【AIとの距離感】置いてきたものを拾いにいく|主要生成AI比較
Season 4までを読んでいるとより理解しやすくなっています。
まだの方はこちらからどうぞ。
🚪 一度スキップした話に、戻ってきた
このシリーズを書いている途中、「主要生成AI比較」というテーマを一度スキップしたことがあります。
当時は「Claude・Gemini・GPTの違いなんて、検索すればすぐ出てくる」と感じて、わざわざ書く意味を見出せませんでした。
でもこの1年で、状況が変わりました。Copilotという選択肢が視野に入ってきて、エージェント型のツールも増えて、単純な「どれが得意か」という比較では収まらなくなってきています。あらためて向き合ってみます。
🏗️ 4つのAI、それぞれの立ち位置
Claude・Gemini・GPT・Copilotは、どれも大規模言語モデル(LLM)をベースにしていますが、開発元・設計思想・強みが異なります。
GPT(ChatGPT)|OpenAI
汎用性の高さが特徴です。壁打ちや発散思考に強く、こちらの話に乗っかりながら一緒に考えてくれる感覚があります。
Gemini|Google
Google検索との連携が強みです。調べものや最新情報に強く、反応の速さが頼もしい場面が多いです。
Claude|Anthropic
長文処理と安全性への配慮が特徴です。文章の相談・推敲に強く、こちらの意図を汲んでくれる感覚があります。
Copilot|Microsoft
Officeソフトとの統合が強みです。仕事の文書作成やデータ分析との相性がいいとされています。
自分は文章の相談はClaude、調べものはGemini、壁打ちはGPTという使い分けをしています。Copilotは実はほとんど触ったことがなくて、今回調べて初めてちゃんと知りました。

🦾 「答える」から「作業する」への広がり
以前、AIエージェントとMCPの話を書きました。今、この「エージェント」という考え方が、それぞれのAIサービスに組み込まれつつあります。
Claude Codeは、コマンドラインで動くエージェント型のコーディングツールです。目標を伝えると、コードを読んで、計画を立てて、編集して、テストして、確認する、というサイクルを自律的に回します。自分もコードを書く用事はほとんどないのですが、名前だけは目にする機会が増えました。
OpenAIのCodexも同じ方向性で、クラウド上でソフトウェア開発をまるごと任せられるエージェントとして刷新されたそうです。
Copilotも、Microsoft 365の中でエージェント的にドキュメント作成やデータ分析を代行する機能が強化されているとのことでした。実際に触ったことがないので伝聞に近いのですが、聞いているだけでも「そこまでやってくれるのか」と驚きました。
「どのAIが賢いか」という比較から、「どのAIにどこまで任せられるか」という比較に、質問の中身が変わってきている気がします。

🤔 結局、何を基準に選べばいいのか
調べれば調べるほど、「どれが最強か」という問いに意味がないことがはっきりしてきました。
自分の使い方を振り返ると、選んでいる基準は「相性」に近い気がします。Claudeとの文章のやり取りは、こちらの意図を汲んでくれる感覚があって心地いい。Geminiは検索と組み合わせたときの反応の速さが頼もしい。GPTは思いつきをそのままぶつけても受け止めてくれる。
これは技術的な優劣というより、使い続けてきた中で育った相性です。前の記事で書いた「距離感は関係から作られる」という話が、ここでもそのまま当てはまる気がしています。
「どれが一番か」ではなく、「何をしたいときにどれと話すか」。今の自分の判断基準は、そのあたりに落ち着いています。

🔗 スキップしたことを、後悔していない
このテーマを一度スキップしたことを、今は後悔していません。当時のまま書いていたら、Copilotもエージェントの話も入らない、表面的な比較記事になっていたと思います。
置いてきたものを拾いに戻ってくると、前より少し違う形で拾えることがある。今回はそれを実感した回でした。
ま、いっか。

あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
AIとの距離感シリーズの最初に予定していたものはそろそろ終わりになります。
また新しいことを取り入れて続けるか、別のシリーズを始めるかはまだ悩み中です。
よければご活用ください〜
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