日本経営会社税務注意ポイント第四話
第四話|外資企業特有のリスク:
移転価格(TP)とインボイス制度
日本で事業を行う外資系企業には、特に注意すべき2つのリスクポイントがあります。
移転価格税制:日本の子会社と海外の関連会社(親会社など)の間で、取引(仕入れ・販売・技術サービス料・商標使用料の支払いなど)がある場合、その取引価格は「独立企業間価格」である必要があります。もし税務当局に不適正と判断された場合、課税されて大きな追徴税が発生する可能性があります。
インボイス制度(適格請求書等保存方式):2023年10月から日本で新しい請求書制度が導入されました。「課税事業者」だけが適格請求書を発行できます。もし企業が「免税事業者」の場合、請求書を発行できず、取引先企業(特に大企業)が仕入税額控除を受けられなくなるため、サプライチェーンから外される可能性があります。そのため、多くの免税事業者が課税事業者への変更や、適格請求書発行事業者としての登録を余儀なくされています📄📊
