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hoshizoramochi
深夜の来客
私は心霊番組が好きだ
やらせかもしれない
本当は何も映ってないのかもしれない
それでも見てしまう
夜が深くなるほどハラハラしながらワクワクする
ある日も一人で心霊番組を見ていた
番組では廃校を探索していた
誰もいないはずの教室
いきなり鳴るラップ音
突然、出演者が立ち止まる
「...今、誰かいましたよね?」
画面には誰も映っていない
すると映像が止まり
スタッフが赤い丸をつけた
私は目を凝らして探した
もうテレビに釘付けになっていた
そこにいたのはーーー
髪の長い白い顔の女
「うわっ!!いた!!」
怖いけどワクワクした
思わず発した
「今の見た!?」
一人暮らしなのでもちろん返事はない
その時、背後から声がした
「見たよ...」
私は固まった
恐る恐る振り返る
誰もいない
数秒後テレビの司会者が言った
「皆さんも今の見ましたか?」
「なんだテレビの声か」
私は胸を撫で下ろした
すると、テーブルの上のスマホが光った
表示された通知には
わたしもみたよ
差出人は登録されていない番号だった...
(おしまい)
