名古屋場所千秋楽安青錦の足音
令和八年大相撲七月場所千秋楽
まずは十両七枚目、玉鷲関⭐️勝ち越しおめでとうございます。
9勝6敗、一年ぶりの勝ち越し。
通算出場記録は1808。この名古屋場所で、寺尾、安美錦の記録を上回り歴代3位となった。
鉄人玉鷲41歳。

手芸好きの玉鷲関
パリの手芸洋品店でマーガレットのボタンを手にして笑顔
マーガレットの花が大好きで、
化粧まわしにもマーガレット
(NHK soon相撲部より)
千秋楽は三段目、幕下、十両と決定戦に次ぐ決定戦。
幕下は、先場所に続いてまたも6勝1敗の7人で優勝決定トーナメント戦。
7人の顔ぶれは先場所とはまったく違う。同じ力士は1人としていない。
逸材がひしめき合う幕下だ。
その中で、旭富士がトーナメントを制して優勝。
序の口デビューから25連勝し、4場所連続、各段優勝のモンスター。
元横綱の四股名、「旭富士」をもらってる。
来場所は幕下上位で、今年のうちには新十両への足音が。
十両は4人の決定戦。
湘南乃海と朝翠龍。寿之富士と嵐富士(同部屋対決)。
最後は湘南乃海と寿之富士。
寿之富士は、白鵬の親戚で顔そっくり。
湘南乃海は、本割で勝てば優勝だったけど、物言いがつき、負けて決定戦に出場。
あとの3人に追いつかれて決定戦にまわったから、不利なメンタルだったが、幕内経験者の意地を見せて十両優勝。
おめでとうございます!
優勝インタビューの素っ気なさに、師匠の高田川イズムを感じた。

心の中では大喜びしていてほしい
千秋楽の幕内土俵入りは40分遅れ。
高速で取り組みが進んでいった。
三賞のかかる取り組みが多い。
「今日勝てば」ばっかりじゃないか。選考委員会のケチ!
幕内最高齢、髙安の敢闘賞はうれしい。
琴栄峰は初の敢闘賞。
美しい四股に注目が集まるが、それ以上にメキメキと強くなって大注目の11勝4敗。
琴栄峰と安青錦と藤ノ川(当時は若碇)って、十両昇進が一緒だったなー(令和6年九州場所)
いいライバルは宝。
「今日勝てば」の殊勲賞と勝ち越しと来場所の三役がかかった一番を藤ノ川がものにした。
ここ一番にかける集中力にしびれる。
甲山親方(お父さん)の
「よっしゃー!」が聞こえるわー。
大栄翔は久々の二桁勝利。
よっしゃーっ!

1年で三賞全部受賞
はあー。
今場所は、大変な場所だった。
テレビで見てるだけなのに。
関脇安青錦は11日目に10勝。大関復帰を決める。
土俵下では毎日足が痛そうだった。
大関琴櫻は13日目に8勝目をあげてカド番脱出。
途中連敗したので、どうなることかと思った。
ヤキモキさせるのは佐渡ケ嶽親方(お父さん)譲り?
千秋楽を迎えても優勝の行方はわからなかった。
安青錦が先行して、勝てば優勝だったが、本割で熱海富士に負けた。
熱海富士は大関を目指せる関脇に大成長。0点なんかじゃない。
琴風さんにベタ褒めされる熱海富士。100点の熱海富士。
結び前の大関対決は霧島勝利で、さあ大変。
熱海富士、安青錦、霧島が12勝3敗で並び、優勝決定巴戦となった。
決定戦に次ぐ決定戦。
6時に終わらなさそう!
巴戦は、2番連続して勝って決着する。取り組み順はくじ引きで決める。
最初の取り組みで勝った力士が優勝の確率が高いらしい。
熱海富士が霧島に勝って、優勝に王手!
と、思ったら、次は安青錦が熱海富士を寄り切り逆王手。
霧島が再び土俵に上がる。
安青錦が低い姿勢で霧島に頭をつける。
外掛けも出た?
安青錦が寄り切り、両者共に土俵下に転がり落ちた。
軍配安青錦!
安青錦3回目の優勝。
「痛みに耐えて、よくがんばった!感動した!」
という土俵上の名言(2001年5月)があるけど、そう言いたくなる優勝だった。
安青錦関おめでとうございます。
けがが治りますように。
横綱への足音が聞こえる。

さあこれから、という時にけがで長期離脱を余儀なくされる力士を思うと心が痛むが、また戻ってきてくれるのを待つだけ。
どんな番付にも物語がある。
番付上位の重圧に下位からの追い上げ。
各段のベテランも若手もひとつの土俵を見つめて応援はやめられない。
力士じゃなくても人の底力っちゅうもんがあると信じてまた来場所!
