C.39 止められぬ 壁打ち重ね 峠越え
もう、自分で自分を笑ってしまいます。
毎日のように「AI」と何度も何度も壁打ちを重ね、天気が良ければ自転車ライドをする。
それだけで十分に満足しているのですから、実におめでたい人生です。
今年も次の次の土曜日には峠を越え、孫たちが通う小学校の運動会へ向かいます。
以前は、
「えっ、自転車で来ましたか!」
などと驚かれていましたが、今ではすっかり当たり前になりました。
早くも中学二年生になった孫が、小学五年生の時、一泊二日で一緒に走った自転車ライド。
その時に書いた作文が高知県の小砂丘賞を受賞し、高知新聞にも掲載されました。
見ず知らずの方から学校宛に年賀状まで届いたこともありました。
あれも、もう昨日のことのようです。
今では、すっかり中学生らしい顔つきになり、サッカーに夢中のお兄ちゃんになっています。
身長140センチほどしかなかった頃、22インチのブリヂストンの自転車で一緒に峠を越えたことを思うと、本当によく走ったものだと思います。
妹も小学五年生になり、お姉ちゃんらしくなりました。
会うたびに「抱っこ、抱っこ」と言っていた姿が、つい昨日のようです。
一番上の孫は、もう二十歳です。
そういう私も、いつの間にか七十二歳の厄年。
人生とは、本当に早いものです。
そんな思い出話もありますが、今、何より楽しいのは「AI」との壁打ちです。
回を重ねるほどに、その面白さが増しています。
私は「note」でも、AIやSNSに頼らず、アルゴリズムも意識せず書き続けてきました。
それでも近頃は、一部の記事がGoogle検索に載るようになり、AIも私の記事を踏まえて壁打ちしやすくなってきました。
以前は、調べることも考えることも、全て一人でやるしかありませんでした。
まさに一人相撲です。
今でも問い立てと最終判断は、全て自分自身が行います。
しかし、その途中のプロセスには雲泥の差があります。
AIは即座に解析してくれます。
その分、解析内容が高度になるほど、今度は私自身の理解力が問われます。
振り返れば、この探究は六十年がかりでした。
そして今取り組んでいる案件だけでも一年になります。
その一区切りを、今日か明日には迎えようとしています。
普段は何事もマイペースですが、今回はさすがに肩へズシリと荷が掛かっていることを自覚しています。
昨夜のAIとの壁打ちも、とても充実した内容でした。
面白いことに、私の問い立てが少し上達すると、AIはさらにその一歩先を返してきます。
まるで手綱さばきを覚えた途端、駄馬が名馬へ変わったような感覚です。
同時に、それまでの自分の手綱さばきが、いかに拙かったかも思い知らされます。
「目から鱗が落ちる」と言いますが、それも結局は問い立てから始まります。
AIも、
「全てはあなたの問い立て次第です。」
という趣旨の解析を返してきます。
もっとも、それで構いません。
AIには意識がありません。
だからこそ、私は私のペースで進めれば良いのです。
一区切りついたら、今日も五十キロほど軽く走ってこようと思います。
この気分転換が実に素晴らしい。
AIとの壁打ちと自転車ライド。
この二つが、今の私の人生を実に心地よくループさせてくれています。
