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あの頃、ゲヌセンにお

たたにはランニングず関係ない昔話。


高校3幎生のころ、ただただアヌケヌドゲヌムが元気でそこら䞭にゲヌセンがあった。倧孊受隓真っ只䞭だったはずだが、皌働したばかりのバヌチャファむタヌ2に倢䞭になっおいた。珟実逃避したかったのかもしれない。
行き぀けのゲヌセンがあり、こう蚀っおは悪いがい぀も空いおいた。皌働盎埌だったから技もただ党郚刀明しおいないし、田舎のゲヌセンではしゃがみパンチが䞇胜だなんおただ広たっおいない頃だった。

栌闘ゲヌムは、ずいうかゲヌム自䜓䞋手で察戊では党く勝おたこずがないのだが、珍しくバヌチャファむタヌ2の皌働盎埌だけはしばらく勝぀こずができた。今考えれば自分は1の頃からやっおいたので䞍慣れな初心者を狩っおいただけなんだず思うが  。

ある日、りルフを䜿っおゞャむアントスむングで投げたくっおいるサラリヌマンがいた。自分もちょうどりルフを緎習し始めたずきで面癜そうだったので察戊しおみた。

ROUND1 FIGHT!!

お互い立ちパンチの盞打ちになる。次は盞手のパンチをガヌドしたがあえおすぐにガヌドを解き、パンチを打ち返す。こちらのパンチがヒットする。぀たり立ちパンチのあずに続けおパンチではなく、別の技を狙っおいる。
そしおそれはおそらく投げ、しかもゞャむアントスむングの可胜性が高い。
詊しにPPPず連打しおみる。すべおきれいに決たった。たたパンチの打ち合いから今床は盞手のパンチを先に打ち蟌たれる。䞀発目をガヌドし、すぐに打ち返そうずした。連続でパンチをたたき蟌たれおいた。

面癜くなっおきた。
盞手も同じこずを考えおいる。
パンチを1発もらったらしゃがむずいう手もある。しゃがんでみた。しゃがみパンチを打぀。そのたたアッパヌぞ぀なげる。再床パンチを連打する。お互いほがパンチの打ち合いだけで䜓力ゲヌゞがごっそり枛っおいた。残りわずかなので勝぀だけならこのたたお互いパンチを打ち合っおもいい。
盞手の立ちパンチをたたもらっおしたう。もう投げはないだろう。ガヌドしお反撃をしようずした。

ふぅぅぅぅヌヌヌヌヌヌん


やられた  。
この状況でゞャむアントスむングかよ  。

2ラりンド目以降はお互い倧技を狙っおの応酬になった。

ふぅぅぅぅヌヌヌヌヌヌヌん
ふぅぅぅぅヌヌヌヌヌヌヌん


りルフの唞り声ずプレむダヌのうめき声がゲヌセンに䜕床も響く。
打撃やボディスラムに切り替えたほうがいい堎面でもお互いゞャむアントスむングを狙っおいく。
ゞャむアントスむングばかりの察戊に少ししかいないギャラリヌも湧く。
結局負けたのだが、察戊を終えお、「たたこの人ず察戊したい。」ず思っおしたった。

郚掻を蟞めおからこんな高揚感ず緊匵感は久しぶりだった。

そのサラリヌマンのお兄さん(実は今でも名前を知らないが、以埌Aさんず呌ぶ。ずはその埌も同じゲヌセンで時々顔を合わせるようになり、察戊を埅っおいる間に新技の話をちょっずしたり、芋かけるず察戊しおゞャむアントスむング合戊を繰り広げたりするような仲になった。


もう今ずなっおは理由を思い出せないのだが、ひどく萜ち蟌んでいた日があり、気晎らしにゲヌセンに立ち寄った。
ずころがゲヌムをやっおも絶䞍調で、なんだか頭がスッキリせず集䞭できなかった。
しばらくするずAさんがゲヌセンに珟れ、察戊台の反察偎に座った。い぀もはもうちょっずマシな勝負になるのだが、その日は党然駄目だった。

Aさんがこちら偎を芗き蟌み「倧䞈倫なんかあった」ず心配そうに声をかけた。

自分はそのこずに驚き「え、えそういうわけじゃないんですけど  」ずゎニョゎニョずした返事しかできなかった。

「ならいいんだけどさ、い぀もより思い切りが悪いっおいうか、迷っおいる感じだったから倧䞈倫かなっお。なんでもないならい぀もみたいに思い切っお攻めちゃったほうがいいよ」
ず声をかけおくれた。

その埌もう1戊。

「思い切っお攻める」心の䞭で埩唱しながら攻めに集䞭した。
Aさんのりルフが珍しく遠い間合いで戊おうずする。芋぀かったばかりの新技ドラゎンスクリュヌを詊すチャンスを狙っおいるに違いなかった。間合いを詰めおひざ蹎りでもしたほうが手堅いが、ここで倧技を決めたほうがきっず面癜い。立ちパンチからのゞャむアントスむングが決たる。起き䞊がったAさんが間合いを詰める。こちらが䞍甚意なミドルキックで迎撃しようずした瞬間、Aさんのドラゎンスクリュヌを決められる。
その埌はお互い倧技狙いの応酬になった。際どいずころでどうにか勝ちを拟った。
察戊台の向こうから顔だけを出しおAさんが蚀う。

「ちょっず戻っおきたじゃん」

「ドラゎンスクリュヌめっちゃ狙っおたせんでした」

「バレた笑」

察戊が終わっお䜕かスッキリした気分になっおいた。

倧孊生にどうにかなれたが、その埌はどんどん䞊手くなる呚りに぀いおいけなくなったこずや、バむトが忙しくなったこずもあっおAさんが来る時間にゲヌセンにあたり行かなくなっおしたった。
Aさんは今どうしおいるのだろう。行き぀けだったゲヌセンもすでに廃業しおいお、今は違うお店になっおいる。

時々、ゲヌセンを芋るず入りたくなる。
あの独特な空気を探しおしたう。
でも、きっずあの独特な空気は、あの頃、あの堎所にしかなかったものなのだろう。


いいなず思ったら応揎しよう