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【想定してますか?】「備え」は利益を生まないが、会社を守る

商売において、有事の想定から「備え」を意識することは重要。このご時世、何があるかわからない、という話

商工会議所が見ている現実

先日、弊社のエリアを担当している商工会議所の担当者が再び来社された。

ここ数か月続くイラン情勢の影響もあり、会員企業を回って状況を聞いているそうだ。

話を聞くと、前回お会いした時よりも中小企業への影響は広がっており、日本政策金融公庫への融資相談も急増しているという。

とはいえ、その多くは設備投資や運転資金が足りないという話ではない。
今後長期化するかもしれない不況に備え、手元資金を厚くしておこうという「備え」の意味合いが強いそうだ。


わたし自身も「備え」を見直した

今回のナフサショックを経験し、わたし自身も改めて「備え」の重要性を意識するようになった。

備蓄品を増やし、会社の空きスペースも少しずつ防災用品で埋まっていった。

気付けば畳二畳ほどのスペースが防災備蓄庫になってしまったが、それでも得られる安心感は大きい。

そして、ここへきて各地で地震が相次ぎ、富士山噴火の可能性なども話題になる。
何も起きないことが一番だが、「何があるかわからない時代」であることだけは間違いない。


商売にも備えは必要

これは防災だけの話ではない。商売においても、有事を想定して準備できることは数多くある。

十分な手元資金を確保することはもちろん、仕入先の見直しや代替ルートの確保、顧客との関係づくり、情報発信の継続など、平時だからこそできることは多い。

実際、今回の融資相談の増加も、何かが起きてからではなく、その前に動こうという経営者の判断なのであるが、まわりから度々「ビビり過ぎ」揶揄される。


平時ほど意識は薄れる

小中学校では、防災訓練が定期的に行われていた。
忘れかけた頃に訓練を行うことで、防災意識を思い出させてくれていたのだと思う。

しかし、大人になると、それを思い出させてくれる人はいない。

商売においても同じで、有事への備えは経営者自身が意識しなければならない。
ただ、平時に有事を想定し続けることは、思っている以上に難しいし、普段から危機意識を持つようなサバイバーはいない。


「守り」を見直す日をつくる

経営者であれば、新しい事業や売上を伸ばすための「攻め」は自然と考える。

しかし、「守り」はどうしても後回しになりがちだ。

だからこそ、防災の日のように、定期的に会社の守りを見直す日を設けてもいいのではないだろうか。

資金、情報、人、備蓄、取引先…。有事はいつ訪れるかわからない。
だからこそ、何も起きていない今日こそが、備えを見直す最適なタイミングなのだと思う。

何も起こならいことが一番だし、わたしのように備え過ぎが杞憂に終わればいいのだが、やはり一定の割合で災いは起こるもの、と想定しておいた方がよさそうな昨今なのだ。

「有事の備え」も定期的なイベントとして組み込んでおくと、意識が仕組み化される

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