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性欲は強い方です。

長い通勤帰り、

老眼越しにYouTubeを見るのも少し疲れてきたので、久しぶりにYahoo!ニュースを開いた。

ワールドカップの結果だけは見たくない。

トップページを開いた瞬間、ノールックで一気に下までスクロールする。

芸能ニュースのロシアンルーレットだ。

誰かが唇を縫ったとか、

今夏最大の猛暑だとか、

五十代でグラビアに挑戦したとか、

自分の人生には何ひとつ関係のないニュースが、文字となって頭の中を通り過ぎていく。

その中で指が止まったのは、あるセクシー女優のインタビュー記事だった。

デビューまでの葛藤や苦悩、現在の心境などが書かれている。

好みの雰囲気だったので、何気なくFANZAを開いて検索してみた。

すると、すでに購入履歴があった。

「あれ?」

画面の中の彼女と、インタビューで見せる自然な彼女が、あまりにも違って見えたからだ。

むしろ、SNSなどで見せる何気ない表情の方がずっと魅力的だった。

色気というものは、演出された映像の中にあるのではなく、その人が何もしていない時の佇まいから滲み出るものなのかもしれない。

そのインタビューの中で、彼女はさらりと言った。

「私はかなり性欲は強い方です。でも当時のパートナーは、そういうことに無関心だったのか、それとも他の女性で満たしていたのか……今となっては分かりません。」

その一文が妙に残った。

これまで、自分から「性欲は強い」と話す女性に出会った記憶がない。

もちろん職業柄のリップサービスもあるのだろう。

それでも、この悩みは男だけのものではないのだと、改めて思った。

実は私も、おん年五十六、

性欲は、たぶん強い方だと思う。

ただ、気持ちは若くても、身体は正直である。

息子のスタンドアップ率よりも悲しいのは、自分の顔に増えていく皺や白髪だ。

そして何より、「五十六歳です」と言った瞬間、相手の目に浮かぶ”初老”という文字を、自分の方が敏感に感じ取ってしまうのだ。

そういう空気を察知した瞬間、息子の着席の早いこと早いこと。←ここは笑うとことあえて言っとく!


学生の頃は、

「何歳まで性欲ってあるんやろな。」

そんな話を冗談半分でしていた。

あの頃は、まさか自分がその年齢になるなんて思ってもいなかった。

もちろん今も性欲はある。

でも、それに応えてくれる相手はいない。

そして、それは女性も同じなのだろうか…

欲望があっても、家庭があり、立場があり、法律があり、世間がある。

若い頃なら、自分の欲望を優先した選択をしたこともあったかもしれない。いや、めっちゃめちゃあった。

でも今は違う。

還暦を前にした今、自分だけの問題では済まないことくらい分かっている。

だから最後は、自分で折り合いをつけるしかない。

(前後読まず、ここだけのセリフならまあまあかっこいいね!)

欲望がなくなるのではない、

欲望との付き合い方が変わるだけなのだ。

今回の記事は、この最後の数行だけ読んでいただければ十分です。

私の性欲が強かろうが弱かろうが、あなたの人生には何の影響もありません。

でも、人は年齢を重ねても、欲望を抱えたまま生きている。

ただ、その欲望とどう向き合うかが、少しずつ変わっていくだけなのだと思ってます。


それではまた来週!



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