初めての石上神宮参拝
お盆の頃、
日本最古の神社のひとつとされる
石上神宮へ参拝した。
読み方をスグ忘れて、
「イシノカミ」と読んでしまうのがお約束。
けれど、「石上神宮はサザエさん」と
記憶したら忘れなくなった。
きっかけはYoutube。
何度もおすすめに上がってきたから。
一度でも検索したら
ヒットしやすいのかもしれない。
以前、勝手に再生されたのを
少し見たようにも思う。
ただアルゴリズムに踊らされているのか、
呼ばれているのか。
見たり聞いたり3回あったら呼ばれてる。
などとも聞いたことがあり、
気になったので行ってみることにした。
近鉄の天理駅から歩いて
30分ほどの距離だった。
時間はお昼を少し過ぎたあたり。
頭上は上天気。
向かう先には黒っぽい雲が
一角だけ浮かんでいるのが見えた。
スマホで確認すると
どうも神社はあの下にあるらしい。
よりにもよって……行いの悪さか。
雨はいいけれど、雷はご勘弁を。
心の中で願いつつ向かった。
雨には降られずに無事到着。
手水の横に鶏小屋がある。
その前には東屋があり、
その半分はニワトリたちが占拠していた。

自由に動き回るニワトリたちを見ながら
しばし休憩し、本殿へ。

布都御魂大神、布留御魂大神、布都斯魂大神
本殿を参拝し終わる頃、雨がポツッときた。社務所でお守り(七支刀御守が有名)
などを見ていると、
スコールのように雨が一気に降り出した。
罪穢れが祓われていたのだろうか。


参拝客は皆、椅子に座って雨宿り。
2、30分ほど経っただろうか。
その間、お祓いを受ける方々の
太鼓や祝詞の奏上のお裾分けをいただく。
瞑想はできた試しが無いので
何も考えず深呼吸だけを繰り返す。
結局、どのくらい経ったろう。
あえて時計は見ずに
ただ雨が上がるのを待った。
急がずゆっくりご神域の空気を味わえて
かえって良かったんじゃなかろうか。

しばらくすると、青空に戻り始めた。
雨上がりの空気もスッキリと気持ちがいい。
すぐ横の摂社末社へと向かった。
もう他にお社は無いのかと
禁足地脇の道を歩いていると、
黒いものが前を横切った。
ビックリしたが蝶々だった。
あんな黒い蝶を見たのは初めてだ。
左右の羽根の真ん中あたりに白い模様。
写真を、と思ったが間に合わず…残念。
そう思った矢先、
今度は足元にトカゲが登場。
すばしっこく雑木の中へ。
黒光りし、体側に青いラインが走っていた。
蝶々もトカゲも禁足地の方へ消えていった。
何だか神秘的なものを見た気分だった。
あとでAIに投げてみたら、
モンキアゲハとニホントカゲだという。
イラスト化してもらっておいた。

神社に行っても、ビンビンくるとか
特別な何かを感じたことはないけれど、
一般に歓迎のサインと呼ばれているものに
出会わせてもらえたのはなんだか嬉しい。
この神域で、何かを考えようとせず、
眼の前のことをただ、視て、聴いて、
風を感じてみた。
何を感じたかさえよくわからない。
でも、
なんとなく行こうと思って来ちゃった、
それでいいんだと思えた。

帰りも再び駅へ30分の道のり。
雨のおかげで涼しくなっていた。
ありがたや。
起死回生をご利益とする神様との出会い。
その後、
私と休止中だったnoteとの御縁が、
再び繋がることになる。
これもまた、
お導きによるものなのだろうか……。
お読みいただき、ありがとうございます。
