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【らせん訳 源氏物語】目覚めよ!というメッセージ

源氏物語でも既読スルーして、たしなめられてる人達がいて笑った。「まだ返事が来ない」と携帯を握りしめてる現代とかわらない。100年後は違うニュアンスになっているんだろうか。90歳こえてらせん訳を読んだ瀬戸内寂聴は感慨深かっただろう。

宇治10帖は、都会のイケメンエリートなニオウとカオルが、田舎のインテリわびさび姉妹に、「突然標準語で迫られても」とか、「都会の言い回しとかニュアンスよくわからない」ってあしらわれてるのが不条理で、あるあるで、面白い。

自分を守れるように教養と判断力が必要だと感じる。生きるために、男女ともに愚かであっていいわけがないという、メッセージを受けとる。

宇治編で登場人物が失敗をおそれてウジウジしてるのも味わい深いけど•••ゲンジの若い時のワチャワチャを読み返したくなる。

例えば、コレミツやお仕えの女性がサバサバしてて、やんごとなさすぎて身動きとれない主人達のかわりに臨機応変に動くのが良い。彼らもゲンジも主体的に動く人達。頼もしい。

あと、もはや呼び捨てのヒゲクロ。半分戦士なので価値観が違いすぎて仲間はずれにされてる。ヒゲクロが何か言ってたよ、みたいな扱われよう。紫式部しっかり男性の品定めしてるよね。だから性格悪いとかいわれるんだろうな。でも職業病なんだろうな。いろんな観察ができる立場だったからこそ。楽しそう。

あと、突然貴族に転生した系のオウミさん面白い。これはこれで漫画の主人公。ゲンジとからみがないのが面白い、ゲンジはリスク管理徹底してますね。

スエツムハナが、初めて自我を出して社会と繋がる所もエモい。自意識とか自立に目覚めていくのが主題なのかな?

目覚める前は寝てるからな。だから、毎回始まりが眠り姫なのかな?

おとぎ話。源氏物語は寓話集になってる。

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