軍拡より災害対策、気候変動対策を!
今回の熊本地震の被災者の皆さんに、心からお見舞いを申し上げます。
追い打ちをかけるように、連日の猛暑が、避難生活をいっそう過酷なものにしています。
残念なことに、今回も各地の避難所では、狭い空間に、段ボールなどで仕切られた、プライバシーのない、劣悪な環境が再現されているようです。
今後、熱中症や避難生活による災害関連死が増えることが心配されます。
以前から再三指摘されているこうした問題に、政府はもっと真剣に取り組む必要があります。
災害支援に当たる自治体職員や自衛隊、関係団体、各地から応援に駆けつけるボランティアの皆さんも、無理をせず、体調管理に十分気を配っていただきたいと思います。
今回のような地震と気候変動のダブル災害は、今後、ますますその頻度と激しさを増していくのではないでしょうか。
戦争で失われる命も、災害で失われる命も、尊い命であることに変わりはありません。
そのいっぽうで、戦争や災害は、社会的に弱い立場にある人ほど、深刻な被害を受けやすいとも言われています。
軍隊は維持するだけでも、大量の二酸化炭素を排出し、気候変動を悪化させる要因となっています。
ましてや、戦争になれば、多くのこどもたちや市民の命を奪い、同時に、気候変動やさまざまな環境破壊をもたらします。
イランやウクライナ、ガザでの戦争が続くなかで、世界各地で熱波や豪雨、猛烈な台風や大規模な山火事などの気候変動災害が多発するいま、人類は重大な文明の岐路に立たされているのではないでしょうか。
私は、このまま、気候変動が進み、世界から戦争がなくならず、格差が拡大し続けるなら、人類に未来はないのではないかと危惧しています。
いまこそ人類は、軍事力に頼らない安全保障のしくみをつくり、同時に、災害や気候変動から命を守る対策に、最優先で取り組む必要があります。
世界のすべてのこどもたちに、平和で美しい地球を引き継ぐことは、いまを生きる私たち大人の責任です。
軍拡より災害対策、気候変動対策を!
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