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中華を目指して35キロ走って、天ざる蕎麦

中華を目指して35キロ走って、天ざる蕎麦

朝から天気が良い。

こんな日は部屋にこもっていてはもったいない。
かと言って、特に行きたい場所も思い浮かばない。

あれこれしているうちに、気がつけば11時。
そうだ、昼メシを食べに行こう。

前から気になっていた中華料理店へ向かうことにした。
ナビをセットすると、目的地は20キロ先。

ところが、その道は以前よく通った蕎麦屋の前を通る。
「そういえば、冷たい盛り蕎麦もいいな」 気持ちはあっさり中華から蕎麦へ。

しかし店先には30人ほどの行列。
そりゃあ日曜の昼時だ。混むに決まっている。

じゃあ次の店へ。 この頃には、
もう中華料理のことなどすっかり忘れていた。

古民家を改装した食堂は車が20台ほど待機。
手打ちうどんの店は臨時休業。
別のうどん屋は駐車場が満杯。
老舗の蕎麦屋は定休日。

ここまで来ると、もう昼メシは諦めて盛岡へ戻ることにした。

今日はLUMIX GX7にLEICA 15mm。

しっとりした写真を撮ろうと思い、盛岡八幡宮へ。
境内をゆっくり歩いているうちに、気持ちも落ち着いてきた。

気がつけば、もう午後3時。 スーパーで何か買って帰ろうか。
そう思いながら車を走らせていると、
「おっ、近所の飯屋が開いている!」 迷わず入って、天ざるを注文した。

中華を目指して走り出し、 蕎麦を求めて店を巡り、 気がつけば35キロ走った末の近所で天ざる。
不味いわけがない。 いや、きっと今日一番のご馳走だった。

それにしても、歳を重ねるにつれて、一日一日が大事だと感じるようになった。
こんなふうに行き当たりばったりで過ごす一日は、無駄なのか、それとも贅沢なのか。

正直、自分でもよく分からない。
少し自己嫌悪。 少し反省。

でも、GX7にライカ15mmで写真を撮り、盛岡八幡宮を歩き、最後には美味しい天ざるにありつけた。

まあ、そんな日があってもいいのか。

案外こういう遠回りの一日こそ、歳を重ねた今だからこその贅沢なのかもしれない。


銅製の灯籠、立派だ!!
盛岡八幡宮の鈴緒、お賽銭はいつも百円に決めている。
絵馬の回廊
めでたい!!
庭の入り燈籠
紅白の鈴緒
神社裏に佇む
質素な鳥居、誰か参拝してちょうだい!
35キロ走破した後の蕎麦は旨い。

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