元素と資源③ 無機ガス製品の作り方【後編】
※この記事は月刊『化学』(化学同人)2025年6月号に掲載されたものと同じ内容です。
【前編】序文 / 少数の国に依存したレアメタル生産 / レアメタルの枯渇・不足問題 / バイプロの不足問題
【後編】窒素、酸素、アルゴン / ネオン、クリプトン、キセノン / 単体ハロゲンの製造
窒素、酸素、アルゴン
窒素や酸素、アルゴンガスの原料は、どこにでもある空気です。
そのため、比較的手ごろな分離装置を所有している国(日本含む)であればこれらのガスを製造することができます。
製造には「深冷分離法」という手法を用います[8]。
この手法の原理は簡単で、液体空気の分留操作、すなわち各気体の沸点の違いを利用して各成分を分離します。
ここから先は
2,508字
/
1画像
この記事のみ
¥
300
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
