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発達障害の私と思い出し怒りの攻防戦

こんにちは、発達障害マダムの大磯りんご飴です!

発達障害を持つ方の中には高い記憶力を持つ方もいらっしゃるかと思います。

自慢に聞こえたら申し訳ありませんが、私も言語や数値、過去の出来事に関する記憶力には自信があります。

とりわけ過去の出来事への記憶については、自分自身の振り返りができるというメリットがありますが、逆に嫌な思い出についても憶えてしまうというデメリットもあります。

そしてそのデメリットは過去の嫌な出来事を思い出し怒りが沸々と湧き上がる、いわゆる思い出し怒りの原因にもなっています。

今回は、過去から現在、未来に至るまで私を苦しめている思い出し怒りについてお話ししたいと思います。

思い出し怒りのきっかけ

発達障害故に人間関係や仕事が上手くいかず失敗経験がかなり多い私ですので、当然嫌な思い出も数多くあります。

嫌な思い出が多いという事はそれだけ思い出し怒りのきっかけも多いという事になり、大変なストレスを感じています。


何気ないキーワードがトリガーに

私の思い出し怒りの原因で圧倒的に多いのが、過去の他者との嫌な思い出です。

若い頃は発達障害が見過ごされていた、というよりそもそも発達障害という概念自体がなかったので、私は頭のおかしい変わり者扱いされ、いじめの標的にされたりいじられ役にされたり、はたまた周りの足を引っ張る厄介者扱いされたり……嫌な思い出には事欠きません。

思い出し怒りのきっかけで最も多いのが、嫌な思い出にまつわる何らかのキーワードを目にした時です。

テレビや漫画、YouTubeなどのコンテンツを目にする中で、過去の嫌な思い出に関わるキーワードや現象を見た時に嫌な思い出が引き出され、
「そういえばあの時私はあいつにあんな目に遭わされた」
「あいつのあの態度が許せない」
と怒りが湧き上がってしまいます。

一度思い出してしまったが最後、後から同じコンテンツを見た時に再び思い出し怒りをする事で純粋にコンテンツを楽しめなくなってしまいます。


家事に忙殺されて追いつめられる

思い出し怒りの原因となっている事象はもう1つ、家事に追われて余裕を失くした時です。

これについては、ただでさえ苦手な家事を大量にこなし続けると当然余裕がなくなりまして、いっぱいいっぱいになって追いつめられた瞬間、
「夫のあの発言のせいで私は家事が嫌いになった」
「母と同じクオリティで家事なんて私の一番できない事なのに」
と、過去の家族に思い出し怒りの矛先が向かうのです。


自分自身の悪辣さ

一方で、私の悪辣な行動で周りの人達を苦しめた忌まわしい過去も、自分自身への思い出し怒りの原因になっています。

きっかけはその時によって変わりますが、前述の他者への思い出し怒りと同様に何かのキーワードを目にした時もあれば、何気なくふと思い出してしまう時もあります。

自分自身を標的にした思い出し怒りの場合、
「あんな感じ悪い言い方をする私は嫌な奴だ」
「あの人には申し訳ない事をしてしまった」
と、むしろ自己嫌悪に近い状態になっています。


自分なりの方法で怒りを鎮める

社会復帰に成功し趣味を見出した現在はどちらかといえば幸せな生活をしていると言えるのに、思い出し怒りのせいでぐちゃぐちゃになるのは誰でも嫌ですよね。

思い出し怒りをしてしまった時、私はどのように負のループから脱出しているのでしょうか。


全く関係ないコンテンツを見る

これは主にYouTubeの動画を見ている時に使える対処法ですが、動画の内容がきっかけで思い出し怒りをしてしまったらその動画を見るのを中断し、全く関係がないコンテンツに変える事で気持ちを切り替えます。

その他、テレビ番組や漫画なら別の番組や作品に変える、ネット記事ならカテゴリーを変えて全く別の記事を見る、などです。

どのコンテンツに切り替えたらいいのかはその時によって変わるので、これだという最強のコンテンツはありませんが、無理やりにでも気持ちを切り替える事で少なくとも怒りは鎮まります。


最強の呪文「仕方ないじゃない」

それでも怒りが収まらない時は
「だってできなかったんだから仕方ないじゃない」
と、少々子供っぽい事を口に出します。

発達障害を言い訳にした他責思考の言葉なので人前では決して言えませんが、思い出し怒りは主に1人でいる時に起こるので問題ありません。

そもそも、この言葉も発達障害故に苦しんできた過去の私を慰めるためのものなので、決して本心ではない事をご理解頂けるとありがたいです。


思い出し怒りの原因になった人達との付き合い方

前述の通り、私の思い出し怒りの原因は他者との関わりがほとんどですが、その原因となった人達とは現在どうしているのでしょうか。


表向きは水に流す

大半の人達に対しては、怒りを自分の中で処理して相手に直接ぶつけないようにしています。

思い出し怒りの原因になっている人達のほとんどは、昔の学校や職場の関係者、そして元夫など連絡を取る事がなくなった人達で、長い間連絡を取っていないのに突然怒りをぶつけたところで新たな揉め事に発展するのは火を見るより明らかです。

本音を言えば怒りをぶつけてやりたい気持ちもありますが、下手すれば新しい嫌な思い出が増えるだけで今の幸せが壊れるリスクが大き過ぎます。

そして、原因の人達には実家の家族や現在でも連絡を取る友人もいまして、彼らに関してはせっかく適度な距離を保ち穏便な関係を築けているので、下手に怒りをぶつけて関係を悪化させるよりは表向き水に流して平静を演じる方がずっと平和です。

ただし、相手に直接ぶつけないだけで1人の時は思いきり罵倒していますが……。


気持ちを伝えて絶縁

極少数ですが、不快な思いをさせられてそれが思い出し怒りの原因になっているという事で、
「あなたの言動が不愉快でした」
と正直に気持ちを伝えた上で、関係を終了し絶縁した相手もいます。

こういった人達の場合、最初は角を立てないよう我慢していたものの、ある日ふと
「ムカつきを高ぶらせてまでこんな奴と関わるメリットってないよね」
と気づくのです。

そこからは一刻も早く絶縁するために即行動し、絶縁してから後悔した事はなくむしろ清々しい気分になりました。

こうやって不必要な相手を切り捨てる勇気を得られたのも、自己分析を済ませ自分に正直に生きる決意をした今の私ならではだと思います。


思い出し怒りの本質

思い出し怒りをするという事は、過去の嫌な出来事について納得いっていない、忘れるにしてはひど過ぎると感じているからだと思います。

「過去と他人は変えられない、自分と未来は思いのまま」
という自己啓発の言葉がありますが、私の場合、少なくとも過去に受けた数多い傷を癒し嫌な思い出から私自身を解放してあげる事が必要なのかなと考えています。

過去に執着した思い出し怒りの常習犯である私について、皆様はどう思われましたでしょうか?

次回は、発達障害の持ち主にとっては重要事項でもある、好き嫌いと得意不得意についての私の考察をお話ししたいと思います。

それでは次回の記事でお会いしましょう、ごきげんよう!

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