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MUSIC inn Fujieda通信 Vol.27

 何度も書いているので「もうよろしいやろ」と思う人もあるかもしれませんが、我々の運営するMUSIC inn Fujiedaという滞在型音楽スタジオは、林檎酢会員というサポーターの月額支援によって支えられています。会員にはNPOからの物資の募集に応えたり、何らかの物資を寄贈できる交流サイトがあって、その仕組みを使って、機材や家電などの支援をいただきました。ありがとうございます。

 MUSIC inn Fujiedaでは業務用冷蔵庫が備え付けられたキッチンで自炊ができます。これまでもいろいろな料理が作られていることでしょうが、日本における自炊の要こと米、主食で我々のエネルギー源のライスに限っては、持ち運ぶのが面倒であり、近所の米屋で買おうにも食べ切るのが難しい、という問題を抱えておりました。折角、炊飯器を提供していただいたのにどうしたものか…。

 そこで現地のスタッフたちと話し合ったところ「お米が常設してあるのが理想だよね」という意見で皆がまとまりました。タダというのは難しいけれど、林檎酢会員に初回の米の支援をいただいて、食べた人たちがいくらかの投げ銭を行い、その金銭によって米の常備を実現する、無限ライス、みたいなことはできないかということで、初回のお米を募集しました。

ドカーン!!なんと、炊飯ジャーと同じく会員の増田さんからお米が10kg。この米袋は熊本の「のはら農研塾」のもので大変に美味しいお米です。スタジオで使われているコンソールや機材のラックを作ってくれたのも、こちらの野原さんたちのチームでした。なんという縁!!

 というわけで、投げ銭制、食べた人たちが後続の人たちの米代を若干でいいから担う無限ライス、KOME-MUGENとでも呼ぶべき制度がスタートしました。一応、僕らは「フリーライス」と呼んでいるので、著しくお金のない若いバンドマンとかは適当に西、そして東、考えつく限りの方角に手を合わせてから、電子ジャーに一礼してお米を炊いて食べてください。

こんなポップも作りました。募金箱はキッチン前のラックの上に。
楽曲制作で滞在中の「湾々」の皆さん。近所の惣菜店やスーパーでおかずを調達したとのこと。昔、ザゼンの向井秀徳さんが「ドラマーとベーシストは太ってないといけない」と酒場で力説していたので、たっぷり食べて体重を増やして、土手っ腹を貫く様な強靭なビートを奏でてください。
他にも湯呑みも増田さんからいただきました。急須は僕が先々週に近所の中古リサイクルショップで買って寄付しました。冷凍庫のほうじ茶、冷蔵庫に入っているSkaai君がくれたむちゃくちゃ美味しい烏龍茶などありますので、勝手に飲んで大丈夫です。
食器やコップなども林檎酢会員から頂きました。これらの食器でいろいろなミュージシャンが食事すると思うと胸熱ですね。僕もこのキリンのコップを使って、出所したあとの高倉健が初めてビールを飲んだシーンのように、瓶ビールを飲みたいと思います。

 引き続き、林檎酢会員を募集しています。MUSIC inn Fujiedaはボトムアップ型のスタジオを目指しています。スタジオの運営は専門的ですが、音楽家支援や地域振興にまつわる活動のアイデアを一緒に考えてもらったり、ボランティアなどに参加いただいたりしながら、一緒にコミュニティーを作って行こうという試みです。ぜひ、仲間になってください。

後藤正文

追伸。
皆さんのご支援によってスタジオ運営が支えられ、音楽作品もたくさん生まれていますので、チェックしてください!


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