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午後6時でも40度なのに25%で助かる

午後6時なのに、外はまだ40度だ。

AvisoPROCIVから高温注意のSMSが携帯に届いた。AvisoPROCIVはポルトガルの公共警報システムで、重大な事故や災害が発生しやすい地域にいる市民にメッセージを送信する。前回の注意報は、今年2月の大雨で各地に洪水が発生したときだった。

けれども、外は確かに40度らしく暑いのだが、シャッターを下ろして外気や日光が入らないようにした暗い部屋の中では、エアコンがなくても意外と快適に過ごせている。トフも涼しい場所を探して床でごろごろと場所を移動しながら、でも気持ちよさそうに寝ている。もしかしたら暑いかなと思って冷たいタオルで体をくるんで冷やしてやったのに、その後で暑いはずのベランダにわざわざ出て日向ぼっこをしていた。

これは湿度が25%だからなのだろう。湿気の影響は本当に大きい。

ごろごろと移動しながらあちこちで寝てるので、踏まないように注意しないといけない

今日は早朝にジムへ行くだけで一日中外出しないつもりだったのに、アズレージョ(ポルトガルのタイル)の先生からメッセージが入る。シニア大学の「美術系」クラスが、絵や写真、手芸品、陶芸などを展示する展覧会が金曜日から市のオーディトリアムで始まり、我らアズレージョのクラスも作品を展示するので、自分の作品を持ってくるようにとのことだった。

オーディトリアムのある市民公園は家から徒歩20分ほどで遠くはないのだが、暑くて嫌だなあと思いながら日傘を持って家を出た。ところが、この街はテジョ川に近くて大西洋も近いせいか、風がちょっと強くて心地よい。日傘をさして日陰だけをたどるように川辺り歩いていくと、風が気持ちよくて思わずうとうとっとしてしまうほどだった。(でも一歩日向に踏み出して直射日光にあたると一気に焼かれる。)

作品を渡して展示の準備は皆さんに任せて帰宅する。去年までは日傘をさしているのは私だけだったのに、今年はすでに3人も見かけた。一昨年、「日傘はこんなに快適なのに誰も使っていない。いずれ価値に気づく日が来るはずだから、日本からおしゃれな日傘を輸入するビジネスもいいのでは」と思ったが、本当にいいかもしれない。

展示の準備をする先生とクラスメート達

予報では、あと1週間は37度以上の日が続くらしい。このまま湿度が25%なら、なんとか乗り切れそうな気がしてきた。万が一のときは、濡れタオルを体に巻いて扇風機に当たるという、学生時代にインドをバックパッカーで貧乏旅行したときに何度も助けられた技も使えば、エアコンなしでも大丈夫そう。

……とはいえ、まだ7月が始まったばかりというのは怖い。もちろんトフの散歩は中止した。