本を読み始めても数ページで集中が切れる。途中で内容が入らなくなるときの読み方
読みたい本を開く。
最初の数ページは読める。
ところが、少しすると別のことを考えている。
文章を目で追っていたはずなのに、何が書いてあったか残っていない。同じ段落へ戻って、もう一度読む。
それでもまた意識がそれる。
スマホが気になったり、別の用事を思い出したりして、そのまま本を閉じる。
まだほとんど進んでいない。
こんなことが続くと、
「昔より集中力がなくなったのかもしれない」
と思えてきます。
ただ、数ページで止まったときに見直せるのは、集中できた時間の長さだけではありません。
その一冊を、今どんな形で受け取ろうとしているか。
そこを変えると、同じ本でも入り方が変わることがあります。
数ページで止まっても、集中力だけの問題とは限らない
30分読むつもりだったのに、10分も経たないうちに同じ段落を読み返している。
そうなると、「今日はこれだけしか集中できなかった」と考えたくなります。
でも、読書が止まった場面をもう少し具体的に見ると、時間の短さだけでは説明できないことがあります。
文字を一行ずつ追っている。
少し分からなくなって前へ戻る。
もう一度読む。
その途中で別のことを考える。
そして、また同じところへ戻る。
ここで見たいのは、この繰り返しです。
本を開くことには成功している。
読み始めてもいる。
それでも、文字を追い続けるところで止まっている。
なら、「もっと長く集中できるようにならないと」と考える以外にも、試せることがあります。
見直せるのは、集中時間より「その本をどう受け取るか」
本は、目で文字を追うだけでなく、音声から内容へ入ることもできます。
オーディオブックは、書籍の内容をナレーションで聴くものです。
ここで変わるのは、集中力の有無ではありません。
文字で読むときは、自分で一行ずつ追います。
意味が取れなければ止まり、前へ戻り、もう一度読むこともできます。
音声では、ナレーションに沿って文章が先へ進みます。
この違いが、数ページで止まっていた本では大きく感じられることがあります。
もちろん、耳なら何でも入ってくるわけではありません。
音声でも考え事をしていれば聞き逃しますし、内容によっては文字で確認したほうが追いやすいこともあります。
それでも、
文字では同じ段落へ何度も戻ってしまう一冊を、別の流れで受け取れる
という選択肢は残ります。
数ページで止まったその一冊を、耳から試してみる
たとえば、今まさに途中で止まっている本がある。
内容にはまだ興味がある。
でも、開くたびに数ページで文章が抜けていく。
同じ段落を二度、三度と読み直して、その日は閉じる。
その本がAudibleの対象になっているなら、次は同じ一冊を耳から試してみることができます。
その本を聴けそうな短い時間に、少しだけ再生してみる。
ナレーションに沿って、文字では止まっていた内容の流れを追ってみる。
文字では何度も止まっていたところでも、音声だと話の流れに乗れることがあります。
「この流れなら、もう少し続きを知りたい」
と感じるなら、その本については音声が入り口になりやすいのかもしれません。
逆に、音声でも内容が抜けていくなら、その方法が今の自分には合っていないと分かります。
ここで確かめたいのは、
Audibleなら集中できるか
ではありません。
この一冊を、文字以外の形なら追えるか。
そこです。

「もっと集中できる自分」を待たなくても、この本は試せる
数ページで止まるたびに、
「もっと集中力をつけないと」
「今度こそ30分読まないと」
と考えていると、その本を読める条件が少しずつ増えていきます。
でも、今止まっている一冊について知りたいのは、もっと単純です。
文字で追うと止まりやすい。
では、耳からならどうか。
実際に試してみれば、その一冊を文字と音声のどちらなら続きを追いやすいかが見えてきます。
文字で何度も止まるなら、耳から続きを追ってみる。音声でも内容が抜けるなら、その本は別のタイミングに戻す。
音声だと続きを追いやすい本もあるかもしれません。
ここで変えたいのは、「読書できるかどうか」を自分の集中力だけで決めてしまうことです。
この本は、文字だと止まりやすい。
でも、耳からなら続きを追えるかもしれない。
そう思える一冊があるなら、記事を読んだだけでは自分に合うかまでは分かりません。
実際にその本を耳から聴いたとき、続きを追えそうかを確かめる必要があります。

※Amazonアソシエイトとして、当アカウントは適格販売により収入を得ています。
