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エニアグラムの「ウイング」とは?

https://note.com/everyday_punpun/n/n63882479f0ba

エニアグラムについてはこちら☝

エニアグラムには9つの基本タイプがありますが、実際の人間は「タイプ1そのもの」「タイプ5そのもの」と、きれいに一色で出るわけではありません。

そこで出てくるのが、ウイングという考え方です。

ウイングとは、簡単に言うと、基本タイプの隣にあるタイプの影響です。
たとえばタイプ5の場合、隣にあるのはタイプ4とタイプ6です。

なので、タイプ5の人は、
5w4
または
5w6
のように表されます。

この「w」は wing の略です。
読み方は「ファイブ・ウイング・フォー」「ごウイングよん」みたいな感じです。

ウイングは「別タイプになる」という意味ではない

大事なのは、ウイングはあくまで補助的な色だということです。

たとえば 5w4 は、タイプ4ではありません。
基本はタイプ5です。
中心にある欲求や恐れはタイプ5のままです。

タイプ5なら、根っこには、
「理解したい」
「自分の領域を守りたい」
「無力でいたくない」
「世界に巻き込まれすぎたくない」
という感覚があります。

そこにタイプ4の影響が入ると、知識や分析に加えて、個性、感情、美意識、孤独感、自己表現の色が強くなります。

だから5w4は、研究者っぽさに、芸術家っぽさが混ざるような感じです。

一方で 5w6 なら、タイプ5の知的探究に、タイプ6の慎重さ、安全確認、疑い深さ、実務性が混ざります。

つまり5w6は、研究者っぽさに、検証者・戦略家っぽさが混ざるような感じです。

ウイングは「基本タイプの味付け」

エニアグラムの基本タイプを「主食」だとすると、ウイングは「味付け」です。
同じタイプでも、ウイングが違うとかなり印象が変わります。

たとえば同じタイプ3でも、
3w2 は、人に好かれることや魅力的に見えることを使って成功しようとする。

3w4 は、自分だけの個性や特別感を使って成功しようとする。

どちらもタイプ3なので、根っこには、価値を証明したい、成果を出したい、認められたいがあります。

でも、表れ方が違います。
3w2は「人から愛される成功者」っぽくなりやすい。
3w4は「唯一無二の才能ある人」っぽくなりやすい。

このように、ウイングは基本タイプの性質を少し変化させます。

各タイプのウイングざっくり説明

タイプ1のウイング

1w9
タイプ1の正しさに、タイプ9の穏やかさが混ざります。
理想主義的で、落ち着いていて、静かに正しさを守ろうとするタイプです。
怒りを直接ぶつけるより、黙って距離を取ったり、静かに改善しようとしたりします。
静かな改革者という感じです。

1w2
タイプ1の正しさに、タイプ2の世話焼きが混ざります。
「正しくありたい」に加えて、「人の役に立ちたい」が強くなります。
教育、支援、指導、面倒を見ることに向きやすいです。
ただし、人のためを思っているからこそ、少しお説教っぽくなることもあります。
人を導きたい改革者という感じです。

タイプ2のウイング

2w1
タイプ2の優しさに、タイプ1の正しさが混ざります。
人を助けたいだけでなく、ちゃんとした形で支えたい、正しく役に立ちたいという感覚があります。
面倒見がよく、責任感も強いです。
一方で、「私はこんなに正しく尽くしているのに」となりやすい面もあります。
献身的な支援者という感じです。

2w3
タイプ2の優しさに、タイプ3の魅力や社交性が混ざります。
人から好かれたい、愛されたい、魅力的に見られたい気持ちが強くなります。
明るく、人懐っこく、場を盛り上げるのが得意な人も多いです。
愛され上手なサポーターという感じです。

タイプ3のウイング

3w2
タイプ3の達成欲に、タイプ2の人懐っこさが混ざります。
成功したいだけでなく、人から好かれながら成功したいタイプです。
対人魅力、サービス精神、愛嬌、社交性が出やすいです。
人気者タイプの成功者という感じです。

3w4
タイプ3の達成欲に、タイプ4の個性が混ざります。
ただ成功するだけでなく、「特別な存在として認められたい」という感覚が強くなります。
美意識、表現力、独自性、ブランド感を大切にしやすいです。
唯一無二を目指す成功者という感じです。

タイプ4のウイング

4w3
タイプ4の個性に、タイプ3の達成欲が混ざります。
自分らしさを表現したいだけでなく、それを人に認められたい気持ちも強くなります。
芸術、表現、創作、ファッション、ブランディングなどに向きやすいです。
表現者・アーティストタイプという感じです。

4w5
タイプ4の個性に、タイプ5の内省や分析が混ざります。
感情をただ表に出すというより、深く掘り下げて、自分の内面世界を探ろうとします。
孤独、哲学、創作、研究、美意識に向かいやすいです。
洞窟にこもる詩人・哲学者という感じです。

タイプ5のウイング

5w4
タイプ5の知的探究に、タイプ4の個性や感情の深さが混ざります。
知識を集めるだけでなく、そこに意味や美しさ、自分だけの解釈を求めます。
孤独感、創作性、独自の世界観が出やすいです。
哲学者・研究者・隠者アーティストという感じです。

5w6
タイプ5の知的探究に、タイプ6の慎重さや検証力が混ざります。
情報を集め、分析し、危険を予測し、確実性を高めようとします。
理論、技術、システム、調査、専門分野に強くなりやすいです。
分析官・専門家・戦略家という感じです。

タイプ6のウイング

6w5
タイプ6の不安や安全確認に、タイプ5の分析力が混ざります。
慎重で、疑問を持ち、調べてから動きたいタイプです。
信頼できる根拠や知識があると安心します。
用心深い分析者という感じです。

6w7
タイプ6の安全確認に、タイプ7の明るさや社交性が混ざります。
不安はあるけれど、人と話したり、楽しい方向を見たりして安心しようとします。
親しみやすく、仲間意識が強く、場を和ませることもあります。
明るい心配性という感じです。

タイプ7のウイング

7w6
タイプ7の楽しさや自由さに、タイプ6の仲間意識が混ざります。
明るく、親しみやすく、人と一緒に楽しいことをしたいタイプです。
不安を感じても、笑いや予定や人とのつながりで乗り越えようとします。
陽気な冒険者という感じです。

7w8
タイプ7の自由さに、タイプ8の強さや勢いが混ざります。
楽しいことを追いかけるだけでなく、自分の欲しいものを力強く取りに行きます。
大胆で、行動力があり、エネルギッシュです。
パワフルな自由人という感じです。

タイプ8のウイング

8w7
タイプ8の強さに、タイプ7の陽気さや冒険心が混ざります。
力強く、豪快で、勢いがあります。
欲しいものを取りに行く力が強く、リーダーシップも出やすいです。
豪快な挑戦者という感じです。

8w9
タイプ8の強さに、タイプ9の落ち着きが混ざります。
強いけれど、むやみに騒がないタイプです。
自分の領域や大切な人を守る力があり、どっしりしています。
怒ると怖いけれど、普段は意外と静かだったりします。
静かな守護者という感じです。

タイプ9のウイング

9w8
タイプ9の穏やかさに、タイプ8の強さが混ざります。
普段はのんびり穏やかですが、自分や大切な人の平和が脅かされると強く出ます。
受け身に見えて、芯はかなり強いことがあります。
穏やかな番人という感じです。

9w1
タイプ9の平和さに、タイプ1の正しさが混ざります。
穏やかで、礼儀正しく、きちんとしていたいタイプです。
対立を避けながらも、内側には「こうあるべき」という理想があります。
静かな理想主義者という感じです。

ウイングを見るときのポイント

ウイングを見るときは、「どちらのタイプに似ているか」だけで判断するより、基本タイプがどちらの隣の力を借りているかを見ると分かりやすいです。

たとえばタイプ5なら、5w4は、感情・美意識・孤独・個性の方向に寄る。

5w6は、検証・安全確認・論理・専門性の方向に寄る。

つまり、どちらも5だけど、
5w4は内面世界に潜る5
5w6は現実を検証する5
という違いがあります。

まとめ

ウイングとは、基本タイプに隣のタイプの色が混ざることです。  
基本タイプが「なぜそうするのか」という根っこの動機だとしたら、ウイングは「どんな雰囲気でそれが表れるか」を決めます。

タイプは骨格。
ウイングは表情。

だからエニアグラムを見るときは、まず基本タイプを見て、そのあとにウイングを見ると分かりやすいです。

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