101.散文詩 ≪真夏の夜の戯れ言 その1≫
真夏の夜空、天頂近くの天の川の中に、
北十字星とも呼ばれる南方に向かう白鳥座があります、
愛する人に会いにゆくために、白鳥に姿を変えたゼウスとも言われています、
更にその西側にひときわ輝く一等星ベガを擁すること座があります、
美しい最愛の妻を亡くした琴の名手を、憐れんだ大神が
彼の琴を星座の名前にしたとも言われています、
勿論、こと座のベガ織女星(織姫星)、わし座のアルタイル牽牛星(彦星)
の神話もあります、愛し合い結婚したが、働かなくなったために大神の怒りに触れ、
離れ離れにさせられた、しかし哀れに思われ、年に一度の逢瀬を許されたらしい、
物理的には、十五光年の距離があるため行って戻ってくるだけで、三十年かかるそうな、
まぁ、そんな話はともかく、
この真っ暗い夜空に、人は何を思うんかなぁ?
それにしても、星って、・・・、きれいやなぁ、
なにゆうとんねん、ほしがきれいんちやうで、真っ暗い夜空がキレイにしとんねん、
まぁ、オレが思うに、
漆黒の闇に人はこころが落ち着くんや、ほんで冷静になって、
真っ暗い空に、チカチカ光る星が、強烈に人の心に突き刺さるねん、
ちいそーて、あかるーて、妙にクリヤーなスッキリした星やからこそ、
その強烈な印象に、人は身動きでけへんのや、
せやから、そんな強烈な印象に人は美を感じてしまうんちゃうかと、
オレは思うで、
なんか一言有りそうやなぁ、ほんで?
オレはやなぁ、
夏の夜空のこのキラキラ光る一等星や小さい星の集団が妙に気に入っとんや、
人は、幻想的な世界にはまってまうと、想像力が勢いづいて、
空想の世界にハマってまうんや、ひょっとしたら妄想の世界かもしれへんけどな、
なんかある種の幸せの世界にいるような、
そんな妄想の世界にいる時だけ、なんか満ち足りた気持ちになるんや、
そんな空気を感じてしまうんちゃうかと
そないなことないか?
そうかもしれんなぁ
ほんでなぁー、
夏の夜空を見上げて妄想にふけるたんびに、おもうんやでー
夏の夜空を見上げるんも、一つの幸せかもなぁ、と
なんか、おまえ、今日は、どないしたんどいや、
アハハッ
マァ、あんまり夜空がキレイやさかい、頭が冴え過ぎとんかもなぁ。
幸せ詩集 『やさしい人』 著:中村とうご より
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折角の二度と無い人生、仲良く楽しく幸せに生きましょう(H/P 書窓けやき通り)
