親には感謝している。なのに、なぜか私はずっと苦しかった。
「親には感謝している」のに、なぜか苦しい。これって私だけ?
「親に感謝しなきゃ。」
そう思っているのに、なぜか心のどこかが苦しい。
そんなことはありませんか?
私は長い間、
「自分が悪い。」
「自分がおかしい。」
そう思って生きてきました。
人に嫌われるのが怖い。
頼まれると断れない。
いつも相手を優先してしまう。
何か失敗すると「私が悪い」と反射的に思う。
友人関係でも、職場でも、家庭でも。
私はずっと、そんなふうに生きてきました。
でも、あるとき気づいたんです。
もしかしたら、これは単なる「性格」ではないのかもしれない。
親が嫌いなわけじゃないのに、実家に帰ると疲れる
大人になってからも、
私は実家に帰ると妙に疲れました。
親からLINEが来るだけで、少し憂鬱になる。
電話が鳴ると、身構える。
でも、「母親が嫌いだからだ」とは思えませんでした。
むしろ、感謝している部分もありました。
ご飯を作ってもらった。
学校にも習い事にも行かせてもらった。
必要なものも買ってもらった。
友達から、「優しいお母さんだね」と言われることもありました。
だから私は、
「こんなことで苦しいなんて思っちゃダメだ」
と思っていました。
親にひどいことをされたわけじゃない。
虐待されたわけでもない。
だから、
「うちは普通の家庭」
そう思っていたんです。
それなのに、なぜか苦しい。
その違和感を、私は長い間うまく説明できませんでした。
「私はどうしたい?」が、分からない
そんな私には、昔からいくつか気になることがありました。
・家族で外食すると、みんなのメニューが決まってから自分のものを決める。
・家族旅行の行き先を聞かれても、「どこでもいい」と答える。
・友達に誘われても、本当は疲れているのに断れない。
・仕事を頼まれても、「無理です」と言えない。
・誰かの機嫌が悪いと、「何か私が悪かったのかな」と考える。
そして、全部終わって一人になると、どっと疲れる。
でも、そんな自分を見ても、
「私は気を遣いすぎる性格なんだ」
くらいにしか思っていませんでした。
もっと自信を持てばいい。
もっと強くなればいい。
もっと自分の意見を言えるようになればいい。
ずっと、そう思っていたんです。
あなたにも、こんなことはありませんか?
少しだけ、自分自身を振り返ってみてください。
□ 実家に帰ると、どっと疲れる
□ 親からの連絡に少し身構える
□ LINEの返信を何度も書き直す
□ 頼まれると断れない
□ 本当は嫌なのに「大丈夫」と言ってしまう
□ 「どっちでもいい」「なんでもいい」が口癖になっている
□ 自分が何をしたいのか分からなくなることがある
□ 「ありがとう」のあとに「ごめんね」が出てくる
□ 何かあると、まず自分を責める
□ 相手の機嫌が悪いと、自分のせいかもしれないと思う
いくつ当てはまりましたか?
もし、いくつか心当たりがあるなら、
「私はこういう性格だから」だけでは説明できない部分があるのかもしれません。
私も「もっと自分を変えればいい」と思っていた
私はずっと、自分を変えようとしていました。
もっと前向きになろう。
自己肯定感を上げよう。
嫌なことは「嫌」と言えるようになろう。
本も読みました。
動画も見ました。
一時的に楽になることもありました。
でも、しばらくするとまた元に戻る。
また人の顔色を気にする。
また断れなくなる。
また、「私が悪い」と思ってしまう。
そこで私は、
「どうして私は、こんなに変われないんだろう」
と、さらに自分を責めるようになりました。
今思えば、私はずっと、
「どうしたら今の自分を変えられるか」
ばかり考えていたんです。
でも、あるとき、
「そもそも、私はなぜこうなったんだろう?」
という疑問が出てきました。
「親が普通だった」からこそ、気づけなかった
ここが、私にとって一番難しかったところでした。
親を嫌いになれるほどの出来事があったわけではない。
「あなたの親はひどい」と言われても、
「いや、そんなことない」
と思ってしまう。
だって、優しくしてもらった記憶もある。
心配してもらった記憶もある。
育ててもらったことへの感謝もある。
だから、
「親との関係に原因があるかもしれない」
なんて、なかなか考えられませんでした。
むしろ、
「親は悪くないのに、こんなふうに感じる私がおかしい」
と思っていたんです。
でも、あるとき私は気づきました。
親に感謝していることと、
自分が苦しかったことは、
別の話なのかもしれない。
親に悪気がなかったとしても、
自分が感じていた苦しさまで、
「なかったこと」にしなくていい。
そう思えるようになってから、
少しずつ見えるものが変わっていきました。
「私は、なぜこんなふうに生きているんだろう?」
人の顔色を気にする。
相手を優先する。
断れない。
自分の気持ちが分からない。
何かあると自分を責める。
これまで私は、全部別々の「自分の欠点」だと思っていました。
でも、
「もしかして、全部つながっているのでは?」
と思うようになったんです。
そう考えると、
今まで「性格」だと思っていたことが、
少し違って見えてきました。
そして、もう一つの疑問が生まれました。
「私は、いつからこうだったんだろう?」
「いつからこうだったんだろう?」と振り返ってみる
私は、子どもの頃の自分を少しずつ振り返るようになりました。
すると、
「そういえば……」
と思う場面が出てきました。
親の様子を見てから話しかける。
何かをお願いするときも、今言って大丈夫か考える。
自分の希望より、相手の都合を先に考える。
当時は、それを「我慢している」とは思っていませんでした。
それが当たり前だったからです。
そして私は、ふと疑問に思いました。
もしかして、大人になった今も、子どもの頃と同じようなことをしているんじゃないか?
そう考えると、
「断れない自分」も、
「人の顔色を気にする自分」も、
「自分の気持ちが分からない自分」も、
少し違って見えてきました。
ただ、ここで一つ大切なことがあります。
「だから親が悪い」という話ではありません。
「私が悪い」と思い続けてきたあなたへ
私は、親を責めたいわけではありません。
「全部親のせい」と言いたいわけでもありません。
親にも事情があったのかもしれない。
親自身も、精一杯だったのかもしれない。
そういうことも、もちろんあると思います。
でも、
親に事情があったことと、
あなたが苦しかったことは、
両立します。
親に悪気がなかったことと、
あなたがつらかったことも、
両立します。
親に感謝していることと、
「私はあのとき、嫌だった」
と思うことだって、両立していい。
どちらか一つを選ばなくていいんです。
それでも、まだ一つ分からないことがある
ここまで読んで、
「もしかしたら、私もそうかもしれない」
と思った方もいるかもしれません。
人の顔色を気にしてしまう。
断れない。
相手を優先してしまう。
自分の気持ちが分からない。
何かあると、自分を責めてしまう。
そして、
「私はこういう性格だから」
と思ってきた。
でも、もしこれらが単なる「性格」ではないとしたら。
ここで、もう一つの疑問が出てきます。
「じゃあ、私はなぜこうなったんだろう?」
子どもの頃の私は、
何を感じていたんだろう。
何を考えていたんだろう。
そして、
いつの間にか身につけたものがあるとしたら、
それは今の私のどんな行動につながっているんだろう。
私は、自分の過去を振り返る中で、
少しずつそのつながりを考えるようになりました。
すると、
「私が弱かったから」
「私が気にしすぎるから」
「私の意志が弱いから」
と思っていたことが、少し違って見えてきたんです。
「親には感謝している」と「私は苦しかった」は、両方あっていい
親には感謝している。
親を嫌いになりたいわけでもない。
それでも、なぜか苦しい。
人の顔色を気にしてしまう。
NOが言えない。
自分の気持ちを後回しにしてしまう。
何かあると自分を責めてしまう。
そんな自分を、
「性格だから仕方ない」
と諦めなくてもいいのかもしれません。
そして、
「親が悪かったのか?」
という答えを急いで出さなくてもいい。
まずは、
「私は、なぜこんなふうに反応するんだろう?」
と、自分自身を見てあげる。
それだけでも、今までとは違う見方ができるようになるかもしれません。
もし今も「なぜか生きづらい」と感じているなら
もしかすると、あなたも私と同じように、
「自分が弱いから」
「考えすぎだから」
「もっと頑張らなきゃいけないから」
と、自分を責めてきたかもしれません。
でも、その苦しさには、
あなた自身もまだ気づいていない背景があったとしたら・・・
だから、
「もっと強くならなきゃ」
と自分を変えようとする前に、
「私は、どうしてこう反応するんだろう?」
と、一度立ち止まってみてほしい。
今の自分だけを変えようとするのではなく、
これまでの自分が、なぜそうしてきたのか。
そこに目を向けてみる。
それは、自分を責めるためではありません。
これまでの自分を、少し理解してあげるためです。
「どうして私は、こんなふうになったんだろう?」
親には感謝している。
親を嫌いになりたいわけでもない。
それでも、
人の顔色を気にしてしまう。
NOが言えない。
自分の気持ちを後回しにしてしまう。
何かあると自分を責めてしまう。
そんな自分を、
「性格だから仕方ない」
と諦めなくてもいいのかもしれません。
ここまで読んで、
「もしかしたら、私もそうかもしれない」
と思ったなら、次に知りたくなるのは、
「じゃあ、私はなぜこうなったんだろう?」
ということではないでしょうか。
私は、自分の過去を振り返る中で、
「私が弱かったから」
「気にしすぎる性格だから」
「もっと強くならなきゃいけないから」
と思っていたことが、
少しずつ違って見えるようになりました。
「あのときの私は、何を感じていたんだろう?」
「どうして相手の気持ちを、こんなに優先するようになったんだろう?」
「なぜ断ることに、こんなに罪悪感があるんだろう?」
「なぜ親には感謝しているのに、一緒にいると疲れるんだろう?」
そうやって過去と今の自分をつなげていくと、
「だから私は、こう反応していたのか」
と思えることが少しずつ出てきました。
この次の有料noteでは、
単に「こういう経験が生きづらさにつながります」
と情報を紹介するのではありません。
私自身の具体的な経験を振り返りながら、
「そのとき私は何を感じていたのか」
「何を怖いと思っていたのか」
「何を守ろうとしていたのか」
「それが今の自分にどうつながっているのか」
を、一つずつ考えていきます。
そして、
「だから私は、断れなかったのかもしれない」
「だから私は、人の顔色を気にしていたのかもしれない」
「だから私は、自分の気持ちより相手を優先していたのかもしれない」
と、これまで自分でも説明できなかった自分の反応を、
少しずつ理解していきます。
これは、親を責めるためのものではありません。
過去を掘り返して、誰かを悪者にするためのものでもありません。
これまで「性格」だと思って、
自分を責めてきたものを、
「自分を理解するための手がかり」
として見直していくためのnoteです。
もしあなたが、
「もっと強くならなきゃ」
と自分を変えようとしてきたのなら。
その前に一度、
「私は、なぜこうなったんだろう?」
と、自分自身を理解するところから始めてみませんか。
この先で見ていくこと
・なぜ私は人の顔色を気にするようになったのか
・なぜ「NO」と言うことに罪悪感があるのか
・なぜ自分の気持ちより相手を優先してしまうのか
・なぜ「自分がどうしたいのか」が分からなくなるのか
・なぜ親には感謝しているのに、一緒にいると疲れるのか
・子どもの頃の自分は、何を守ろうとしていたのか
・今の自分の反応と、過去の経験はどうつながっているのか
・罪悪感が出てきたとき、どう考えればいいのか
・親や周囲の気持ちと、自分の気持ちをどう分けて考えるのか
・これから「私はどうしたい?」を基準に選んでいくにはどうすればいいのか
この記事を読んで生まれた、
「私は、なぜこうなったんだろう?」
という疑問を、
ここからもう少し深く、
自分自身に当てはめて考えていきます。
👉 「なぜ私はこんなに生きづらいんだろう?」
その理由を、自分自身についてもっと深く理解したい方はこちら
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