読経が、文字になって流れた日
父の四十九日の法要が、無事に終わりました。
お坊さんに自宅へ来ていただき、お経をあげていただきました。
実家には仏壇もなく、どこかのお寺の檀家でもありません。葬儀の際に葬儀場の方が手配してくださったお坊さんに、四十九日もお願いしました。
このお坊さんの読経が、素晴らしかった。
今まで聞いたどの読経よりも、心にしみる。それは父の法要だからというわけではなく、お坊さんの声そのものが生命力にあふれていて、読経が始まった途端、部屋中が静かに浄化されていくのを感じたのです。
読経の意味は、わかりません。
それでも、目を閉じてじっと聞いていると——読経が文字になって、光の中をゆっくりと流れていくような感覚がありました。

不思議な体験でした。
きっと父は、極楽浄土へ導いてもらえたことでしょう。
素敵なお坊さんに出会えたことに、心から感謝!
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