発達障害の私と息子、それぞれの薬との付き合い方
こんにちは、発達障害マダムの大磯りんご飴です!
発達障害を含め何かしらの障害をお持ちの方は薬を飲む事が多いかと思われますが、私ももちろん飲んでいます。
服薬に関しては、助けられているという方もいれば、依存しているみたいで不安という方もいる事かと思います。
今回は、私と息子の薬との付き合い方についてお話ししていきたいと思います。
↓私と息子の障害が発覚した経緯についてはこちらを参考にして下さい。
大磯りんご飴の場合
現在のかかりつけ医院にてADHDとASDの診断が付いたその日に薬を処方され、私の服薬生活が始まりました。
最初は1種類を少量、少しずつ増やす
診断が付いてすぐに処方された薬はストラテラといい、最初は1カプセルから始めて徐々に増やしていきました。
飲み始めた当初は副作用で眠気や倦怠感に襲われ家事もままならない状態でしたが、飲み続けるうちに慣れてきたのか次第に安定しました。
薬を飲んだからといって大嫌いな家事や育児は毎日私にのしかかっていたので、不満は消えず頻繁にキレ散らかす状況は変わりませんでした。
「瞬間的に高ぶった怒りを鎮める薬はないだろうか」
という夫からの要望で、頓服薬として液状のリスパダールを処方されました。
主治医の先生は私の怒りが高ぶった時に飲ませるよう夫に言い、その後キレ散らかした時に頓服薬を飲めと言われた事はありましたが、飲むや否副作用で何もできなくなるため、夫の指示で頓服薬を飲んだのは最初のうちだけでした。
何をしてもちっとも良くならない精神状態が辛くて先生に相談し、ストラテラと共に飲む錠剤としてリスペリドンを処方してもらいました。
経済事情と精神状態を鑑みて
実家に戻されてからも精神治療は続きましたが、経済的に夫に頼れなくなり高価なストラテラを服用し続けるのが辛くなりました。
その頃にはジェネリック医薬品の錠剤、アトモキセチンが処方してもらえるようになっていたので、ストラテラに代わりアトモキセチン、そしてリスペリドンを服用するようになりました。
実家での生活の不満から精神状態は悪化の一途を辿り、薬を増やしたいと先生に申し出た事で、新しい薬としてインチュニブを追加し、毎日の薬は3種類になりました。
自立支援医療制度を使っている私の治療費は相場より抑えられているものの、実家にいた頃は夫と婚姻関係を結んでいたため自己負担額の上限は高く設定されていましたが、離婚して私1人の世帯になってからは自己負担額の上限が下げられ、経済的にも楽になり安心して服薬できるようになりました。
現在の服薬事情〜大磯りんご飴〜
服薬を始めて10年近く経った現在は、ダイソーで購入したケースに小分けした薬を保管するようになった事で、婚姻時代から頻繁に起こしていた飲み忘れ問題が解消され、且つ服薬状況が可視化されスケジュール管理も容易になりました。
また、婚姻時代は激しい副作用で動けなくなっていたリスパダールも問題なく飲めるようになり、頓服薬は専ら仕事で嫌な出来事があり極めて不安定になった時に頼っています。
それでも服薬前に寝落ちして気づけば朝が来ていた、という事も皆無ではなく、飲み忘れた翌朝は気怠いというか軽い痺れを感じるというか、妙な不快感がのしかかってきます。
服薬生活に体が慣れたと前向きに捉えるべきか、薬なしではやっていけなくなったと不安を覚えるべきか、今はまだ判断ができませんが、しばらくは薬との生活を続けていこうと思います。
息子の場合
私と同じADHDとASDを併せ持つ息子も薬を飲んでいますが、経緯や現状は私とは少し違っています。
主治医の先生からの提案
医療機関に関わるようになったのは僅差で息子の方が先でしたが、服薬を始めたのは私より後でした。
最初は幼稚園の先生に支援してもらいつつ言語療法を受けていましたが、5歳児クラスになった頃に主治医の先生から服薬を提案されました。
薬に懐疑的な考え方の夫は最初反対していましたが、先生の熱心な説得を受けて最終的に服薬を承諾しました。
息子に処方された最初の薬はコンサータで、ストラテラとは違い目が冴えるとの事で、毎日の朝食後に飲ませていました。
内科などで処方される風邪薬とは異なり粉末状の物がなかったので、薬剤師さんからおくすり飲めたねというゼリー状のオブラートを紹介して頂きました。
↑息子のお気に入りは、豚のパッケージのぶどう味でした。
増える薬、困難を極めた服薬
コンサータを服用し始めた当初は落ち着きを見せるようになった息子でしたが、すぐにまた不安定に戻り、幼稚園でもまた駄々をこねるようになったそうです。
息子の受診に同行していた幼稚園の先生から話を聞いた主治医の先生は、精神を安定させるためにリスペリドンを追加しました。
リスペリドンは眠気を催す副作用があるので服薬も夜に行い、朝晩と毎日2回薬を飲ませるようになりました。
息子の服薬は私が担っていましたが、自己管理すらろくにできなかった私にとって毎日2回の服薬は大きな負担で飲ませ忘れる事もあり、息子が幼稚園でキレ散らかし先生から服薬を強く頼まれるのは私にとってもプレッシャーになっていました。
2種類の薬を飲んでも毎日のようにキレ散らかす息子に手を焼いた幼稚園の先生からの申し出により新たにインチュニブが処方され、息子の薬は更に増やされました。
先に述べた通り、実家でキレ散らかして薬を増やした私と同じ状況でしたが、リスペリドンとインチュニブの服用は息子の方が先でした。
現在の服薬事情〜息子〜
私が実家に戻されてからは、義実家と私の元自宅を行き来するようになった義父が薬を管理するようになり、適宜薬を用意して飲ませているそうです。
現在はオブラートを使わず水で服薬ができるようになり、どんな薬を飲んでいるのか自分でも理解できるようになりました。
これは私が登録販売者になってからの話ですが、食事を終えた息子はさっさと自室に戻り自分の世界に入ってしまうとの事で、義父が確実に飲ませられる食前に飲んでいると聞きました。
空きっ腹で飲ませて大丈夫かなと心配になり私のかかりつけ薬剤師さんに相談したところ、私達の薬は食事に影響されないと助言を頂いたのでそれを息子や義父に教え、最終的な判断は息子の主治医の先生に仰ぐよう進言しました。
その後許可が下りたようで、息子の服薬は現在も食前になっているようです。
服薬はちょっとした手助け、環境調整も大切
今回は私と息子の服薬についてお話しさせて頂きましたが、振り返ってみれば私と息子の服薬事情はよく似ているなと思いました。
最初は1種類から始まり、全く収まらない怒りを鎮めるために1種類、2種類と薬を追加しました。
服薬が全くの無駄だと言うつもりはありませんが、私達の場合環境調整こそ最も効果的な手段でした。
家族のために大嫌いな家事や育児に心を擦り減らし毎日のようにキレ散らかしていた私は一人暮らしを始めて精神状態が安定しました。
息子もまた、幼稚園での教育が不満だったと今になって訴えていましたし、現在の特別支援学級は支援員の先生に懐いて居心地の良さを感じているようです。
最適な環境こそ一番の特効薬であると学んだ今、それを作るのを手助けしてくれる支援者と一歩踏み出す勇気があればより良い生活が待っていると、同じ悩みを持っている方に知って頂きたいと心から思っています。
次回は、最近巷で広まっているらしいお風呂キャセル界隈についてお話ししたいと思います。
それでは次回の記事でお会いしましょう、ごきげんよう!
