・・・芋芳お、聞いお、芚える

「おらっこさんお久しぶりです。来おくださっおありがずうございたす。盞倉わらず吹き矢の方は順調そうですね。」
䌚長は笑顔で話しかけおきおくれた。

この䌚長の名前は䞞さん。超有名な電力䌚瀟に勀めおいた、ずっおも偉い人。䞞さんは、この束戞垂で健康的に倧勢で遊べる「吹き矢」を広めたいずいう思いで、今では数癟人芏暡の倧所垯の運営を取り仕切っおいる。あたりにも人数が倚過ぎお、曜日を分けおチヌムを線成し、緎習䌚を行っおいる。吹き矢のみならず、吹き矢のチヌム内でサヌクルを䜜り、ゎルフやりォヌキング、他にもたくさんのグルヌプに分かれおいるらしい。これも、䞞䌚長の人望ずいうものなんだろう。そしお、この束戞の地で䌚長がチヌムを立ち䞊げおから、もう15幎くらい経぀のだろうか。時間が経぀のは本圓に早い。

先に䌚長に挚拶され、わたしも頭を䞋げ恐瞮しながらも、「䌚長、こんにちは。䌚長のお元気なお姿を芋れお、ずっおも嬉しいです。」

「今日もね、おらっこさんが吹く姿芋るのをみんなで楜しみにしおたすからね。それから、あなたは、これから北千䜏を背負っお立぀んでしょうから、垫匠をもっず楜させおあげお、あなた自身も頑匵っおくださいね。」

その蚀葉が出たずき、
「䌚長ありがずうございたす。じ぀は、ご存知の通り、わたし足立区圚䜏ではないので、転職しお足立区圚勀にしようかず思っおるんです。そうすれば、足立区の斜蚭も堂々ず自分が行っお借りられるじゃないですか。そうでもしないず、なんか難しいような気がしお迷っおるんです。」

自分の心の䞭で、無理やり蓋をしおいたモダモダが、䌚長の優しい問いかけで、い぀の間にか蚀葉にしお出しおいた。

「おらっこさん、䜕もかも、あなたが党おやるこずなんおありたせんよ。そんなこずしおたら、䜓がいく぀あったっお足りたせん。あなたは真ん䞭で指揮をずっお、あずは足立区の人たちにお願いさえすれば良いんですよ。あなたは、そうやっお人を動かすんです。では、楜しんでくださいね。」

倧切なこずを忘れおいた。自分が党おやろう、やらなければず、勝手に思い蟌み、意気蟌んでいたこずは間違いない。職堎でもそうだ。自分がやらなければ、自分が動かなければ。そんな先走った䞍芁な思いから、小さなミスが発生するこずもある。そしお䞀番最悪なのは、わたしが責任を取ればいいずいう考え方。その身勝手な考え方、それでは自分を朰しおしたうずいうこずを、䌚長は笑顔で教えおくれた。もし、わたしが職堎の郚䞋から盞談を受けた際、䌚長ず同じような察応ができるだろうか。たぶん無理かもしれない。「でも」、ずそういった吊定的な蚀葉を出しおしたうが、でも、少しでも盞手が安心できるような、そんなリヌダヌでありたい。䌚長はい぀も笑顔だけど、倧䌚の進行がスムヌズでないずきは、急に厳しい衚情で指瀺を出しおいる姿を芋るこずもある。぀たり、い぀も優しいのではなく、優しい䞭に厳しさがあるこずで、うたくたずめおいるんだずいうこずを、䌚長は䜓で衚珟しおいるのかもしれない。今どき、芋お芚えろなんお叀臭いずいう人も少なくないが、人を芋芳るずいうこずは、その人がどう考えお、どう動いおいるのかを、自分の思考をあらゆる方向ぞ匵り巡らせお、自分で問いを立お、考えながら芚えるこずだず、今さらながら思った。

・・・぀づく

いいなず思ったら応揎しよう