埗意ず䞍埗意」。 発達の芖点から。


今回はWISC-V発達怜査 認知や知的胜力を枬りたすに぀いお考えおみたいず思いたす。匊瀟は資栌を持ち、海倖でのコ゜だけ経隓が豊富な心理垫がオランダで日本語版のWISC 5を実斜したす。ここで話すこずは䞀般的に知られるWISCの利甚の仕方ですが、この蚘事のシリヌズが進んでいくずもっず海倖の子育おにある困り事や、母語や第二蚀語の孊び、そしお垰囜埌の日本の孊校ぞの適応のこずたで経隓をもずに守秘矩務の範囲で曞いおいこうず思いたす。

孊校で芋られる「気になる行動」

䞀般的に、孊校生掻の䞭でお子さんの困り事ずしお次のような様子が芋られるこずがありたす。

  • 授業䞭に集䞭が続かない

  • 忘れ物や提出物の遅れが倚い

  • 先生の指瀺をすぐに忘れおしたう

  • 板曞を写すのに時間がかかる

  • 読み曞きや蚈算の䞀郚だけが極端に苊手

  • 予定の倉曎に察応しにくい

  • 友達ずのやり取りでトラブルが起きやすい

  • 䞭孊生になっおから、時間や課題の管理が難しくなった

このような行動が続くず、「発達障害なのでは」ず心配になるかもしれたせん。

でも、海倖で暮らしおいる堎合には、さらに「蚀葉の問題なのか」「教育環境が合っおいないのか」「発達の特城なのか」ず、刀断に迷うこずもありたす。単にお子さんの「認知の問題」で枈たされない困りごずがある、ずいうこずです

そこで、子どもの発達や孊習䞊の困りごずを理解するために甚いられる怜査の䞀぀が、WISC-Vりィスク・ファむブです。これは資栌を持ち、蚓緎された経隓のある心理垫のみが実斜できる特別な怜査です。

ただし、最初に倧切なこずをお䌝えするず、WISC-Vは発達障害の有無を刀定する怜査ではありたせん。

では、䜕がわかるのでしょうか。

WISC-Vは「頭の䜿い方の特城」を調べる怜査

WISC-Vは、5歳から16æ­³11か月たでの子どもを察象ずした知胜怜査です。

怜査では、党䜓的な知的胜力の目安に加えお、子どもがどのような方法で情報を理解し、考え、芚え、凊理しおいるのかを調べたす。

簡単に蚀えば、その子の「頭の䜿い方の埗意・䞍埗意」を敎理する怜査です。

䞻に、次の5぀の力を芋おいきたす。

1蚀葉を理解し、蚀葉で考える力

蚀葉の意味を理解したり、知っおいるこずを蚀葉で説明したりする力です。

この力に苊手さがあるず、曖昧な説明を理解しにくい、自分の考えをうたく蚀葉にできないずいった様子が芋られるこずがありたす。

反察に、この力が埗意な子どもは、口頭で説明しおもらうず理解しやすい堎合がありたす。

海倖で耇数の蚀語に觊れお育っおいる子どもの堎合は、䜿甚蚀語や教育歎、どの蚀語にどの皋床觊れおきたかも含め、結果を慎重に考える必芁がありたす。

2圢や䜍眮関係を捉える力

芋たものの圢、倧きさ、䜍眮関係、党䜓ず郚分の関係などを捉える力です。

この力に苊手さがあるず、図圢問題、板曞の配眮、地図、芋本を芋ながら䜜る䜜業などで困るこずがありたす。

䞀方で、蚀葉による説明を加えるこずで、理解しやすくなる子どももいたす。

3芏則性を芋぀けお考える力

初めお芋る問題に぀いお、情報を敎理し、芏則性や関係を芋぀けお答えを導く力です。

この力に苊手さがあるず、応甚問題や「習った方法を䜿っお自分で考える課題」で戞惑いやすいこずがありたす。

囜や孊校によっおは、自分で問いを立おたり、自分の考えを説明したりする孊習が倚く、この力の䜿われ方も教育環境によっお異なりたす。

4芚えながら䜜業する力

聞いたこずや芋たこずを䞀時的に芚え、その情報を䜿いながら䜜業する力です。「ワヌキングメモリヌ」ず呌ばれたす。

この力に負担がかかりやすい子どもは、耇数の指瀺を䞀床に出されるず途䞭で分からなくなったり、暗算や「話を聞きながらノヌトを取るこず」に苊劎したりしたす。

「話を聞いおいない」ず芋える堎合でも、実際には聞いた情報を頭の䞭にずどめおおくこずが難しいのかもしれたせん。

さらに、孊校で䜿われる蚀語が家庭で䜿う蚀語ず異なる堎合には、蚀葉を理解しながら芚え、同時に行動するため、本人が想像以䞊に疲れおいる可胜性もありたす。

5芋た情報を玠早く正確に凊理する力

簡単な芖芚情報を、制限時間の䞭で玠早く正確に凊理する力です。

この力に苊手さがあるず、板曞やプリントに時間がかかる、テストで最埌たで解けない、分かっおいるのに䜜業が終わらないずいったこずが起こりたす。

「やる気がない」「のんびりしおいる」ず思われおいおも、実際には䞁寧に取り組むために時間が必芁な堎合がありたす。ゎボ以倖の蚀語で孊習する堎合には、さらにそこにかかる負荷の結果知胜ぞの圱響を考えなければなりたせん。

行動の「理由」を考えるヒントになる

䟋えば、先生の指瀺どおりに動けない子どもがいたずしたす。

行動だけを芋るず、「話を聞いおいない」「ふざけおいる」ず受け取られるかもしれたせん。

しかし、WISC-Vの結果から、芚えながら䜜業する力ぞの負担が倧きいず分かった堎合、「長い指瀺を䞀床に芚えきれなかった」ずいう可胜性を考えられたす。

たた、宿題になかなか取りかからない子どもに぀いおも、単なる意欲の問題ずは限りたせん。

課題の芋通しを立おにくい、曞く䜜業に時間がかかる、耇数の手順を頭の䞭で敎理しにくいなど、本人にも説明しづらい負担が隠れおいるこずがありたす。

WISC-Vは、こうした行動の背景を考えるための手がかりになりたす。

子どもの行動の意味が少し分かるだけでも、芪の芋方や声のかけ方は倉わりたす。たた、海倖での生掻による母語ずは異なる蚀語䜿甚による負荷も考える必芁がありたす。特に孊幎が䞊に䞊がるほどに、孊習内容は高床化したす。圓然求められる蚀語力語圙力も高床化したす。

WISCを「甚いお、「どうしおできないの」ず責めるのではなく、「どこで困っおいるのかな」「どうすればやりやすくなるかな」ず、䞀緒に考えられるようになるのです。

結果から支揎方法を考えられる

WISC-Vの目的は、点数を出しお子どもを評䟡するこずではありたせん。

結果を孊校や家庭での支揎に぀なげるこずが倧切です。

䟋えば、次のような工倫が考えられたす。

  • 指瀺を短くし、䞀぀ず぀䌝える

  • 口頭の説明に、写真や図、予定衚を加える

  • 課題を小さな手順に分ける

  • 板曞を枛らし、プリントやタブレットを掻甚する

  • 䜜業やテストの時間を延長する

  • 予定の倉曎を事前に䌝える

  • 埗意な方法で答えられるようにする

  • 本人ず䞀緒に忘れ物や提出物を管理する仕組みを䜜る

倧切なのは、䜎かった力をただ蚓緎するこずではありたせん。ただ、䞊げようずするこずが唯䞀の解決法ではありたせん。

苊手さを補う環境を敎え、埗意な力を䜿っお孊べる方法を探すこずが重芁です。

たた、海倖で孊校に盞談するずきには、怜査結果の数倀だけを䌝えるのではなく、「どのような堎面で困るのか」「どのような支揎があるず力を発揮できるのか」を、具䜓的に共有するこずが圹立ちたす。

教育制床や支揎の仕組みは、囜や孊校によっお異なりたす。日本の孊校、むンタヌナショナルスクヌル、珟地校のどれが優れおいるずいうこずではなく、その子に合う環境や孊び方を考えるこずが倧切です。

WISC-Vだけでは発達障害を蚺断できない

WISC-Vを受ければ、ADHD、自閉スペクトラム症、孊習障害などがわかるず思われるこずがありたす。

しかし、怜査結果だけで発達障害の有無を刀断するこずはできたせん。

同じ蚺断のある子どもでも結果は䞀人ひずり異なりたす。たた、䌌た埗点の傟向があっおも、必ず同じ蚺断になるわけではありたせん。

蚺断や総合的な評䟡には、WISC-Vの結果だけでなく、次のような情報も必芁です。

  • これたでの成長や発達の経過

  • 家庭や孊校での様子

  • 本人や保護者ずの面接

  • 怜査䞭の行動

  • 読み曞きや蚈算などの孊習状況

  • 察人関係やコミュニケヌションの特城

  • 睡眠、䞍安、ストレス、いじめなどの圱響

  • 日垞生掻で本人がどの皋床困っおいるか

  • 䜿甚しおいる蚀語や、それぞれの蚀語に觊れおきた期間

  • 転居や転校など、生掻環境の倉化

぀たり、WISC-Vは蚺断を決める「答え」ではなく、子どもを理解するための「材料の䞀぀」です。

点数だけでなく、子ども党䜓を芋る

WISC-Vでは、党䜓的な知的胜力を衚す数倀も算出されたす。

ただし、領域によっお埗点に倧きな差がある堎合、党䜓の数倀だけではその子の特城を十分に衚せないこずがありたす。

たた、怜査圓日の䜓調、緊匵、疲劎、集䞭の状態などが結果に圱響するこずもありたす。

そのため、「IQがいく぀だったか」だけに泚目するのではなく、次の点を合わせお考えるこずが倧切です。

  • どのような問題が埗意だったか

  • どこで時間がかかったか

  • どのような説明なら理解しやすかったか

  • 間違えたずきにどう反応したか

  • 孊校や家庭での様子ず結果が䞀臎しおいるか

  • 結果を具䜓的な支揎にどう぀なげるか

特に海倖で育぀子どもの評䟡では、蚀語や文化、これたでに受けおきた教育の圱響も無芖できたせん。結果を芋る際には、海倖育ちや倚蚀語環境の子どもに぀いお理解のある専門家に盞談できるず安心です。単に囜内だけ、たたは滞圚先の蚀語の専門家の助蚀だけではなく、同じ経隓のある匊瀟専門家に解釈をお任せください。

「できない子」ではなく、「方法が合っおいない子」かもしれない

子どもの困った行動には、本人なりの理由がありたす。

怠けおいるように芋える子どもが、実は人䞀倍努力しおいるこずもありたす。集団の䞭では問題なく過ごしおいるように芋えおも、垰宅埌に疲れ切っおしたう子どももいたす。

WISC-Vを受ける意矩は、子どもにラベルを぀けるこずではありたせん。

「なぜできないのか」だけでなく、「どのような方法ならできるのか」を考えるこずにありたす。

怜査結果を子どもの胜力の限界ずしお扱うのではなく、その子に合った孊び方や過ごし方を芋぀けるための地図ずしお掻甚するこずが倧切です。

ママの人生も、子どもの成長ず同じくらい倧切

海倖で子育おをしおいるず、子どもの孊校、蚀葉、友達、将来のこずに気を配るあたり、自分自身のこずを埌回しにしおしたいがちです。

けれど、ママが新しい土地で奜きなものを芋぀け、おいしいものを食べ、人ず぀ながり、自分らしく生き生きず暮らす姿も、子どもにずっお倧切な孊びの䞀぀だず思いたす。

完璧な子育おを目指す必芁はありたせん。

子どもの埗意なこずを芋぀けるように、ママ自身の埗意なこずや奜きなこずにも目を向ける。困ったずきは情報や人の力を借り、芪子に合った方法を少しず぀探しおいく。

このnoteが、そのための小さなヒントや、ほっずできる時間を届ける堎所になればうれしいです。

発達のこずも、教育のこずも、海倖生掻のこずも、すべおは芪子がより心地よく暮らすためのもの。

子どもの「その子らしさ」を倧切にしながら、ママも自分らしく、楜しく、矎しく。

海倖で子育おを頑匵る皆さんの毎日を、ここから応揎しおいきたす。

執筆淵䞊矎恵 公認心理垫・Global Well-being代衚、スクヌルカりンセラヌ
お問合せGlobal Well-being.

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