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倒れた話。

ごはん茶碗が19さいの時。
調理の専門学校に通っていて
夏の間、絶対に就職したいと思っていた
会社でのインターンが決まりました。

会社へ向かう道中
無駄に重い包丁セットを握りしめ
ふぅ~、ふぅ~っと何度も
息を吐いていた。
何か変な失敗でもしたらどうしよう。
そんな気持ちで、、、

配属された部署は
会社の中で1番厳しいから
インターンでは配属されないと思うよ!
と言われていたところでした。
(先生、話が違うじゃん、、、。)

そして挨拶に向かうと
眼力で圧倒してくるシェフ。こわぁ~
厨房を除くと、狭い中
キビキビと動く男の人たち。

そして聞かされる衝撃事実。
確かに来る時混んでるなぁと思った、
都会は違うなぁ~と、、、、
花火大会だった。オワッタ

みんな優しく接してくれるものの
忙しそうだし、
ちょっと待ってね!と何回言われたことか。
今考えたら当たり前なんだけれど
何も出来ない、自分だけ立ってるだけの時間
本当につらくて、つらくて、しんどかった。

ようやく料理の盛り付けで
一緒にやろう!と眼力の強いシェフ!

私も力になれる!やれるんだ!
皿の前に立った時、、、
はい、もうここから記憶飛んで
気づくと医務室。

もう就職できねぇ。これ、と思った。

後からシェフが来てくれて
緊張してるのに
もっと声掛けしてやれば良かったなぁ
ごめんなぁと、、、

こんな忙しい日に
煩わしい学生の面倒見てくれるだけで
申し訳ないのに
倒れて、更に申し訳ない。

緊張しすぎて倒れた人間の話でした。

この後2週間インターン期間は続き
毎日会社の人から
今日は大丈夫か?!倒れないか?
と弄られたことを覚えています。

学校に戻ってから
みんなにその話をすると大爆笑
ごはん茶碗らしいじゃん!と。
全然笑えない!
就職出来ないじゃん、、、。


その後、なぜかこの会社に
内定を貰い、無事に入社できたごはん茶碗でした。

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