2 キュウリの味噌汁🥒
現在、家庭菜園のキュウリが最盛期。
これくらいで大喜びしていたら、

こんなに採れるようになった。

採りたてのキュウリは、味噌をつけて齧るのが美味しい。
目に入ると、ついポリポリ齧ってしまう。
食事の前に、ポリポリポリ。
おやつにだって、ポリポリポリ。
喉が渇けば、ポリポリポリ。
寝る前なのに、ポリポリポリ。
「そんなにキュウリばっかり食ってたら、河童になるぞ!」
と夫が言うのだが、イマイチ意味が分からない。
キュウリを食べるだけで河童のように泳ぎが上手くなるのなら、そりゃアンタ、願ったり叶ったりだよ。
そんなキュウリを収穫しそびれると、あっという間にオバケキュウリになる。

すると夫が、
「大きいヤツは、味噌汁にすればいいよ。いつも、お袋がやっとったよ」
と、また訳の分からないことを言い出す。
前にも書いたが、夫は勘違い星人だ。
キュウリの味噌汁なんて、聞いたこともない。
星人の言葉を、迂闊に信じるのは危険だ。
しかし、しきりに作れと言う。
「別に作ってもいいけど、ちゃんと食べてよね」
じゃぁ、作るよ。
刻んだオバケキュウリ3本分を、鍋に入れる。
濃いめのカツオ出汁で茹で、火が通ったところで味噌を溶かす。
これで、いいんでしょ?

何が正解か分からないが、お椀によそうと夫は大喜び。

「うん、これこれ。懐かしいなぁ」
そう言って、三杯もお代わりをする。
それを見て恐る恐る食べてみると、意外にも美味しい。
味噌汁には、キュウリの甘みが溶け出している。
そして出汁が染みたキュウリは、ハンバーガーのピクルスのような食感になっていた。
それ以降、我が家では毎年キュウリの味噌汁を作るようになった。
暑い時は、多めに作って冷蔵庫で冷やしておく。
夫は畑仕事の後に、冷たい味噌汁をガブガブ食べて、火照った体を冷やす。
汗で失われた水分と塩分とミネラルが補われて、熱中症対策にもいいらしい。
ただ何杯も食べるので、塩分を摂り過ぎないために、出汁を効かせて味噌を少なくしている。
ちなみにネットで調べると、確かにキュウリの味噌汁は存在していた。
今のところ味噌汁に関しては、夫の言うことは正しかった。
しかし河童に関しての話は、デタラメだと思いたい。
そうでないと毎日キュウリを食べ続ける私たちは、危ないことになる。
夏が終わる頃、二人揃って河童になっているかもしれない。
