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Audibleは倍速で聴いても頭に入る?再生速度を上げても内容を追えるか

Audibleで本を聴くなら、少し再生速度を上げれば、同じ時間でも先まで進めそうです。

でも、

「速くすると、言葉は聞こえても内容が頭に入らなくなるのでは?」

という不安もあります。

ここでいう「倍速」は、2倍速に限らず、通常より再生速度を上げて聴くこと全般です。

ここで見るのは、あとからどれだけ覚えているかではありません。

聴いているそのときに、話の意味を見失わずに続きを追えているか。

倍速再生では、「何倍まで聴けるか」より、こちらを基準にしたほうが自分に合う速度を見つけやすくなります。

言葉が聞こえていても、話を追えているとは限らない

速度を上げても、最初は意外と普通に聞こえることがあります。

単語も聞き取れる。文章としても聞こえる。そのまま再生を続けられる。

ただ、少し複雑な説明に入ると、一つ前の話を考えている間に次の文章が流れてくることがあります。

その状態が続くと、

「今、何の話をしていたんだっけ」

となる。

ここが、再生速度を考えるときの分かれ目です。

速い音声を聞き取れていることと、話の意味やつながりを追えていることは同じではありません。

数分聴いたあとに、「ここまではこういう話だった」と大まかな流れが分かるなら、その速度でも内容を追えていると考えられます。

一字一句を再現する必要はありません。確認したいのは記憶力ではなく、聴いている途中で話を見失っていないかです。

少し速くして、話を見失ったら戻してみる

自分に合う速度は、数字だけを見ても決まりません。

今聴きたい本を、まず無理なく話を追える速度で再生してみます。そこから少し速くして、そのまま数分聴いてみる。

最初は問題なく聞こえていたのに、

「一つの説明を考えている間に次へ進んでしまう」

「言葉を追うことに意識を取られて、話のつながりが分からなくなってきた」

と感じたら、その速度は今の内容には少し速いのかもしれません。

そこで一段階戻してみる。

すると、さっきまで忙しく感じていた話が自然につながり、続きをそのまま追えることがあります。

速度を落とすことは、失敗でも能力不足でもありません。

その本の今の内容を追うための調整です。

少し速くしても話の流れを自然に追えているなら、そのまま続けてみていい。

最初から「自分の最適速度」を当てるより、実際に聴きながら少し動かすほうが確かめやすくなります。

本が変われば、同じ人でも追いやすい速度は変わる

一度「自分はこの速度」と決めても、すべての本を同じ速さで聴く必要はありません。

すでに知っている話題が続く本なら、少し速くしても流れを追いやすいことがあります。

初めて知る考え方が続いたり、一つの説明について少し考えながら進みたかったりする部分では、同じ速度でも急に忙しく感じることがあります。

さらに、同じ一冊の中でも変わります。

前半は軽快に追えていたのに、途中から説明が細かくなったら少し落とす。話がまた追いやすくなったら、その速度で続ける。

速度は自分の能力を示す数字ではなく、そのときの内容に合わせて動かすものとして考えたほうが自然です。

「何倍速で聴けるか」ではなく、この一冊で確かめる

倍速再生で迷ったら、

「自分は何倍速まで聴ける人なのか」

と考えるより、今聴きたい一冊を思い浮かべてみてください。

その本を再生して、少し速度を上げる。

数分聴いても話のつながりが自然に分かるなら、その速度で続けてみる。

言葉は聞こえるのに「今、何の話だった?」となるなら、少し戻す。

それだけでも、自分がその本をどのくらいの速さなら無理なく追えるかは見えてきます。

「何倍速が正解か」ではなく、「今の速度で、この内容を理解しながら自然に追えているか」。

C2で持っておきたい基準はこれです。

そして、自分に合う速度は記事を読むだけでは決まりません。

実際のナレーションを聴いて少し速度を動かしてみると、自分がどこまで自然に続きを追えるかが見えてきます。

今聴きたい一冊があるなら、現在の利用条件を確認したうえで、その本で速度を少し動かしながら試すのがいちばん具体的です。

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