チポトレのアドボが余った時の使い方
チポトレのアドボが「余りがち」であることは、チポトレのアドボあるあるの一つとして広く知られている。豪快に煮込み料理をつくるならまだしも、タコスにかけるサルサの隠し味として少しだけ入れたい場合や、付け合わせとして添える場合には、かなりの量が余ることになる。アドボなのである程度は保つのだが、やはり一度缶詰を開けてしまった以上、使い切らないといけない。
そこで本稿では、チポトレのアドボの保存方法と、チポトレのアドボを使ったレシピを2つ紹介する。この記事を読めば、チポトレのアドボが余ってしまうかもしれないという不安が解消されるはずだ。
チポトレのアドボとは何か
チポトレについては私の別の記事で紹介している。というか、この記事でタコスをつくった際に余ったチポトレを使うために今回のレシピを考えた。
チポトレというのはハラペーニョを乾燥させてから燻製にしたものである。乾燥させることで、長期保存ができるようになる。また、辛味もシャープな辛さからコクある辛さに変わり、燻製の風味がのることで深みのある味わいになる。
そして、アドボとは酢や唐辛子のペーストで漬け込んだ料理を指す。フィリピンにもアドボという煮込み料理があるが、それとは異なる料理である。いずれも語源は共通で、スペイン語でマリネを意味する。
つまりチポトレのアドボというのは、乾燥燻製唐辛子の酢漬けということになる。
チポトレのアドボをどう保存するか
結論からいうと、ソース状にして冷凍保存しておくのがよい。まず、余ったチポトレを汁ごとミキサーもしくはブレンダーにかける。ある程度細かくなったら、フリーザーバッグに入れて冷凍保存する。この時、画像のように薄く伸ばして冷凍庫に入れるとよい。こうすることで、使いたい分だけソースを割って使うことができる。

この状態のチポトレを以降ではチポトレアドボペーストと呼ぶ。ではいよいよ、このチポトレアドボペーストを使った料理を紹介しよう。
チポトレナポリタン
まず紹介するのは、チポトレナポリタンだ。イメージ的にはタバスコをかけたナポリタンに近い味わいになる。チポトレのアドボもタバスコのどちらも唐辛子と酢が主な構成要素なのでここは置き換えやすい。今回はチポトレに合うようにじゃがいもを食材として追加しているが、もちろん普通のナポリタンの食材でも問題ない。
食材(1人前)
パスタ 100g
玉ねぎ 1/4個
じゃがいも 小1個(中1/2個)
ウインナー 2本
にんにく 1かけ
ケチャップ 適量
塩胡椒 適量
チポトレアドボペースト 適量
なお、調味料は特に計ったりしていないので、適量としている。調理手順は普通のナポリタンと同じだが、あえてポイントを挙げるとすると、ケチャップのタイミングが重要だ。ケチャップは野菜やウインナーを炒めた後、野菜をフライパンの端に寄せてそこに加える。この時チポトレも同時に加えて、ケチャップとチポトレを混ぜながら炒めるようにする。ケチャップもチポトレも酸味のある調味料なので、これらをしっかり炒めて酸味を飛ばしておきたいためだ。ある程度火が通ったら、野菜とウインナーを合流させて混ぜ、そこに茹でたパスタを加える。
なお、チポトレの風味をしっかり感じたいなら、ケチャップは少なめにして塩胡椒で味を整えるとよい。また、隠し味にみりんを少し入れると甘味が深まるのでおすすめだ。

チポトレジャーマンサンド
もう一つ紹介したいのはサンドイッチだ。チポトレでサンドイッチをつくりたいと思い、中身の検討をしていたのだが、たまたまチポトレとジャーマンポテトの相性がいいのではないかと思い立ち、やってみたところ正解だった。材料は以下の通り。
食材(1人前)
食パン 8枚切り2枚
玉ねぎ 1/4個
じゃがいも 小1個(中1/2個)
ベーコン 適量
スライスチーズ 1枚
塩胡椒 適量
チポトレアドボソース 適量
コンソメ 適量
ケチャップ 適量
マヨネーズ 適量
粒マスタード 適量
食パンは8枚切りとしているが、ガッツリいきたい人は6枚切りでもよい。また、ベーコンはスライスしたものではなく、ブロックのものか厚切りのものを使ってほしい。
こちらについては先ほどのナポリタンのような既存レシピのアレンジではなく、オリジナルのレシピになるので、調理手順を説明する。
まず、材料を切る。玉ねぎは薄切り、じゃがいもはフライドポテトくらいの短冊切り、ベーコンも同様に短冊切りにする。これらをサラダ油で炒めて、塩胡椒とコンソメで味を整えてジャーマンポテトを作る。この時、玉ねぎはしっかりと炒めた方が今回のサンドイッチとは相性が良い。ここにチポトレと少量のケチャップを加えて軽く炒めたらジャーマン部分の完成。
食パンはトーストする。トーストした食パンにマヨネーズとマスタードを塗る。その上にスライスチーズとジャーマンをのせてサンドしたら完成。

その他の使い道
それでも尚、チポトレのアドボが余った場合の使い方について、いくつか考察を残しておく。
まず、チポトレマヨが思い浮かぶ。チポトレとマヨネーズは定番の組み合わせで、かなり相性が良い(今回のサンドイッチでもチポトレとマヨネーズを合わせている)。これをフライドポテトや野菜スティックにつけて食べるという使い方だ。
もう一つは漬け込み料理だ。チポトレとすりおろしたにんにく、少量の塩を混ぜたものを鶏もも肉の表面に塗り、しばらく冷蔵庫で寝かしておく。その後フライパンでソテーすれば、異国感あるチキンソテーが出来上がる。
ここまでくると、余ったチポトレを使うというよりは、これらのためにチポトレを買ってもいいかもしれない。是非素敵なチポトレライフを。
