スマホ時代の新常識?ブルーライトカットメガネの「意味があるの?」を解説│小児への対策
スマホ時代の新常識?ブルーライトカットメガネの本当のところ
こんにちは!眼鏡店で働きながら、自分自身も20年以上メガネと一緒に過ごしている「青の人」です。集めたメガネは気がつけば何本にもなっていて、毎朝「今日はどれを相棒にしようかな」と選ぶのが毎日の楽しみになっています。
でも、最初からメガネが大好きだったわけではありません。昔は「なんだか似合わないな」「選ぶのが難しいな」と苦手意識を持っていた時期もありました。だからこそ、お店に足を運んでくださるみなさんの「なんとなく不安な気持ち」が本当によく分かります。大丈夫ですよ、お一人で悩まずに、お洋服を選ぶようなワクワクする気持ちで、一緒にぴったりのメガネを探していきましょうね。
さて、今日お店のカウンターでみなさんとお話ししたいテーマは、最近よく耳にする「ブルーライトカット」についてです。
「スマホをよく見るから入れた方がいいのかな?」
「でも、本当に意味があるの?」
そんな風に「なんとなく」気になっているけれど、いまひとつ一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。今回はその仕組みや、私自身のちょっとした失敗談、そして毎日の生活が少しだけ快適になるヒントを、分かりやすくお伝えしていきますね。※この記事にはAmazonアソシエイトのリンクを掲載しています。
第1章:そもそも「ブルーライト」ってなぁに?
まずは、敵(?)の正体を優しくひも解いていきましょう。ブルーライトと聞くと、なんだかスマホやパソコンの画面からだけ出ている特別な光のようなイメージがありますよね。でも実は、私たちが毎日浴びている太陽の光の中にも、しっかりと含まれているごく身近な光なんです。
光にはいろいろな色がありますが、人間の目に見える光(可視光線:かしこうせん)の中で、もっともエネルギーが強くて元気な光が「青色の光」、つまりブルーライトです。
この光は波長がとても短くて、空気中のチリなどにぶつかるとあちこちに散らばりやすいという性質を持っています。お天気の良い日に空が青く見えるのも、このブルーライトが空気中でパチパチと散らばっているからなんですよ。
太陽の光に含まれるブルーライトは、私たちの体に「朝ですよ!起きてください!」と伝えてくれる大切な役割を持っています。だから、ブルーライトそのものが完全に悪いものというわけではありません。
問題なのは、現代の私たちが「スマホやパソコンを通じて、夜遅くまで、しかも目のすぐ近くでこの強い光を見つめ続けていること」なんです。体としては「もう寝る時間なのに、まだお昼なのかな?」とビックリしてしまいますよね。この、デジタルデバイスとの付き合い方が増えたからこそ、ブルーライトが注目されるようになりました。
第2章:ブルーライトカットレンズの「2つの仕組み」
「じゃあ、メガネのレンズはどうやってその光を防いでいるの?」と思いますよね。お店で扱っているブルーライトカットのレンズには、大きく分けて2つの仕組みがあります。それぞれの特徴を、分かりやすくお伝えしますね。
ひとつ目は、レンズの表面に特殊なコーティングを施して、ブルーライトを「反射」させてカットするタイプです。
メガネを光にかざしたときに、表面が青色や紫色っぽくキラリと光るのを見たことがありませんか?それがこのタイプです。レンズ自体は比較的透明に近いので、お仕事用などで「あまりメガネに色をつけたくないな」という方にとても人気があります。
ふたつ目は、レンズの素材そのものにブルーライトを吸収する成分を練り込んで、光を「吸収」してカットするタイプです。
こちらは光を反射させない代わりに、レンズがほんのりと肌色や薄い茶色っぽく見えるのが特徴です。画面を見たときのチカチカ感を和らげる力が比較的強いので、長い時間じっくりパソコンに向き合うクリエイターの方などに好まれています。
どちらのタイプも、目に入ってくる強い青色の光を上手にパチッと遮断(しゃだん)して、目まで届く量を減らしてくれる工夫が詰まっています。
第3章:現役店員が語る!私のブルーライト失敗談
ここで、私の恥ずかしい失敗談をひとつお話しさせてください。まだ私が眼鏡店で働き始めて間もない頃、とにかく最新の機能がついたメガネが欲しくて、あまり深く考えずに「一番カット率が高い、少し色がついたブルーライトカットレンズ」でメガネを作ったんです。
「これで目が守られるぞ!」と大喜びで使い始めたのですが、ある日、趣味のイラストをパソコンで描いていたときに事件が起きました。自分では「とっても綺麗な、淡いクリーム色の背景」を描いたつもりだったんです。ところが、メガネを外して仕上がりを見てみたら……なんと、思ったよりもずっと濃い黄色になっていました。
ブルーライト(青色の光)をたくさんカットするということは、裏を返せば「黄色っぽい光が多めに目に入る」ということになります。そのため、レンズ越しに見る世界が、全体的にほんのり温かみのある色合いに変化するんですね。
色の変化に気づかないまま作業をしてしまった私は、自分のイメージと違う色合いにビックリしてしまいました。それ以来、「ただカット率が高ければいいというわけじゃないんだな。使うシーンに合わせることが一番大切なんだ」と身をもって学びました。
みなさんには、私と同じような失敗をしてほしくありません。だからこそお店では、「普段どんなお仕事をされていますか?」「趣味で色を扱うことはありますか?」と、毎日の過ごし方を丁寧にお伺いするようにしています。
大切なお子さんの目とブルーライトの、少し特別なお話
ここで、小さなお子さんの目がブルーライトカットとどう付き合うべきか、という大切な豆知識をひとつお伝えさせてください。
最近は、お子さんがタブレットで勉強したり、スマホで動画を見たりする機会も増えましたよね。「子供の目にもブルーライトカットを入れた方がいいのかな?」と心配されて、お店にご相談に来られる親御さんもたくさんいらっしゃいます。
実は、子どもの目の発達において、太陽の光(ブルーライトを含む自然な光)を浴びることは、目の成長や体のリズムを整えるためにとても大切なことだとされています。そのため、日本の眼科の専門医の団体からも、「成長期のお子さんが、日常生活でずっとブルーライトカットメガネをかけ続ける必要はない」という見解が出されているんです。
大人と同じように「いつでも、どんなときでもカットすれば安心!」というわけではないのが、少し意外で、難しいところですよね。
ですので、もしお子さんに使わせてあげたいなと思ったら、「一日中ずっとかける」のではなく、「夜、おやすみ前に少しだけタブレットを見るとき」や「オンライン授業で長い時間画面に集中するとき」など、時間を限定して上手に使ってあげるのがおすすめです。
お子さんの大切な目のことだからこそ、迷ったときはいつでもお店で私たちに聞いてくださいね。ご家族みんなが安心してデジタルライフを楽しめる方法を、一緒に考えていきましょう。
第4章:ぶっちゃけ「本当にあるの?」その効果と意味
お客様から一番多くいただく質問がこれです。
「本当に意味があるんですか?」「どのくらい効果を感じられますか?」
結論からお伝えすると、効果の感じ方には「とても個人差があります」。
科学的なお話を少しすると、ブルーライトカットメガネをかけることで、視力が急に良くなったり、目の疲れが完全にゼロになったりするわけではありません。
それでも、多くのお客様や私自身が実感している大きな利点は、「画面を見たときの『まぶしさ』や『チカチカ感』が和らいで、目がラクに感じる」ということです。
先ほどお話しした通り、ブルーライトは散らばりやすい性質を持っています。そのため、目が無意識のうちにピントを合わせようと頑張りすぎてしまい、それが「なんだか目がショボショボするな」という感覚につながることがあります。ブルーライトカットレンズは、その散らばる光を優しく抑えてくれるので、画面がすっきりと落ち着いた見え方になるんですね。
また、夜遅くにスマホを見るときに使うことで、強い光による刺激を抑え、おやすみ前のリラックスタイムをより穏やかに過ごせるようになった、というお声もよく伺います。
「劇的な変化」を期待しすぎると「あれ?」と思ってしまうかもしれませんが、「毎日夕方になると画面を見るのがツラかったのが、なんだか少し穏やかに過ごせるようになった気がする」というような、日々の暮らしにそっと寄り添ってくれる優しい安心感、それがブルーライトカットの意味だと私は思っています。
第5章:あなたはどっち?おすすめの選び方チェック
「私には必要なのかな?」と迷ってしまいますよね。そこで、お店でいつもお客様と一緒にチェックしている簡単な目安を作ってみました。ご自身がどちらに近いか、ぜひお気軽に考えてみてくださいね。
ぴったりおすすめな人
・お仕事で毎日5時間以上、パソコンの画面を見つめている
・夕方になると、画面がまぶしく感じたり、目がショボショボしてくる
・ ベッドに入ってから、電気を消した部屋でスマホを見る習慣がある
・ 普段から「なんとなく目が疲れやすいな」と感じている
このような方は、ブルーライトカットを取り入れることで、毎日のデスクワークやリラックスタイムが今よりもきっと快適になりますよ。
少し慎重に選んだ方がいい人
・ お仕事や趣味で、イラストのデザイン、写真の編集、お洋服の色チェックなど「正確な色」を扱う
・ メガネをかけたときの見た目で、レンズが青く反射したり、少し黄色っぽく見えたりするのが苦手
色を大切にしたい方は、カット率をあえて低めの「10%〜20%程度」の透明感が高いタイプにするか、あるいはパソコン作業をしないときは普通のメガネに掛け替える、といった工夫をするのがおすすめです。
お店では、実際にレンズの見本を目にかざして、「このくらいの色味になりますよ」「画面を見たとき、まぶしさがこう変わりますよ」と体験していただくことができます。遠慮せずに、いくらでも試してみてくださいね。
第6章:毎日のデジタルライフが楽しくなるステップ
メガネは、ただ「見えやすくするもの」だけではありません。お気に入りの1本が見つかると、朝起きてそれをかけるだけで「よし、今日も頑張ろう!」と、少しだけワクワクした気持ちになれる素敵なアイテムなんです。
もしブルーライトカットメガネを試してみたいと思ったら、まずはこんなステップで気軽に進めてみてください。
1. 「いつ一番使いたいか」をイメージしてみる
「会社でのパソコン用」「お家でのスマホ・ゲーム用」など、使う場面を決めておくと、レンズのタイプやフレームのデザインがぐっと選びやすくなります。
2. お店のスタッフに「スマホをよく見るんです」と伝えてみる
それだけで、私たちアドバイザーは「それなら、こんなレンズがありますよ」「このフレームなら軽いので、お仕事中も耳が痛くなりにくいですよ」と、みなさんの生活に合わせた提案がたくさんできるようになります。
3. 度が入っていなくても、お出かけ用じゃなくても大丈夫
「目が悪くないのに眼鏡店に行ってもいいのかな?」と心配される方がいますが、全く気にしなくて大丈夫です!度が入っていない「伊達(だて)メガネ」として、目の保護用やおしゃれ用で作られるお客様もたくさんいらっしゃいます。
ブルーライトカットという選択肢を取り入れることで、「画面を見る時間が、ちょっと快適なお気に入りの時間になる」。そんな風に、毎日の日常が少しでも楽しくなるヒントになれば、これほど嬉しいことはありません。
最初は分からないことばかりで当たり前です。じっくり時間をかけて、あなたに一番寄り添ってくれる素敵なメガネを一緒に見つけていきましょうね。いつでもお店でお待ちしています。
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