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そのメガネ、重く感じていませんか?メガネ屋さんが教える「最高の掛け心地」を見つけるコツ


「メガネをかけていると、なんとなく頭が重くなる…」

「鼻にクッキリ跡がついて痛い…」

「ふとした瞬間に、メガネがズルッと下がってくる…」

みなさん、こんにちは!メガネを愛して20年以上、そして今もお店でお客様のメガネ選びやお悩みをサポートしているメガネアドバイザーです。

お店に立っていると、「自分に似合うメガネがわからない」というご相談と同じくらい、「かけていて疲れないメガネってどう選べばいいの?」という声をよくいただきます。

実は、デザインと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが「フィッティング(掛け具合の調整)」なんです。どんなにお気に入りの素敵なフレームでも、掛け心地がしっくりこないと、次第に使わなくなってしまうことも…。

「メガネって、掛け直せばどれでも快適になるんじゃないの?」と思われがちですが、実はフレームの形や素材によって「しっかり調整できるメガネ」と「調整が難しいメガネ」があるんです。

今回は、お店での体験や私自身の失敗談も交えながら、毎日がぐっと快適になる「最高の掛け心地」の秘密をお話ししていきますね。大丈夫、ポイントさえ知っておけば、誰でも自分にぴったりの快適なメガネに出会えますよ!

第1章:なぜか疲れる…その原因は「メガネの掛け具合」かも?

メガネをかけていて「疲れやすいな」と感じたとき、真っ先に「度が合っていないのかな?」と思う方は多いですよね。もちろん度数も大切ですが、実は「掛け具合のズレ」が原因になっていることがとても多いんです。

メガネの位置がほんの数ミリずれているだけでも、私たちの目や身体には小さなストレスが積み重なっていきます。

メガネがズレると、目の中で何が起きているの?

メガネのレンズには、一番きれいに見える「中心(光学中心)」があります。そして、あなたの目の黒目の位置にも当然中心がありますよね。

フィッティングがぴったり合っている状態では、レンズの中心と黒目の中心がまっすぐ重なっています。ところが、メガネが鼻から滑り落ちたり、傾いたりしていると、黒目がレンズの端っこを通ってモノを見ることになります。

例えるなら、「度数の違うレンズをのぞき込んでいる」ような状態になってしまうのです。目はずれた焦点を合わせようとして、無意識のうちにずっと筋トレをしているような状態になり、これが目の疲れや頭の重さにつながってしまいます。

鼻の痛さや耳の裏の痛み

「鼻に赤くクッキリと跡が残って痛い」「夕方になると耳の裏がツーンと痛む」というのも、代表的なフィッティングのSOSです。

これらは、メガネの重さが1箇所に集中してしまっているサイン。本来、メガネの重さは「鼻」と「左右の耳」の合計3カ所で均等に分散して支えるのが理想です。バランスが崩れると、特定の場所だけに負担がかかって痛みが生まれてしまいます。

「メガネってこんなものなのかな…」とガマンしてしまう方もいらっしゃいますが、決してそんなことはありません。正しく調整すれば、まるで身体の一部になったかのように軽やかにかけられるようになりますよ。

第2章:私の失敗談〜見た目だけで選んで大後悔した話〜

ここで少し、私自身の恥ずかしい失敗談をお話しさせてください。

今でこそ「プロ」としてみなさんにアドバイスをさせていただいていますが、昔は私も「見た目のデザイン」だけでメガネを選んで大失敗したことがあります。

一目惚れして買ったクラシックな金属フレーム

20代のころ、どうしても欲しかった海外ブランドのクラシックな金属フレームがありました。レトロで落ち着いた雰囲気があって、「これをかけたら絶対にカッコいいはず!」と一目惚れ。お店で試着したときも、鏡を見て「うん、最高!」と大満足で購入しました。

ところが…いざ日常で使い始めてみると、大変なことが起きました。

そのフレームは、外国人の骨格に合わせて作られたアジアンフィットではないタイプで、鼻あてのパーツ(パット)の幅が広く、私の鼻の形には全く合っていなかったのです。

歩くたびにズレ落ちる日常

歩くたびにズルッ、下を向いて作業をするたびにズルッ。5分に1回は指でメガネを持ち上げる状態でした。

「せっかく買ったんだから!」と無理して1日中かけていたのですが、夕方になると鼻の付け根が赤く腫れあがり、ひどい頭痛までしてくる始末。「好きなデザインなのに、かけるのが辛い…」と、本当に悲しい気持ちになりました。

後からお店の先輩に調整してもらい、なんとか快適にかけられるようになりましたが、あのとき痛感したのは「どれだけ見た目が好みでも、自分の骨格に合っていない・調整できないメガネは、毎日を辛くしてしまう」ということでした。

みなさんには、私と同じような悲しい思いをしてほしくありません。だからこそ、「掛け具合を調整できるかどうか」という視点を、ぜひ知っておいてほしいのです。

第3章:調整しやすいフレーム・しにくいフレームの見分け方

メガネには、お店でスタッフが細かく形を変えてお顔に合わせられる「調整しやすいフレーム」と、構造上「調整できる範囲が限られているフレーム」があります。

お店でメガネを選ぶときに、ここをチェックしておくだけで失敗をグッと減らせますよ!

1. 調整がしやすいフレームの特徴

調整が得意なフレームのポイントは、ズバリ「鼻あて(パット)と耳にかかる部分(テンプル)」の素材と構造です。

 ・ クリングスタイプの鼻あて(金属の足がついているタイプ)

   鼻あて部分が金属の細いロー付け(足)で固定されているタイプです。この足の部分を専用の工具で上下左右・角度まで微調整できるため、お鼻の高さや傾きに合わせてぴったりフィットさせることができます。

 ・ 耳にかかる部分が金属、またはしなやかな樹脂になっている

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