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#139 やなせ家の家計簿 vs 水木家の家計簿

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今回はやなせたかし家と水木しげる家の家計簿を比較します。


冷めやらぬNHK朝ドラ熱

今年は46日間に及ぶ入院生活(2025.3.18-5.3)のお陰で、毎日NHK朝ドラを視聴するのがすっかり習慣化してしまいました。

それから半年以上が経過しましたが、番組が入れ替わっても私の朝ドラ熱は冷めることはありません。

「あんぱん」が終了した現在は、「ばけばけ」と「とと姉ちゃん」と「どんと晴れ」の3本を観ているのですが、それでも飽き足らない私はNHKオンデマンドにまで手を広げてしまいました。

とはいえ、これ以上はさすがに訳わからなくなるので、1本だけに絞り込むことにしました。

過去に一度も観たことがなく、そこそこ話題になった作品で、これまで視聴した作品と関連性のあるドラマと言ったら…。

結果的に「ゲゲゲの女房」の白羽の矢が立ちました!

ゲゲゲの女房
「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげるさんの妻・武良布枝さんの自伝が原案の、好きなことに命懸けで打ち込む夫を支え、朗らかに生きていくヒロインとその家族を描く、昭和の青春物語。

≪今年視聴してきたNHK朝ドラ≫
【地上波】
・「あんぱん」(主演:今田美桜)➤「ばけばけ」(主演:髙石あかり)
・「とと姉ちゃん」(主演:高畑充希)➤ 未定
【BS】
・「チョッちゃん」(主演:古村比呂)➤「どんど晴れ」(主演:比嘉愛未)
【オンデマンド】
・「ゲゲゲの女房」(主演:松下奈緒)

遅咲きの漫画家~やなせたかしと水木しげる~

「あんぱん」の放映中にしばしば話題になったのが、やなせたかしさんと水木しげるさんの比較でした。

それぞれ「アンパンマン」「ゲゲゲの鬼太郎」という代表作がありますが、いずれも陽の目を見た時期は遅く、それまで苦難の時代を経験しています。

しかし、実際に「ゲゲゲの女房」を視聴して気付いたことがありました。

「こりゃあ、水木家の方がやなせ家より数段貧しい生活だわ」

やなせさんと水木さんの年齢差は3歳とほとんど変わりませんし、両者ともに戦争を経験しており、その経験が作品に影響を与えています。

水木さんは隻腕というハンディキャップはありましたが、両者とも奥さんの献身的な支えがあって夢を実現しています。

それなのに経済的に大きな格差があることを、私は不思議に感じました。

そこで、いつものように生成AI(Genspark)に手助けしてもらって、謎を解いてもらうことにしました。

NHK朝ドラ「あんぱん」と「ゲゲゲの女房」の比較から、両家の経済状況に顕著な差があったことが伺えます。史実に基づいて、その経済格差が生じた理由を多角的に分析いたします。

Genspark序文より

1. 実家の経済的背景と社会的資本

やなせたかし家

父方実家:伊勢平氏の末裔で300年続く旧家
・5歳で父を亡くした後、医師会長を務める開業医の伯父に引き取られる
・高等教育を受けられる経済力があり、文化資本も豊富な環境
妻・暢(のぶ)さん:編集者として働いており、結婚後も共働きで収入があった
・夫婦で貯金を重ね、独立前にマイホームを購入(四谷荒木町に42坪の借地に家を建てた)

水木しげる家

・戦争で左腕を失う重傷を負い、復員後は障害者としてのハンディキャップを抱える
妻・武良布枝さん:島根県安来市の商家出身だが、29歳まで地元を出たことがなく、見合いから5日後のスピード婚で東京へ
・実家からの経済的支援は限定的で、布枝さん自身も都会での生活経験がなかった
・結婚時(1961年)、水木氏はすでに39歳だが、貸本漫画家として極貧状態


2. 収入構造の根本的な違い

やなせたかし(1919年生まれ)の多角的収入

安定した本業収入
・1947年:三越百貨店宣伝部に入社し、安定した給与を得る
・グラフィックデザイナーとして、高度経済成長期の大企業で正社員として勤務

高額な副業収入
三越勤務中から副業として漫画を描く
・原稿料は三越の給料の3倍にまで達した
・「困ったときのやなせさん」と呼ばれるほど、編集者から重宝された

独立後の収入源の多様化
・1953年
(34歳):漫画家として独立する時点で、すでに十分な収入基盤があった
・独立後も多角的な収入源を確保:
 ・舞台美術制作
 ・放送作家
 ・作詞家(「手のひらを太陽に」など)
 ・テレビ出演
 ・ラジオ出演
・漫画一本に依存しないリスク分散型の収入構造

水木しげる(1922年生まれ)の不安定な収入

貸本漫画時代の過酷な状況
・1958年
:紙芝居作家から貸本漫画家に転身(36歳)
原稿料問題の深刻さ
 ・兎月書房から原稿料が全く支払われない事態が発生
 ・手形での支払いで現金化できないなど、金銭トラブルが続出
 ・1960年代前半:原稿料1ページ300円程度(月刊誌の10分の1)
 ・原稿料未払いが頻発し、出版社と訴訟問題にも発展

結婚時の状況
・1961年
:39歳で結婚したが、この時点でも貸本漫画家として極貧状態
調布のアパート暮らしで、家賃の支払いにも苦労
・税務署の取り立てにも遭う
・「ゲゲゲの家計簿」で記録されているように、日々の生活費に窮していた

転機の到来
・1965年
:「墓場の鬼太郎」連載開始(43歳)でようやく転機
・それまでの約7年間が極貧の貸本漫画家時代


3. 身体的ハンディキャップの決定的影響

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