わたしが、ずっと自分を上手く行かせなかった訳
人生の大半、怒って何かと戦って生きてきた気がする
常に誰かに、何かを押し付けられてるように感じてきた
ルールから外れたら批判される
だから自分の価値を守らないといけない
減点方式だから、常に完璧さが必要
社会的にもプライベートでも
当然に成功して、幸せであれ
逐一、自分を監視してきた
苦しかった
このまま成功してしまったら、
この苦しさから一生抜けられない
だから、ずっと上手く行くことに抵抗してた
それに、上手くいってしまったら、
このルールを押し付けてきた、
あの大嫌いな奴の思い通りだ
「ほらね、言った通りでしょ」
と、上から見てくるのに、負けたみたいで耐えられない
わたしが上手く行くことで、
その人が幸せそうな顔をするのにも腹が立つ
だから上手く行かないことで、
相手が間違っていたと証明してやりたい
それに、あんなに惨めで不幸せそうに見える
あいつみたいになんて、絶対なりたくない
そうやって、怒りの奥には
ずっと他の誰かが生きていた
完璧であろうとしつつ、反抗するのも、
結局、その誰かのルールが無意識の判断基準になっていて
悲しいけど、自分でない人生を生きていた
でも、本当は、わたしが欲しかったのは、
あの人に勝つことでも、
あの人が間違っていたと証明することでもなくて
純粋に、人生を自分の基準で選んでいくことだった
でもそれは、
これまで長く握りしめてきたルールの外を選択することで
怖くもあるし、ちょっとの勇気も必要だ
でも、少しずつ新しい方を選ぶことで
格段に体内の怒りの圧は減った
それに、嬉しさや喜びの感度が増して
気がついたら不機嫌な時間が減って
身体が前より疲れにくくなって、随分楽になった
だから、わたしの体感は
「こっちの道で合っているよ」
と、今日もこっそり教えてくれる
