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積読が増えるばかりで本を読めない。買ったときの「読みたい」はどこへ行くのか

本屋で気になる本を見つけると、読みたくなる。

SNSで紹介されていた本を保存して、あとで買うこともある。仕事に役立ちそうな本なら、「今のうちに読んでおきたい」と思う。

ところが、家に持ち帰ると読まない。

一冊読み終える前に次の本を買う。最初の数十ページで止まった本もある。そうして机や本棚に、「これから読むつもりだった本」が増えていく。

本棚を見るたびに、

「まだこれも読んでいない」
「買ったのだから読まなければ」

と、終わっていない課題を見ているような気分になる。

そのうち、「自分は本を買うことで満足しているだけなのでは」と思えてきます。

でも、買ったときの「読みたい」まで、あとから否定する必要はありません。

買ったときの「読みたい」は、読めなかったから嘘になるわけではない

本を買ったとき、その本に興味があった。

タイトルが気になった。知らないことを知りたかった。今の自分に必要そうだと思った。

その気持ちは、その時点では確かにあります。

ただ、本を買うのは数分でも、その本を読み進めるのはそのあとです。

平日の夜に読もうと思っていたのに、そのまま何日も開かなかった。

休日に続きを読もうと思っていたら、別のことをしているうちに一日が終わった。

その間にも、新しく気になる本は見つかります。

「読みたい」は次々に増えるのに、一冊ずつ読む時間や気分まで同じようには増えていかない。

そうして積読が増えたからといって、最初の興味まで偽物だったとは限りません。

本棚全部を「未完了の課題」にしない

積読が増えてくると、本棚にある本がすべて「いつか片づけなければならないもの」に見えてきます。

でも、買ったときと今とでは、その本への気持ちが変わっていることもあります。

今もじっくり読みたい本がある。

途中まで読んで、今はそれほど続きを求めていない本もある。

そして、タイトルを見るたびに少し気になるのに、ずっと止まったままの本もある。

本棚にある冊数をそのまま「残っている宿題の数」として見ると、この違いが見えにくくなります。

ここで考えたいのは、積読をどう減らすかではありません。

今も自分が気になっている本はあるのか。

本棚全部ではなく、そこへ目を向けます。

たとえば、しばらく開いていない一冊。

最初のところまでは読んだ。

続きを知りたい気持ちは、まだ少し残っている。

でも、今日もページを開くところまでは進まない。

そんな本なら、「読む時間ができるまで待つ」以外の入り方があります。

今も気になる一冊なら、耳から入り直せることがある

本に触れる方法のひとつが、オーディオブックです。

文字を目で追う代わりに、ナレーションで内容を聴きます。

AmazonのAudibleも、その選択肢のひとつです。

ここで目的にしたいのは、積読を音声で一気に消化することではありません。

本棚に止まったままの一冊と、もう一度つながれるかを見ることです。

たとえば、タイトルを見るたびに気になっている本がある。

ページを開こうと思うほどではない日が続いているけれど、何が書かれていたかはまだ気になる。

その本がAudibleにあるなら、散歩へ出るときに少し再生してみる。

耳からその本の話に触れているうちに、「そうだった、この本のここが気になっていた」と戻ってくることがあるかもしれません。

そのまま続きを知りたくなれば、もう少し聴く。

音声では入りにくいと感じたなら、それもその本との相性を知る一つの材料になります。

大事なのは読了することではなく、止まっていた一冊へ、もう一度入れるかどうかです。

積読を片づけるより、今も気になる一冊とつながり直す

本棚に未読本が何冊あっても、全部に同じ答えを出す必要はありません。

今は興味が薄れている本もある。

いつか紙でじっくり読みたい本もある。

その中に、まだ続きを知りたい一冊があるなら、まず見るのはその本です。

「買ったのだから最後まで読まなければ」

ではなく、

「この本には、今も戻りたいだろうか」

と考える。

もし答えが「少し気になる」なら、次の入口はページとは限りません。

散歩へ出るとき。

移動するとき。

手を使う作業をしているとき。

その一冊を耳から少し追ってみる。

そこで話へ戻れたなら、積読は「まだ終わっていない本」ではなく、もう一度つながれた本に変わります。

積読を全部消化することより、今も気になっている一冊と、もう一度つながること。

その一冊を耳から入り直す方法が自分にも合いそうだと感じたら、Audibleが生活や読みたい本、料金に合うかはこちらでまとめて確認できます。

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