『華のない私へ』
「華のない私へ」
私には華がない
誰の目にも 映えない色をしている
人混みの中で
咲く花たちの香りに
胸をすこしだけ痛めながら
足もとを見て歩く
けれどある日 気づいたの
道端の石のかげで
小さく息づく草にも
ちゃんと朝日が届いていたことを
誰かに見られなくても
誰にも褒められなくても
私は私の形で
生きている
風にそよぐたび
少しだけ音をたてて
静かな勇気を奏でている
そう、華がなくてもいい
私の中に
やさしさという灯があるのなら
それだけで
今日を照らしていける
By MakoCafe
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