CR7の活躍はロベルトマルティネス監督である限り困難
ワールドカップで今話題になっていることがあります。それは・・・
メッシとロナウドの活躍の差
先日、メッシはアルジェリア戦でハットトリックに成功し、齢38にして他との圧倒的な格の違いを見せつけました。
このメッシの活躍があった次の日、ロナウドはコンゴ戦でうまく活躍することができず、これがサッカーファンの間でホットな話題になっています。
これについては明確な理由があると私は考えています。
メッシの為に走れるアルゼンチンとロナウドの為に走らないといけないポルトガル
アルゼンチンは言わずもがな、全員の信仰の対象がメッシなわけですから、全員がメッシのためなら喜んで走りますし、メッシという神のおかげで目線は揃います。
実際、メッシの活躍は凄まじいものがありますし、アルゼンチン代表の仕上がりや雰囲気の良さは見て感じ取れます。
ですが、ポルトガルを見ているとロナウドという伝説は確かにそこに存在しているのですが、ロナウドの為に喜んで走るということはありません。
ロナウドがチームの軸なのは確かにそうなのですが、アルゼンチンの「メッシのためにいくらでも走るぜ!」というものよりかは、ロナウドの為に走らないといけないという義務を感じます。
これはポジションの違いによるものもあるかもしれません。
基本的には一番前を張って、最後のフィニッシュの部分だけやるロナウドと自分が軸になってゲームメイクをこなしフィニッシュの部分も自分でやってしまうメッシ。
仮にロナウドがデンベレやケインみたいに、周りを見て位置も取れてゲームメイクにも大きく関わることができるプレイヤーならこんなことはもしかしたらなかったのかもしれませんが、基本的にはフィニッシュの部分だけをやりますし、そこしかファンは求めていません。
求められているものが異なる2人。
自分が軸となってゲームを動かしていくことが期待されているメッシと、ゴールしか期待されていないロナウド。そんな中でメッシが3ゴールも決めてしまったら、このような荒れ方は避けようがありません。
ポルトガルの戦術が悪いのもあるかもしれません。
圧倒的な存在感があるロナウドが裏抜けをして作ったスペースを使おうとする仕組みがまるでありません。裏抜けによって広くなったライン間を使えない。2人ひきつけた時に隣でもう1人走ってくる選手がいない。
これではロナウドのいる意味が全くないのと同じです。
戦術がメッシを軸にしているアルゼンチンと、ロナウドを軸にできていないポルトガル。これが一番大きいのではないかなと思います。
しかし、監督はロベルトマルティネスです。
恐らくこの問題はワールドカップ終了まで改善されることがないことが予想されます。
そうなってくるとロナウドを使うにしてもどこかのタイミングで的確に裏抜けやボールの受け方がうまいゴンサロラモスをどこかの場面でロナウドと交代させるという選択肢を生み出す必要があります。
ロナウドが活躍できないのは、ロナウド自身の問題もありますが一番は戦術面の構造的な問題だと私は考えています。
ロナウドを周りがおとりに使うサッカー
今後の試合でロベルトマルティネスが成長してくれることを本当に願っています。
まだまだワールドカップは始まったばかりです。
楽しんでいきましょう!
