オールドクライマーたちのクライミングギア
2年ほど前のこと。
オールドクライマーたちの飲み会にお誘いいただいた。
還暦を過ぎた私より一回りは年上のレジェンドたち。
かつてヨーロッパアルプスでモンブラン山群を中心にいくつもの難ルートに記録を残して来たY金さん。この時もヨーロッパから帰って来たばかり。
T沢さんは沢登りや数々のヒマラヤ遠征で実績を残し、近年活躍した(だいたい亡くなってしまったので過去形)ピオレドール受賞クライマーたちの「お母さん」として慕われ、Y野井さんのK2隊では隊長を務めた人。この時もバルトロ氷河から帰って来たばかり。
K崎さんは自らもヒマラヤ等に通ってルート開拓や登攀活動をしていたが、今では登山研究家、地質岩石研究家として知られている。
こんなメンバーたちの前でポロリとこぼした一言。
「穂高で旧制高校山岳部の活躍した時代のルートを復活したくて通っているんだけど、ハーケンもボルトも使いつくして足りないんですよ。」
この後K崎さんが、生産中止となった貴重なリングボルトを送ってきてくれた。
Y金さんはヨーロッパなどで愛用してきたであろう、ハーケン類の数々。
そしてT沢さんからはずっしりとした段ボールいっぱいのギア類が届いた。
ヒマラヤ遠征のお古とか遺品とか?と聞くと、それもあるけど、ほとんどはクライミングギアの輸入代理店から「退職金がわり」にもらった新品なんだと。
実はそれ以前にも山岳巡礼倶楽部の大先輩S藤さん(後期高齢者)からも歴史もののギアをもらった。
山岳巡礼倶楽部の亡くなった先輩の遺品もたくさん集まってきていた。
山岳巡礼倶楽部関係のブツはアンティークとして飾ってあるけれど、レジェンドクライマーたちからの贈り物は使えそうなお宝がだいぶ混じっている様子。
これ全部使うには120歳になるくらいまで元気に登り続ける必要があるなあ。それは多少(?)無理があるので、ここはひとつギアファンドとして現役クライマーの皆様に使ってもらいたいと思った次第。
使えそうなものも、使えなさそうなものも含めて、一部写真公開いたします。
「貸してくれ!」とか、「くれ!」とかそういう要望があったらご連絡くださいませ。ブツの内容次第でご相談にのりますので~。
















関係ないけど山岳関連書物も








