フランチャイズの加盟準備『自分を知る』
※「フランチャイズ」=「FC」と記載しています。
FC加盟を成功させるために最も大切なのは、「人気のFC本部を探すこと」ではありません。
まずは、自分に合ったビジネスを見つけることです。
特にオーナー自身が店舗運営にも携わる「事業型FC」では、自分の性格や働き方、経験と業種の相性が、成功を左右する重要なポイントになります。
現在、日本には3,000社を超えるFC本部があるといわれ、コンビニや飲食店をはじめ、教育、美容、リユース、ペット関連、無人店舗など、さまざまな業種があります。
選択肢が多いからこそ、最初に行いたいのが自己分析です。
まずは紙に書き出しながら、自分の特性を整理してみましょう。

自分の特性を整理するポイント
・性別
美容・エステは女性、メンズ脱毛やリペアサービスは男性が活躍しやすい傾向があります。ラーメン店など重い機材を扱う業態では、体力面も考慮しましょう。
・年齢
若い世代はスイーツなど流行性の高い業種、シニア世代はリユースや買取サービスなど、人生経験を活かせる業種と相性が良い場合があります。
・家族構成
FCによっては夫婦での加盟を条件としているケースもあります。家族の協力体制も重要な判断材料です。
・出身地
郷土料理や地域密着型の業態では、地元とのつながりや土地勘が強みになることがあります。
・コミュニケーション能力
接客や教育系は人と話すことが好きな人向きです。一方、黙々と作業することが得意な人は、技術職や無人店舗なども選択肢になります。
・希望する勤務スタイル
日中中心に働きたい人はビジネス系、夜間や週末勤務に抵抗がない人は飲食やアミューズメント系など、自分の生活スタイルに合う業種を選びましょう。
・趣味・興味
好きな分野はモチベーションを維持しやすく、長く続けやすいというメリットがあります。
好きだけで選んではダメですが…
・これまでの経験
未経験でもFC加盟は可能ですが、これまで携わった業界であれば知識や経験を活かしやすく、成功につながりやすくなります。
・出店希望エリア
都市部と住宅街では求められるサービスが異なります。地域の特性と業種の相性も確認しておきましょう。
消去法で考えるのもおすすめ
「自分に向いている業種が分からない」という場合は、逆に「向いていない業種」を整理する方法も効果的です。
例えば、
・接客が苦手だから教育系は避ける
・夜間勤務は難しいので飲食店は除外する
・体力に自信がないので重労働の業態は避ける
というように候補を絞っていくことで、自分に合ったFCビジネスが自然と見えてきます。
FC本部選びは、「人気だから」「儲かりそうだから」という理由だけで決めるものではありません。
まずは自分自身を知ること。
それが、自分に合ったFCと出会い、長く事業を続けるための第一歩になります。
