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強度近視さんの「目が小さくなる」を解決。​現役店員が教える、輪郭が歪まないフレーム選びのコツ

こんにちは!

眼鏡店での勤務を続けながら、自分自身も20年以上、眼鏡と一緒に人生を歩んできました。強度近視の私は、初めて作った眼鏡をかけた自分を鏡で見て、「目が豆粒みたい……顔の輪郭も歪んでる……」と、自分の顔が別の何かに変わってしまったような気がして、すごくショックを受けたんです。外に出るのが嫌になって、無理をしてコンタクトを長時間つけ、目を真っ赤にしていた時期もありました。

だから、コンタクトが辛くなって外したくなっても「眼鏡姿の自分には自信が持てない」と悩んでいるあなたの気持ち、本当によく分かります。でもね、大丈夫ですよ。眼鏡選びには、ちょっとした「理屈」と「コツ」があるんです。それさえ知れば、目が小さくなる悩みはぐっと軽くなります。

今日は、強度近視の私たちが笑顔で過ごせるようになるための「素敵な眼鏡選び」を、全6章でお話ししますね。※この記事にはAmazonアソシエイトのリンクが掲載されています。

第1章:なぜ眼鏡をかけると「目が小さく」見えるの?


まずは、どうしてあんなに目が小さく、顔が歪んで見えてしまうのか、その理由を優しく紐解いていきましょう。

近視のレンズは、中心が薄く、外側に向かって厚くなっていく「凹(おうとつ)レンズ」という形をしています。このレンズには、光を広げる性質があり、その副作用として「レンズ越しに見えるものを小さく映す」という特徴があるんです。

さらに、度数が強くなればなるほど、レンズの端っこの「厚み」が増します。この厚い部分が、顔の輪郭を内側にグイッと入り込ませてしまい、あの独特のカクッとした歪みを生んでしまうんですね。

私が昔やってしまった失敗は、「顔を隠したいから、なるべく大きなフレームを選ぼう」としたことでした。でも、これは逆効果なんです。フレームが大きければ大きいほど、レンズの「一番分厚くて歪みが強い部分」をたくさん使うことになってしまうからなんです。

 

第2章:レンズの厚みを消す「黄金比」の選び方


眼鏡店で「一番高い(屈折率の高い)レンズにしましょう」と勧められたことはありませんか? もちろん、良いレンズを選ぶのは一つの手ですが、実はそれ以上に大切なのが「フレームのサイズ選び」なんです。

ここで、強度近視さんが劇的に綺麗に見える「黄金比」の数値をお伝えします。

 レンズの横幅:45mm〜49mm

 ブリッジ(左右のレンズをつなぐ鼻の部分)の幅:20mm〜24mm

このサイズ感を意識するだけで、仕上がりは驚くほど変わります。イメージとしては、大きなピザの「一番分厚い耳(端っこ)」を切り落として、真ん中の「一番薄い部分」だけを贅沢に使うような感覚です。ちなみにフレームには刻印がされておりそこをみるとレンズ幅、ブリッジのサイズがわかります。
55→レンズの横幅サイズ(単位はmm)
18→ブリッジサイズ(単位はmm)
ちなみに140はテンプルといって横のつるの部分の長さです。

レンズの横幅が小さければ小さいほど、厚みも、重さも、そして顔の歪みも劇的に減らすことができます。「そんなに小さいフレームで大丈夫?」と思うかもしれませんが、最近はデザイン性の高い小さなフレームがたくさん出ています。これこそが、レンズの厚みを消すための最大の秘策なんです。

第3章:目を大きく見せる「距離」の重要ポイント

フレームが決まったら、次に大切なのが「目とレンズの距離(頂間距離)」です。

理科の実験で使う虫眼鏡を思い出してみてください。見たいものに近づけるか、遠ざけるかで、見え方や大きさが変わりましたよね。眼鏡も同じで、「レンズをできるだけ目に近づける」ほど、目は大きく見え、輪郭の歪みも少なくなります。

私がお店でフィッティング(調整)をする時は、まつ毛が触れないギリギリのところまでレンズを下げて、目に近づけるように細かく調整します。これだけで、鏡を見た時のお客様の表情がパッと明るくなるんですよ。

ここで一つ、選び方のコツがあります。それは、「クランク状の金具がついた鼻パッド(鼻あて)」があるフレームを選ぶことです。フレームと一体型になっている鼻あてだと、この「近づける調整」が難しくなります。自由に動かせる鼻パッドがあれば、あなたの顔立ちに合わせて、目が一番大きく見える位置にピタッと合わせることができるんです。

第4章:田舎の風景と、20本の眼鏡が教えてくれた楽しさ

私は今、山や田んぼに囲まれたのどかな場所で暮らしています。若い頃は「都会の洗練された自分」でいたくて、コンタクトで無理をしていましたが、今は20本の眼鏡たちと、この静かな暮らしを楽しんでいます。

「今日は近所を散歩するから、肌なじみの良いベージュの丸眼鏡」

「仕事で集中したいから、きりっとした細身のボストン型」

「雨の日は、気分を上げるために少し明るい色のフレーム」

そんな風に眼鏡を着替えるようになると、あんなに嫌いだった「眼鏡をかけている自分」が、なんだか「自分を大切にしている自分」に思えてきたんです。

20本も持っていると、眼鏡はただの道具ではなく、服やアクセサリーと同じ「自分を表現するパーツ」になります。「今日は眼鏡が可愛いから、アイラインは控えめでいいかな」なんて、引き算のオシャレを楽しめるようにもなりました。眼鏡は、あなたの表情を優しく彩るパートナーなんです。

第5章:鏡を見るのが少しずつ楽しくなるステップ

もし今、あなたが「眼鏡姿を見られるのが嫌だ」と感じていても、自分を責めないでくださいね。それはあなたが悪いのではなく、単に「今の眼鏡があなたに寄り添っていないだけ」なのです。

まずは、お家の中や、ちょっとしたお買い物から、新しい眼鏡を相棒にしてみませんか?

 色は「肌なじみ」を優先して:

   黒や濃い色は、レンズの厚みとのコントラストが強く出てしまいます。ベージュ、ブラウン、クリア(透明感のある)カラーは、肌に溶け込んでレンズの存在感を優しくしてくれます。

 形は「丸み」のあるものを:

   少し丸みのあるデザインは、強度近視特有の「輪郭の段差」を視覚的にごまかしてくれます。

ほんの少しのサイズ選びと、丁寧な調整。これだけで、コンタクトを外した時の解放感は、そのまま「自信」に変わります。

第6章:初心者が「まずこれを揃えれば安心」ガイド

最後に、私が眼鏡店員の視点で選んだ、「強度近視さんがまず手に取るべきアイテム」をまとめました。

1. 理想のフレーム:小ぶりな「ボストン」や「ラウンド」

Amazonなどで探す際は、「眼鏡 フレーム ボストン 46」(46はサイズ)などのキーワードで検索してみてください。

ブランド例で言うと、「Zoff(ゾフ)」や「JINS(ジンズ)」の中にも、強度近視向けの「レンズが厚くなりにくい小ぶりなシリーズ」が展開されています。店舗で実物を見る際は、店員さんに「レンズの横幅が49ミリ以下のものはありますか?」と聞いてみてくださいね。

2. 調整がしやすい「鼻パッド付き」

前述した通り、金属の足がついた鼻パッドのものを選びましょう。これが「目を大きく見せる調整」の命綱になります。

3. 清潔感を保つケア用品

眼鏡を素敵に見せる一番の秘訣は、レンズを常にピカピカにしておくことです。曇りや指紋は、それだけで疲れた印象を与えてしまいます。

 おすすめケアグッズ:

    メガネのシャンプー 除菌EX:泡をかけて水で流すだけ。ゴシゴシ拭かないのでレンズを傷つけず、毎日新品のような透明感が保てます。

   小林製薬 メガネクリーナふきふき:外出先でサッと拭ける個包装タイプ。レンズの汚れを落とすと同時に、視界も心もパッと明るくなります。

「今日の眼鏡姿、ちょっといいかも」。

そう思える日が来るのを、私は心から願っています。ゆっくり一緒にあなたにぴったりの1本を見つけていきましょうね。

ありがとうございました


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