その小さなアイコン、放置していませんか?ファビコンも会社の「顔」です
こんにちは!
仙台でWebやIT、デザイン制作の会社を経営している、ギルドラ社長です。
皆さんは、自社サイトの「ファビコン」を確認したことがあるでしょうか?
ファビコンとは、ブラウザのタブや検索結果などに表示される、小さなアイコンのことです。
企業のロゴマークが設定されているサイトもあれば、WordPressなどの初期アイコンや、何も設定されていないような表示になっているサイトもあります。
Webサイト全体から見れば、非常に小さな要素です。
しかし、検索結果で会社名の横に表示されることを考えると、決して無視できない部分だと思います。
小さくても、企業を識別する目印になる
Googleは2026年8月28日、検索結果に表示するファビコンについて、対応するファイル形式を公式文書に明記しました。
今回の更新は、対応形式を変更したものではなく、これまで曖昧だった情報を分かりやすく整理したものです。
Google検索では、条件を満たしたファビコンが、サイト名の横へ表示されることがあります。
利用者は検索結果を一つずつ熟読しているとは限りません。
タイトル、説明文、サイト名、そして小さなアイコンを見ながら、どのページを開くか判断します。
見覚えのある色やマークが表示されていれば、「この会社のサイトだ」と認識しやすくなります。
反対に、初期アイコンや現在のロゴと異なるマークが表示されていると、サイトがきちんと管理されているのか、不安を感じさせる可能性もあります。
ファビコンだけで会社の信用が決まるわけではありません。
ただ、細かい部分まで整っているサイトと、設定が途中のままになっているサイトでは、受ける印象が変わります。
ロゴをそのまま縮小すればよいとは限らない
ファビコンを作るとき、会社のロゴ画像をそのまま小さくすることがあります。
しかし、横長の社名ロゴや細い線を使ったマークは、小さく表示すると形が分からなくなることがあります。
たとえば、会社名とシンボルマークが組み合わされたロゴなら、ファビコンではシンボルだけを使う。
文字を使うなら、社名全体ではなく頭文字一文字に絞る。
細い線や複雑な装飾を減らし、小さくても形が分かるようにする。
名刺や看板で見栄えのするロゴと、数十ピクセルで識別できるアイコンは、求められる設計が少し異なります。
デザインを簡略化することは、ブランドを雑に扱うことではありません。
表示される環境に合わせて、ブランドの特徴を残しながら形を調整することが大切です。
確認したい4つのポイント
企業サイトのファビコンを見直す際は、次の4点を確認するとよいと思います。
1.現在のブランドと一致しているか
ロゴを変更したのに、ファビコンだけ以前のものが残っているサイトがあります。
Webサイト、SNS、名刺、会社案内などで、使用しているマークや色が統一されているか確認します。
2.小さく表示しても判別できるか
制作画面で大きく表示すると見栄えが良くても、実際の検索結果やブラウザ上では非常に小さくなります。
細かい文字や複雑な図形が潰れていないか、実際のサイズで確認することが必要です。
3.正しい形式とサイズになっているか
Googleは、正方形で最低8×8ピクセル、さまざまな場所で鮮明に表示するためには48×48ピクセル以上を推奨しています。
BMP、GIF、ICO、PNG、JPEG、PPM、TIFFが対応形式として明記されています。
ただし、条件を満たしていても、必ず検索結果へ表示されるとは限りません。
4.検索エンジンが確認できる状態か
ファビコンを用意していても、HTML上で正しく指定されていなかったり、Googlebotから画像へのアクセスを制限していたりすると、認識されない可能性があります。
ファビコンのURLを頻繁に変更しないことも、Googleのガイドラインに含まれています。
画像を作るだけでなく、技術的に正しく設定されているかまで確認する必要があります。
小さな違和感の積み重ねが、サイト全体の印象になる
企業サイトでは、どうしてもトップページの大きな写真やキャッチコピーへ目が向きます。
もちろん、それらは重要です。
しかし、実際の信頼感は、小さな部分の積み重ねによって生まれます。
リンクが切れていない。
古い情報が残っていない。
問い合わせフォームが正しく動く。
スマートフォンでも崩れない。
そして、検索結果やブラウザのタブに、自社を識別できるアイコンが表示される。
一つひとつは地味なことですが、こうした部分に、その会社がWebサイトをどのように扱っているかが表れます。
ファビコンを設定したからといって、検索順位が上がるわけではありません。
問い合わせが急に増えるわけでもないでしょう。
それでも、自社を見つけてもらい、安心してサイトを開いてもらうための一つの目印にはなります。
Webサイトは、公開した瞬間に完成するものではありません。
会社のロゴ、事業内容、サービス、社員、連絡先が変わるように、サイトも現在の会社に合わせて整え続ける必要があります。
皆さんの会社のサイトには、どのようなファビコンが表示されているでしょうか?
検索結果やブラウザのタブを開いて、一度確認してみてはいかがでしょうか。
